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人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門 の商品レビュー

4.3

34件のお客様レビュー

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2024/01/18

イノベーションの理論。 カタカナの専門用語が多く登場するので、"抽象論"に終始しがちであるが、具体例を豊富に挙げてくれているので、読みやすい。 クリスタライジングやプロトタイピングは、「何言ってんだかなあ」という感じだったが、ダウンローディングは理解できる...

イノベーションの理論。 カタカナの専門用語が多く登場するので、"抽象論"に終始しがちであるが、具体例を豊富に挙げてくれているので、読みやすい。 クリスタライジングやプロトタイピングは、「何言ってんだかなあ」という感じだったが、ダウンローディングは理解できる。 テーマがテーマだけに、既存の概念の組み合わせとはなりえないので、理解が難しいのは必然。

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2023/12/24

ななめ読み読了。理路整然としているようでもちょっと都合よすぎな気もして、絵に描いた餅になりやすいのもうなずけちゃう。保留・静観ののちに見えてくる障壁を乗り越えるだけのカタルシスがあると決まってないし、現れてくるはずの何かがあるかどうかにセンスの必要性を感じる。 一方で、チャンスの...

ななめ読み読了。理路整然としているようでもちょっと都合よすぎな気もして、絵に描いた餅になりやすいのもうなずけちゃう。保留・静観ののちに見えてくる障壁を乗り越えるだけのカタルシスがあると決まってないし、現れてくるはずの何かがあるかどうかにセンスの必要性を感じる。 一方で、チャンスの来る前にすでに準備を整えておかなければチャンスを活かせるわけもなく、各段階に横たわる障壁を乗り越えるべく布石を敷いておくことは重要だ。その意味において受動的だというセンシング段階の前から保留・静観・内省の癖をつけておくことはいいかもしれない。とは思わせてくれた。

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2022/02/19

とっつきにくい 世の中には、①煩雑な問題と、②複雑な問題とがあり、U理論は②複雑な問題の解法であることが冒頭で提示されます。 PDCAを回して解決するものを「過去からの学習」といっています 解決方法があるもの、①煩雑な問題 ⇒ ジグゾーパズルの問題  対応していけばいずれ解決...

とっつきにくい 世の中には、①煩雑な問題と、②複雑な問題とがあり、U理論は②複雑な問題の解法であることが冒頭で提示されます。 PDCAを回して解決するものを「過去からの学習」といっています 解決方法があるもの、①煩雑な問題 ⇒ ジグゾーパズルの問題  対応していけばいずれ解決します。 本書が扱うのは、「出現する未来からの学習」といっています 解決困難なもの、②複雑な問題 ⇒ ルービックキューブの問題 相互依存関連があり、旧来の手法では解決することは困難です。 ②複雑な問題には3種類があって、それらが複合している場合もある ・ダイナミックな複雑性 ・社会的な複雑性 ・出現する複雑性 U理論の7つのステップは 1 ダウンローディング 2 観る 3 感じ取る 4 プレゼンシング 5 結晶化 6 プロトタイピング 7 実践 お互いに過去の枠組みからの認識から、出発していって、ひらめいたインスピレーションについて、仮説をたて、検証をおこなって、実行していくのがU理論になります。 目次は以下です。 第1章 人と組織が「頭を抱える問題」を解決する 第2章 U理論が起こすパラダイムシフト 第3章 本質的な変容を起こすU理論の7つのステップ 第4章 U理論の実践[個人編] 第5章 U理論の実践[ペア・チーム編] 第6章 U理論の実践[組織・コミュニティ編]

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2021/12/14

PDCAサイクルは過去からの学びであり、U理論は出現する未来からの学習。という書き方からか宗教的と言われるU理論。 個人的には、「ダウンローディング」「観る」を学ぶことこそ、U理論の目的である「人と組織の問題を劇的に解決する」ことができると感じた。 ◯U理論の概念 優れたリーダ...

PDCAサイクルは過去からの学びであり、U理論は出現する未来からの学習。という書き方からか宗教的と言われるU理論。 個人的には、「ダウンローディング」「観る」を学ぶことこそ、U理論の目的である「人と組織の問題を劇的に解決する」ことができると感じた。 ◯U理論の概念 優れたリーダーの「やり方」などに着目するのではなく、ブラックボックスになっている彼らの「内面のあり方」、 すなわち高度なパフォーマンスや変革が起こる際の「意識の変容」に着目している。 ◯ダウンローディング ダウンローディングとは、過去の枠組みや思い込みのこと。 例えば、人は誰でも、相手の属性に合わせて話題を変えたり、立場によって本音と建て前を使い分けたりします。 このように、私たちは日常生活を円滑にしたり、相手との衝突を避けたりするため、無意識のうちに過去の経験にとらわれた行動をとっているのです。 さらに、仕事が出来るようになると対話相手が会話し始めると、 「はいはい、結論はこうね」 「そんなことは関係ない」 「何を言ってるかわからない」 という風に、自分の過去の経験値から相手をシャットダウンしてしまいがち。 このような思い込みを自認して、自分を客観視しやすい状態を作っていく。 ◯観る ダウンローディングで明らかになった枠組みや思い込みを一度「保留」して、目の前の情報や事象を客観的に分析。 つまり、自分の考えは横において、まず情報をキャッチアップする。 ◯感じ取る 過去の枠組みにとらわれずに目の前の事柄に立ち向かうと、これまでになかった思考や直感を発見できる。 最初は混乱することもあるが、枠組みから外れて内面から生まれてくる新しい自分をすくい上げる。 ◯U理論の7つのステップ ステップ1 ダウンローディング ステップ2 観る(Seeing) ステップ3 感じ取る(Sensing) ステップ4 プレゼンシング(Presencing) ステップ5 結晶化(Crystalizing) ステップ6 プロトタイピング(Prototyping) ステップ7 実践(Performing) 正直、プレゼンシング以降はよくわからん。

