人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門 の商品レビュー
No.611 「U理論」よりも実践的な例が紹介されており、わかりやすい。組織は感情によって動く。そこにたどり着くためには、Uのカーブを深く降りていく必要がある。
Posted by
「入門」でここまで紹介していただいていいのだろうか?と、思わず心配になってしまうくらい、U理論について、丁寧に紹介されている本です。 観察して、内省して、実践する。 事実と解釈を混同せずに、観察すること。 対立や葛藤にとどまり、それを味わい尽くすこと。 新しい取り組みを、日常...
「入門」でここまで紹介していただいていいのだろうか?と、思わず心配になってしまうくらい、U理論について、丁寧に紹介されている本です。 観察して、内省して、実践する。 事実と解釈を混同せずに、観察すること。 対立や葛藤にとどまり、それを味わい尽くすこと。 新しい取り組みを、日常で実践していくこと。 言葉にするのは、簡単。 行うのは、簡単ではない。 本書では、組織での取り組み方について、具体的なノウハウも紹介されています。 読みながら、「バイステックの7原則」や「IPS(インテンショナル ピアサポート)」が頭に浮かびました。 ソーシャルワーカーには、親和性の高い内容なのではないかと思いました。 「入門」ということは、次のステップもあるのかな? U理論への興味が、一層深まった一冊でした。
Posted by
FBの他の方達の投稿から存在を知り、セミナーにもちょっとだけ出させてもらいました。そこでトモダチになった方もいます。 本書の冒頭から引用させていただくと、U理論とは「過去の延長線上にない変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織やコミュニティ、そして社会で起こすための原理と...
FBの他の方達の投稿から存在を知り、セミナーにもちょっとだけ出させてもらいました。そこでトモダチになった方もいます。 本書の冒頭から引用させていただくと、U理論とは「過去の延長線上にない変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織やコミュニティ、そして社会で起こすための原理と実戦力手法を明示した理論」であり、これまでのPDCAを回す「過去からの学習」ではなく、「出現する未来からの学習」という考え方に基づき、これまでになかったイノベーションを生み出す手法のことです。 これだけ聞くと、非常に胡散臭く思われる方も多いでしょうが(私もそうだった)、推している方々が理性的にも人間的にも信用できることもあり、興味半分でちょっとかじってみました。 翻訳書である元のU理論の方は非常に難解なところもあり、今回、待望の入門書が出るということで、すかさず購入、ちょっと間が開いてしまいましたが、読み終わりました。 結論から申しますと、今まで判りにくかったU理論が、実例多く説明されており、非常に分かりやすく説明されております。今後の組織や社会はこのように変わっていくべきなのであろうと、改めて感じました。 凡百のマネジメント書、ビジネス書とは一線を画している感があります。現実の課題をよくとらえています。 あとは自分として、実践していけるかどうか。手元に置いておいて、都度、読み返していきたい一冊です。自己実践のやり方もあるので、試してみたい。 ただ、冒頭の化粧品会社の事例は、ちょっと出来すぎの感もありましたが。
Posted by
U理論についてよくわかりました。 実例が豊富で、難解な理論もわかりやすく、また、実践方法まで書かれています。 実際にやってみたいですね。 いろいろな可能性を感じます。
Posted by