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華胥の幽夢 の商品レビュー

4.3

241件のお客様レビュー

  1. 5つ

    104

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/04/07

楽俊の続きを知りたくて、ようやく再会した気持ち。国を越えて、伝書鳩のように文通(声通?)できるの素敵。 陽子の存在がようやく他の国でも認められつつあるのが嬉しい。 「よく、そんなつもりじゃなかった、とか、そんな大事だとは思わなかった、と私たちは言うわけですけど、罪の重さを知らず...

楽俊の続きを知りたくて、ようやく再会した気持ち。国を越えて、伝書鳩のように文通(声通?)できるの素敵。 陽子の存在がようやく他の国でも認められつつあるのが嬉しい。 「よく、そんなつもりじゃなかった、とか、そんな大事だとは思わなかった、と私たちは言うわけですけど、罪の重さを知らずにいること自体、それが一つの罪なんじゃないかな。 罪の重さを分からないで罪を犯すことは、二重の罪悪なのかもしれません。」 「でも、私は玉葉が前向きでいるのを見ると、すごいなって思う。楽俊が巧くやってる、と聞くと、そうか、じゃあ私も頑張らないとな、と思えるんだ。本当に順風満帆なはずなんてないって分かってるからこそ、それでも平気だって言って、しゃんと背筋を伸ばしている様子を見ていると、私もしゃんとしよう、元気を出して頑張ろうって気になる」

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2026/04/04

十二国記シリーズ。 今作は短編5篇からなる。 このお話の最大のヒロイン陽子が久しぶりに登場し、半獣の相棒との文通形式で進む楽しいお話と、王と麒麟と国の三者のありようで政治的に悩んだ上の事件などなどサイドストーリー的な短編。 こういったシリーズで世界観が広がるのだが、骨太ストーリ...

十二国記シリーズ。 今作は短編5篇からなる。 このお話の最大のヒロイン陽子が久しぶりに登場し、半獣の相棒との文通形式で進む楽しいお話と、王と麒麟と国の三者のありようで政治的に悩んだ上の事件などなどサイドストーリー的な短編。 こういったシリーズで世界観が広がるのだが、骨太ストーリーを期待してしまう。

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2026/03/23

十二国記episode7。 戴国や慶国など、お馴染みメンバーも顔を出す短編集。 表題作といえる「華胥」は、珍しくミステリ要素があり、それでもやっぱり十二国記らしくて、ラストの余韻が深い秀作です。 あ、楽俊もちょっと出ててきますよ!

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2026/04/05

図書館で借りた講談社文庫版で読み終えているので、巻末解説(アニメ化の脚本家)だけ新しく読んだ。 以下は講談社文庫版に書いたコメント *** 2026.2.1市立図書館 十二国記シリーズのスピンオフ短編集。まだ「月の影影の海」「風の万里⋯」の2作しか読んでない入門者だけど、5篇の...

図書館で借りた講談社文庫版で読み終えているので、巻末解説(アニメ化の脚本家)だけ新しく読んだ。 以下は講談社文庫版に書いたコメント *** 2026.2.1市立図書館 十二国記シリーズのスピンオフ短編集。まだ「月の影影の海」「風の万里⋯」の2作しか読んでない入門者だけど、5篇のうち冒頭と最後を除く3篇はすでに親しくなつかしく読める内容のようだったので借りた(そしてとりあえずその3つだけ読む)。いずれ新潮文庫版を買う予定。 まず3番目の「書簡」、「月の影影の海」の結びからまだ日が浅い頃の陽子(慶国の金波宮)と楽俊(雁国の大学)のそれぞれの暮らしと気持ちがたがいへの手紙(鳥が運ぶヴォイスレター)の形で語られる。たがいにつらさは多く語らず前向きな思いを伝え励まし合う様子が、ミュージカルキャストの声で再生されてエモい。 次は2番目の「乗月」、王を討ったあと公主祥瓊を生かし恭国に託した芳国の恵候月渓が景王の書状を携えた勅使(桓魋)を迎える話。めぐりめぐって祥瓊の思いが葛藤し続けてきた月渓を勇気づけるのが感無量。 そして4番目のちょっと長めの表題作「華胥」、これはかつて鈴を保護し慶国への旅に送り出してくれた才国の王の先代がどうおわったかの物語。砥尚の理想の国の姿をあやぶむ弟馴行の言葉、若い王たちの語る夢への違和感を抱きつつ見守る母の心、政治不信や選挙の混乱の渦中のいまの日本や世界をつい重ねて読んでしまった。「責難は成事にあらず」、まさに。 十二国記は若者の成長物語でありつつ民の物語でもあり、また政治の物語としてもすぐれていると改めて思った。 *** 2026.2. 「風の海 迷宮の岸(エピソード2)」を読み終えたので、1番目の「冬栄」を読んだ。麒麟としての役目や仕事がよくわからず不安でいっぱいの泰麒が、驍宗の命で漣国を訪問し廉王と廉麟にあってまなぶ話。こどもは大きくなるのが仕事だと励ましてくれる謙虚でフランクな廉王にあえてよかった。「見守るのが仕事」というのは母親として語学教師として、私自身も考えていることと見事に重なっていてうれしくなった。そう、何事もおこらないで順調なときほど、ただ見守っている存在はなにもしていないようにしか感じられないし楽な立場にみえてしまうものではあるけれど… *** 2026.3.7 「図南の翼(エピソード6)」を読み終えたので、もう一度借りて最後の「帰山」も読んだ。風来坊の利広はどっかの国の王さまに似ているな(でも王ではなく太子だからマシか⋯)と思ってたら、その二人が偶然再会するという話だった。仙籍に入った同士だから何十年に一度ぐらい顔を合わせることのある二人、500年とか600年の長い治世を保つ国の(実質)トップ同士、相手の立場を察しつつ率直にその王朝の終わるときに思いを馳せる。国に戻って家族に見聞の報告をする中に景王の初勅の噂も聞こえてきて、慶国の先行きには希望がありそうだという見立てがうれしい。でも、延王に関しては利広の見立てがビンゴだったようで、この二人の再会の機会がおおくないことを祈る他ない。