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2020/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コーチングでは、相手と共有する「安全地帯」を醸成するために、まず「傾聴」が重要であるとする。それが第一のステップであると。「7つの習慣」でも、まず相手を理解してからでないと、こちらの言い分は聞いてもらえないと説く。 リーダーの立場の時間が長いとか、常に努力してきたと自負する人ほど、ステップ1の「ダウンローディング」の情報量が多いのでかえって[「自己欺瞞」にハマって次に進めなくなりやすい(進める気持ちが持てなくなる)と痛感した。「傾聴」スキルでも「思い込みをなくそう」と注意喚起はしているが、U理論は「ステップ1」として必ずこの手順を踏むことにした点が良い。これを確かめるには、ちゃんとステップ2「観る」ができているかどうかを意識しようと思った。 また、ここまでは自分の努力や心がけで進められるが、相手(組織)と力を合わせてシナジーを生み出す段階に入ると、メンバー数や親密度、価値観の隔たり具合の変数で途端に難易度が真冬の夜空のように高くなる。 冒頭に書いた「安全地帯」を僕は「多様な生態系を実現している肥沃な土」に重ねてイメージしてきたが、U理論の「ソーシャルフィールド」と一致した。 ステップ6「結晶化」の事例としてミスチル桜井さんの曲作りが挙げられていた。自分も曲作りしていた身(ミスチル・スタッフとも仕事した)なので大きなインスピレーションを得ることが出来た。自分の都合を優先する「小さな自己(エゴ)」の仮面が剥がれて、家族やチーム、ユーザー、さらにもっと多くの人たちにも良い影響を広げられる「大きな自己」が生まれる感覚を得られた気がする。

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2020/12/27

https://www.read4action.com/report/detail/?id=1546

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2019/08/27

過去や経験からの学習であるPDCAと対比して、未来からの学習を観察、受け入れ、行動のU字型で表現したU理論の入門書 他の本に書かれている観察の重要性と観察から得られた知に関してVisionを見出して Prototyping、実践へと繋げていく7段階のStepにわけて解説をしている...

過去や経験からの学習であるPDCAと対比して、未来からの学習を観察、受け入れ、行動のU字型で表現したU理論の入門書 他の本に書かれている観察の重要性と観察から得られた知に関してVisionを見出して Prototyping、実践へと繋げていく7段階のStepにわけて解説をしている また個人・組織の両方にわけて実践編も構成されているので、スムーズに読みやすいと思う これを言うのは気が引けるが、デザイン思考と似ている部分は多々あり、それを少し構造化しているだけな気もしてしまったので、評価は低い デザイン思考に関しては、組織論まで言及されていないので、その部分が新しい箇所かもしれない あまり組織に関して手法を応用したことは少ないので、もう少し歳を重ねて、立場も変われば違う風に見えるかもしれないと感じたため、その時にまた再読してみる予定

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2019/05/08

U理論読書メモ ★抜粋① 「過去からの学習」では、すでに起きた過去の出来事を振り返り、分析したり、新しい仮説を立てたりして、答えを導き出すものです。それに対して「出現する未来からの学習」は、自分の内面を掘り下げ、内側から湧き上がってくるものに形を与え、そこから肉づけをしてい...

U理論読書メモ ★抜粋① 「過去からの学習」では、すでに起きた過去の出来事を振り返り、分析したり、新しい仮説を立てたりして、答えを導き出すものです。それに対して「出現する未来からの学習」は、自分の内面を掘り下げ、内側から湧き上がってくるものに形を与え、そこから肉づけをしていくというプロセスをたどります。  ★抜粋② 日常のどんな場面であろうとも、「何者としてその場にいるか」が結果に大きな違いをもたらしていることを発見し、その領域における質の向上こそ、パフォーマンスの向上に関係しているという結論に達しました。 ★個人的なメモ 職場での改善を図るときには、やり方の工夫で解決しようとしがちだが、それに終始することで改善できない場合がある。 この本ではそういった場合には、「何を」「どうやるのか」ではなく、「どこからやるのか」に着眼点を変えることを推奨している。 ダウンローディング⇒シーイング⇒センシング⇒プレゼンシングという順番で理解から成果の結晶化までの道のりがあるということを認識できただけでも、勇気がもらえる。 人に説明できるほどに理解できたとはまだ言えない(旅行中の飛行機の中で寝ぼけながら読んだ)ため、折を見て再読したい。

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2018/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

運命の出会い。たぶん今のタイミングでなかったらここまで評価は高くなかっただろう。 「理論」とあるがスピリチュアルな内容となっておりそこが受け入れられない人も多いのかもしれない。現に自分がそうだった。 自分が生まれた意味を知る。この本の意味はこれに尽きる。そのためのメソッドも二次的に別の資料やワークショップ等の参加体験から得てはいたが、やっと本物に出会った気がする。 感動!

Posted byブクログ

2018/10/28

【由来】 ・レジリエンスやらシステム思考やらの関連本でcalilで 【期待したもの】 ・え?なになに?ちょっと人気が出てきつつある理屈みたいですやん? 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

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