アンダスタンド・メイビー(下) の商品レビュー
藤枝黒江という主人公の半生、中学生から20代前半までを描いた物語。 上下巻の長編。 あらすじを見て、もっと健全な青春モノかと思ってたのに大違い。 これは読む人を選ぶ作品だろうなー。 そして、わたしには全く合わなかったです。 主人公も、その母親も、関わってくる男たちも到底理解できな...
藤枝黒江という主人公の半生、中学生から20代前半までを描いた物語。 上下巻の長編。 あらすじを見て、もっと健全な青春モノかと思ってたのに大違い。 これは読む人を選ぶ作品だろうなー。 そして、わたしには全く合わなかったです。 主人公も、その母親も、関わってくる男たちも到底理解できない人ばかり。 感情移入なんて全然出来なかったよ。 このレビューで間違えないで欲しいのは、 わたしはこの物語を貶してるわけではないということ。 読む人にとっては傑作かもしれないとも思う。 ひょっとしたら似たような境遇の人もいるかもしれないし。 ただ、わたしには水が合わなかっただけ。
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どんなに理解して欲しても、決して男の人に言葉で伝えられないし、わかってもらえない事。それが書かれています。 他の人が何を考えているのか、全然わからなくて、何を信じたらいいのかもわからなくて、でも、あれの間だけは、確実に自分が必要とされているのがわかるから、そして、嫌われるのが怖...
どんなに理解して欲しても、決して男の人に言葉で伝えられないし、わかってもらえない事。それが書かれています。 他の人が何を考えているのか、全然わからなくて、何を信じたらいいのかもわからなくて、でも、あれの間だけは、確実に自分が必要とされているのがわかるから、そして、嫌われるのが怖いから、余程無理じゃなければ、人形になっているしかないとか、決して、男の人には理解出来ない、と思います。 でも、大した事じゃない、という事にしたいからするだけで、本当は、ただ一人の人に愛されて、とても大切にされたいだけなのにね。 そのくせ、本当は、酷い事を言いたくなんて無いのに、大切な人を傷つけずにはいられなかったり。 自分だけの神様が欲しかった、黒江と聖良が、すごくよくわかります。
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