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三日間の幸福 の商品レビュー

4.2

358件のお客様レビュー

  1. 5つ

    145

  2. 4つ

    126

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    2

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2026/04/10

評価:4.0 最後にかけてお互いに距離が縮まっていくところがすごくよかったし、めっちゃ泣けた。お互いを思って行動できるところに感動。

Posted byブクログ

2026/04/06

後になって「なんでもっと早く気づかなかったんだろう」と後悔して、自分に価値を見出せずにいる主人公や監視員のミヤギの姿が多々あった。結局は自分から切り出して行動しなければならないだなと思った。 価値なんてみんな一人ひとり持っているのに勝手に価値なんてないって思い込んでいるだけなんじ...

後になって「なんでもっと早く気づかなかったんだろう」と後悔して、自分に価値を見出せずにいる主人公や監視員のミヤギの姿が多々あった。結局は自分から切り出して行動しなければならないだなと思った。 価値なんてみんな一人ひとり持っているのに勝手に価値なんてないって思い込んでいるだけなんじゃないかと思った。

Posted byブクログ

2026/04/05

さわやかな読後感 比較することから不幸は始まると思っているが、不幸が減れば幸せになったり価値が上がったりするものではなく、ぶれない何かがあることが幸福なのかもしれないと思った

Posted byブクログ

2026/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クスノキという人間が、自分と重なって見えた。 少しだけ世界を一歩引いた目で見て、周りの人間を冷めた目で見る。自分だけの違う世界が僕にも少しだけあって、その結果、何もない人間になっていた。 作者の言葉を借りるなら、「どうしようもない馬鹿」だった。 それでも、クスノキは絶望しながらも少しずつ変わっていった。 ミヤギという人間と関わりながら、クスノキが変化していく様は、少しだけ羨ましかった。 自分が拠り所にしていた人間に突き放されるのはどれだけ辛いことだろうか。 そんな時に支えになるものがあった時、どれだけ救われるだろうか。 クスノキもミヤギも残り三日を残して寿命を売った。 その時の人生には、値打ちがつき、明るい未来が待っていたはずなのに。 それら全てを手放して、残り三日という選択をしたふたりは、「どうしようもない馬鹿」なのかもしれない。それでも僕にはそんな二人が間違っていたとは思えなかった。 残り三日を残したふたりは、どこへ行くのだろうか。何をするのだろうか。どうなっていくのだろつか。あえてその先を書かず、読者の想像は膨らんでいく。 自分も「どうしようもない馬鹿」なりに、出来ることを増やしたい。そして少しでも人生の査定が良いものになる人生を送りたい。残り三日を残して、それでも大切と思えるものを大切にしていきたい。 三秋先生の作品は初めて読みましたが、とても素敵な作品でした。また一人、憧れで嫉妬してしまう言葉を綴る人間に出会えました。

Posted byブクログ

2026/03/31

誰か一人でも自分を理解して、 好きになってくれる人がいるならば 世界や人生はとっても輝いて見える。 お金では表すことのできないあの幸せは、 どこにあるのだろう。 最後二人はどんな過ごし方をしたのかな。

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2026/03/26

テーマ設定が好き この作者の小説はウェブで読めるのがすごくいいところ あおぞらとくもりぞらが一番好き

Posted byブクログ

2026/03/20

2026.3読了 スラスラと読める。 寿命を売れるがその寿命すら価値がないと言われたらどれだけ辛いか。 クスノキとミヤギの関係性がとても良かった。悲しくもあるが幸福感も感じた。

Posted byブクログ

2026/03/14

幸せとは。 時の長さなのか、短くても周りの人に恵まれることなのか...考えさせられました。 とても素敵な作品でした。

Posted byブクログ

2026/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず、かなり読みやすかった。友達から紹介されたのだが、前に読んだ本が村上春樹の「騎士団長殺し」だったというのもあるのか、スラスラ文章が入ってきた(騎士団長殺しも勿論楽しんで読めたが)。 主人公であるクスノキの卑屈さ?というかしょうもない思春期特有の「自分は周りとは違う」と思って孤立してしまう経験。わりと少しは共感できる人が多いのではないか。俺はだいぶ前半喰らってしまった。 そういうしょうもないプライドのようなものだったり、「自分はこういう人間である(あり続けなければいけない)」という観念は、「確定した死」を前にして雑念として振り払われ、残るものを探す物語。 最初はクスノキは、「自分の中にある自分像」みたいなものに縛られていて、それをロールプレイするみたいな印象を受け「まぁ上手くは行かないだろうな」という感じ。 やっぱり自分の中にある変なプライドを捨ててから人生なんだろうなぁ、、と思いはするが間違いなく自分にもあるものなので、物語の最後はハッピーエンド(?)で先にそのフェーズに行くなよお前え‼️となってしまった自分に反省。

Posted byブクログ

2026/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まったく予想できないラストだった。 人生の幸福は命の長さではない。 頭では分かっていても、やりきれない切なさが残る。 それでもこれは、ある意味とても救いのある幸福な物語の閉じ方だった。 最後の三日間。 二人がどんな時間を過ごしたのか描かれていないことが、何よりいい。 想像の余白がそのまま余韻になる。 そしてこの作品、あとがきがすごい。 実は本編より刺さった。 そこでは「馬鹿」について語られる。 不幸な自分をアイデンティティにしてしまった「馬鹿」。 自己憐憫は唯一の楽しみである。 その馬鹿も「死の直前になって、初めて治るだろう」と語られる。 その理由があまりに残酷で美しく、胸が震える。 本編でのクスノキの言動や思考が、ここで完結しているようにも思えるのだ。 気がつけば、あとがきばかりを何度も読み返している。

Posted byブクログ