Qrosの女 の商品レビュー
QrosというファストファッションのメーカーのCMに出ている謎の美女の正体を追う、週刊誌記者やブラックジャーナリストたちの話。 普通に面白かった。 業界の裏話というほどではなく、綺麗な話の部類かな。 (図書館)
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可愛らしい作品。 とはいえ時制の使い分けと伏線の回収は見事だし、ネットにおける情報の真偽には考えさせられちゃう。一人歩きする情報は怖いってことがよく分かる。小ネタの扱いもお気に入り。バトーのセリフも好きだったけど、最高なのはヒロインの携帯着信音が「ミセナイナミダハ、きっといつか」...
可愛らしい作品。 とはいえ時制の使い分けと伏線の回収は見事だし、ネットにおける情報の真偽には考えさせられちゃう。一人歩きする情報は怖いってことがよく分かる。小ネタの扱いもお気に入り。バトーのセリフも好きだったけど、最高なのはヒロインの携帯着信音が「ミセナイナミダハ、きっといつか」だったこと。いつか姫川と共演して欲しいな。
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CMに出てくる謎の美女を雑誌記者が追うと…? 芸能界の裏側の仕組みみたいなものが、うまくストーリーと結びついている。 前に業界人が匿名で書きましたみたいな小説を読んだことがあるが、あれのあおり文句と対照的な中身の歯切れの悪さと比べると雲泥の差。
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一つの騒動に関連する登場人物のそれぞれの視点で物語が進んでいきます。それぞれが動く事で一つの事柄が複雑になっていくのがよく分かる構成です。 物語のキーワードは、嘘。 マスコミやネットがプライバシーを侵略してくる怖さもテーマかな。 ライトにサクサク読め、最後もキレイなまとめ方ですが...
一つの騒動に関連する登場人物のそれぞれの視点で物語が進んでいきます。それぞれが動く事で一つの事柄が複雑になっていくのがよく分かる構成です。 物語のキーワードは、嘘。 マスコミやネットがプライバシーを侵略してくる怖さもテーマかな。 ライトにサクサク読め、最後もキレイなまとめ方ですが、ちょっと作品としては面白味に欠けるかな。
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週刊誌のスクープの話だったんだけど、いまいちスピードよく読めなかったなぁ。やっぱり誉田さんには警察小説書いてほしい♡
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ストーリー展開は、やはり誉田作品らしくいろんな視点から話が進んでいって、飽きずに読み進められました。 QrosというアパレルメーカーのCMに出演する謎の女を巡り、週刊誌の記者、情報屋、その他関係者を巻き込んで… 最後の解決方法はほっこりと終わる感じだし、グロいシーンもないので...
ストーリー展開は、やはり誉田作品らしくいろんな視点から話が進んでいって、飽きずに読み進められました。 QrosというアパレルメーカーのCMに出演する謎の女を巡り、週刊誌の記者、情報屋、その他関係者を巻き込んで… 最後の解決方法はほっこりと終わる感じだし、グロいシーンもないので安心して読めます。 ただ、若干盛り上がりに欠けたかなぁ~物足りない感じが若干。 レビューとしては3.5くらいかな?
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最初は。え?こいつ?マジ?矢口が主人公なの?え?こんな感じで、進むの?って不安だった。のだが。栗山が出てきて安心した(笑) 先が気になって、どんどん読みたくなる。結末はとっても好きな締め方だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あるコマーシャルに出演した謎の女優「Qrosの女」をめぐって起こる事件を出版社の記者二人とフリーの何でもありの記者、そしてQrosの女の目を通した時系列の物語の進行でおもしろく引き込まれる筋立てになっている。 Qrosの女は全くの素人の女性だがたまたまコマーシャル撮影の現場でプロデューサーに抜擢され、話題になる。 そのQrosの女をめぐって、起こるネットでの噂や書き込みをめぐって起こり始める様々なこと。 最後の最後まで読み進めてその真相が分かるが、展開と目線の移動によってテンポよく進む筋立てがあっという間に読ませるテクニックで楽しませてもらった。 チョッと一服の一冊にはお勧め。
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