エッダ の商品レビュー
個人的にはオーディンの箴言が見どころ。 Deyr fé, deyja frændur, deyr sjálfur ið sama; en orðstír deyr aldregi hveim er sér góðan getur. 「財産は滅び、身内の者は死にたえ、自分もやがては...
個人的にはオーディンの箴言が見どころ。 Deyr fé, deyja frændur, deyr sjálfur ið sama; en orðstír deyr aldregi hveim er sér góðan getur. 「財産は滅び、身内の者は死にたえ、自分もやがては死ぬ。だが決して滅びぬが自らのえた名声だ」 悪竜現象、力の指輪の元ネタも出てくる。 この歌謡集が作られなければ、ワーグナーの『ラインの黄金』も、指輪物語も、進撃の巨人も、ゲッテルデメルングも存在し得なかったと考えると感慨深い。
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古代北欧の神話・伝説を歌った古歌謡集『(古)エッダ』の日本語訳。『王の写本』収録の31篇の詩を全訳するほか、小エッダ中の6篇、およびスノッリ・ストゥルルソン作『(スノッリの)エッダ』第一部「ギュルヴィたぶらかし」の訳を収めており、北欧神話の著名なエピソードを原典で触れることが出来る。 本書は、『(古)エッダ』及び『(スノッリの)エッダ』「ギュルヴィたぶらかし」の全訳である。底本は『(古)エッダ』がNeckel Gustav, Hans Kuhn, Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmälern (Heidelberg, 1968 3th edition)、『(スノッリの)エッダ』がAnne Holtsmark, Jón Helgason, Nordisk Filologi: Tekster og Lærebøger til Universitetsbrug. Serie A: Snorri Sturluson. Edda. (1950)となっている。内容は『巫女の予言』、『ロキの口論』といった神話詩から『フンディングル殺しのヘルギの歌 その一』や『レギンの歌』などの英雄詩まで幅広く、更にはそうした神話を一つの物語に再話したスノッリの「ギュルヴィたぶらかし」まで揃っているので、これ一冊あれば北欧神話の主要なエピソードを原典で網羅することが可能となっている。自分自身、それまで北欧神話は(概説本や再話文学の形で)概説的にしか知らなかったので、今回原点を直接紐解いてみて初めて気づいたことが多々あった(シグルズ伝説以降におけるグズルーンの活躍など)。その著名度に反し原典にあたろうとすると訳本の多くが絶版本であることの多い北欧神話において、現在でも手に入れることが容易である点も強みである。まさに北欧神話に触れようとする者にとって必須の本と言えるだろう。
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北欧神話の雰囲気を肌で感じることができる歌謡集。まだまだ途中だが読んでいると胸がワクワクする。日本人には聞き慣れない単語が多く、一々注を引かなければならないのが面倒だが、それを差し引いても最後まで読み切る価値があると思う。
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図書館借覧。 北欧神話の原点。 歌謡形式で書かれている。 スノッリのエッダよりギュルヴィたぶらかしも収録されている。 ずいぶん古い本だが、未だに店頭にも並んでおり比較的手に入れやすい。
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専門的な北欧神話の本がほとんどが絶版・売り切れの中、比較的手に入りやすい一冊。 図解等では物足りない、もっと詳しい北欧神話関連の本が読みたいと思ったそこのあなたにおススメ! 個人的には、登場人物の名前の由来が書いてあるのがよかったです。
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日本語で北欧神話を読みたいなら、この本がお勧めです。ドイツ語のエッダ訳から邦訳したもので、エッダ詩(神話詩と英雄詩あわせて)37編、『スノリのエッダ』「ギュルヴィたぶらかし」の1編が読めます。 巻末の解説は日本語で読めるエッダ詩解説の中ではかなり詳しいもので、神話だけでなくその成...
日本語で北欧神話を読みたいなら、この本がお勧めです。ドイツ語のエッダ訳から邦訳したもので、エッダ詩(神話詩と英雄詩あわせて)37編、『スノリのエッダ』「ギュルヴィたぶらかし」の1編が読めます。 巻末の解説は日本語で読めるエッダ詩解説の中ではかなり詳しいもので、神話だけでなくその成立背景も知りたい場合には役立つでしょう。 高校生の頃、北欧神話をもっと知りたいと思って入手しました。神話本の中では文庫の次にコンパクトですし、それでも字が小さい分内容が充実していたので昔はこればかり読んでいました。今でも解説部分は各詩の詳細をちょっと見たいときに便利で、お世話になっています。
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北欧神話と呼ばれるものの原典の邦訳です。 詩のエッダからの訳が中心で、その内容は神話・格言詩・英雄詩の3つのタイプに分けられる。スノリのエッダからは『ギュルヴィたぶらかし』のみ収録されている。 『シグルズの歌』を始めとするヴォルスングサガは、ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』、...
北欧神話と呼ばれるものの原典の邦訳です。 詩のエッダからの訳が中心で、その内容は神話・格言詩・英雄詩の3つのタイプに分けられる。スノリのエッダからは『ギュルヴィたぶらかし』のみ収録されている。 『シグルズの歌』を始めとするヴォルスングサガは、ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』、ワーグナーのオペラ『ニーベルンゲンの指環』と密接な関係があるので併せて読むとおもしろいとおもしろいです。
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北欧神話が好きで手を出しましたが、どうやら専門書の類だったらしく、読むのに少々手間取りました。 でも、ちゃんと読んでみると、ジュブナイルや簡略化されたものよりずっと興味深いです。でも、もーちょっと速やかに理解できる頭が欲しかった....。
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学生時代に読んだそのままが今でも手に取れるのがうれしい。北欧神話原典の決定版でしょう。エッダには韻文の古エッダと散文の「スノリのエッダ」があります。「スノリのエッダ」が全編でないのが残念ではありますが。
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北欧神話に関する本。 エッダは詩形式のものと叙述形式のものがあるが、本書は主に前者のものを扱っている。 ニーベルンゲンの歌の原型である話(?)も載っている。 個人的にはオーディンの箴言が好き。
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