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2026/02/15

最近流行っているのか十二国記を借りている人が多くやっとこれだけがあったので借りるけど前の作品を読んでいないと分からない話だった。 何年も前に読んでいたから分かる話だったけど人が直面する悩みや愚かさや誰が正しいのか、考え方を改める内容ばかりで人の生き方、振る舞いを見直す事ができる。...

最近流行っているのか十二国記を借りている人が多くやっとこれだけがあったので借りるけど前の作品を読んでいないと分からない話だった。 何年も前に読んでいたから分かる話だったけど人が直面する悩みや愚かさや誰が正しいのか、考え方を改める内容ばかりで人の生き方、振る舞いを見直す事ができる。 また再読したい一冊

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2026/02/03

乗月が湿っぽ過ぎてびっくりした 二次創作かと思っちゃった 書簡も愛が深過ぎて公式でこんなの読めるなんて驚いた

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2026/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新潮社版ではこちらの後に黄昏が続きますが、ホワイトハート版では黄昏の後にこの華胥の幽夢が来ていたので、ホワイトハート版(出版順)に沿って黄昏→華胥と読みました。 華胥の後書きでも触れられていますが、「冬栄」を読むと、黄昏で起きていた恐ろしい事態も、泰麒の側からするとこんなにも穏やかな内容になるのか…と。 そして黄昏で大罪を起こしたあの人物が、何食わぬ顔で歓談しているのを見ると少し寒気がします…。どちらを先に読んでも良いと思いますが、やはり私は出版年順に読んでいきたいなと思いました。 さて、本作の感想。 短編5作のうち、華胥が特に心に残りました。 十二国、それぞれに王がいて彼らが失道する理由が様々で考えさせられます。 「一度も過たず真っ直ぐに進んできた者がただ一度大きく過った時、それを認めることが出来るのか…」 この後砥尚が最後に残した言葉が重く、現実に生きる身にも深く響きました…

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2026/01/12

2026年の読み始め。なかなかじっくり読ませていただきました。 十二国記も終盤。次に控える長編までの心構えとして読みました。 図書館で借りている都合もあり前後して読んでおりますが、なんとかついていけているかな 今年は十二国記を読み終え、次に読みたい積読本の山となっております。 今...

2026年の読み始め。なかなかじっくり読ませていただきました。 十二国記も終盤。次に控える長編までの心構えとして読みました。 図書館で借りている都合もあり前後して読んでおりますが、なんとかついていけているかな 今年は十二国記を読み終え、次に読みたい積読本の山となっております。 今年もみなさんと一緒にステキな読書をしていきたいな。

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2025/12/07

短編集 丕緒の鳥はどこかの国の誰かの話だったが、こちらはこれまでの既刊の後日譚や関係する人達の話が多め。 華胥がとにかく辛い。 泰麒はかわいいし、珠晶はかっこいいし、陽子と楽俊の友情は尊く、尚隆と利広の関係性とか、驚きだったりわくわくだったり感心だったり、色々感想はあるが、...

短編集 丕緒の鳥はどこかの国の誰かの話だったが、こちらはこれまでの既刊の後日譚や関係する人達の話が多め。 華胥がとにかく辛い。 泰麒はかわいいし、珠晶はかっこいいし、陽子と楽俊の友情は尊く、尚隆と利広の関係性とか、驚きだったりわくわくだったり感心だったり、色々感想はあるが、とにかく華胥が辛い。 この感情をどう言葉にあらわせばいいのか…語彙力の無さを悔やむ。 とにかく読んで、としか言えない。

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2025/11/29

表題作の『華胥の幽夢』の重量が圧倒的だった。完全にミステリだったよ。愛嬌と頭脳を兼ね備えた青喜くん、これきりなんて惜しすぎるので、彼を探偵役にした十二国記ミステリシリーズなど……。 『書簡』の、楽俊と陽子のやり取りもありがたかった。

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