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ゆるく考えよう の商品レビュー

3.6

81件のお客様レビュー

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2014/05/22

ゆるく考える。だけど自分の頭でちゃんと考える。このコンセプトが好きです。 (実際には、なかなかそうはいかず「完璧を目指そうとして到達できず挫折」「そのゴールも基準も他人のもの」になりがちですけどね。) 本書のなかでも特に印象に残ったのは3点。一点豪華主義と本当の欲望とやめること...

ゆるく考える。だけど自分の頭でちゃんと考える。このコンセプトが好きです。 (実際には、なかなかそうはいかず「完璧を目指そうとして到達できず挫折」「そのゴールも基準も他人のもの」になりがちですけどね。) 本書のなかでも特に印象に残ったのは3点。一点豪華主義と本当の欲望とやめること。 一点豪華主義とは、何かを決める際に総合評価方式ではなく絶対に譲れない点「のみ」で評価し、他はあきらめよう、というもの。平均的全体的に無難な、だけどどうしても「妥協した感」が残る判断はもうやめよう。こだわりのポイントさえよければ他は無視して受け入れよう。 うん、こういうプラス思考はいいな。 それに人付き合いとか自分の評価にだって応用できるし。 本当の欲望とは、他人の欲望ではなく自分の欲望を生きよう、というもの。あれが欲しいこれが欲しいと思う時、それは売りたい側からそう思わされていないかよく考えよう。欲しいモノはすべて手に入れたのに満たされない状態だとしたら、何かがヘンだよ。 精神科医・思想家のラカンによれば「全ての欲望は他人の欲望(欲望の本質とは、他人から欲望されたいと願うこと)」であり、その洞察の深さに恐れおののく私ですが、実際の日常生活のシーンにおいてはこのちきりんさんの言葉のほうが適切なツール。 最後のやめる判断については、為末大さんの『諦める力』にも通じるところがある。やめる(ダメだったことを認めて損切りする)という判断ができないためにズルズルと続け、その維持に疲弊し、新しいチャレンジの芽を摘んでしまうことを戒める。 この「ゆるくポジティブ」思考がいい。 自分の人生は他人の(それもすごく狭い世間や短い歴史の)常識や空気ではなく、自分で決めよう。 これからの日本が目指すべきは(アメリカやシンガポールではなく)イタリアでしょ、にも納得。

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2014/04/29

基準を高過ぎず、って大事かも。自分も国も。 ミクロで見て慌てるけど、マクロで見るとそうでもない。 新しい視点を教えてもらいました

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2014/02/23

生きてて疑問に思ってたことを綺麗にまとめてくれた感じです 自分が感じてることも間違いじゃないかも でも頑張らないと生きてけない ゆるく考えられるのはある程度頑張ってゆるく生きても大丈夫な状況だから なにもないときは頑張るしかないんじゃないの

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2014/02/13

ブログをまとめたものだと思いますが、本当に視点が鋭いなあと思います。彼女のようなものの見方ができたら面白いだろうな。

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2014/02/09

読んでいて、薄々常日頃おかしいな‥と思っていたことをスパッと斬ってもらった感覚があった。家を買う考え方、国として果たして成長が必要なのか、学歴を追い求める意味、などなど。もっと個の自由や幸せを定義していってもいいんじゃないかな?自分たちが何十年もかけて形成してきた固定観念に、環境...

読んでいて、薄々常日頃おかしいな‥と思っていたことをスパッと斬ってもらった感覚があった。家を買う考え方、国として果たして成長が必要なのか、学歴を追い求める意味、などなど。もっと個の自由や幸せを定義していってもいいんじゃないかな?自分たちが何十年もかけて形成してきた固定観念に、環境が大きく変わりつつあるいま、縛られる意味がなくなってきていると思う。‥などと普段あまり考えない自分でもいろんなことを考え、共感や気づきのある一冊。

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2014/01/24

忙しさのあまり思考停止になっている人の必読書。 必ずしも著者の意見に賛同する必要は無い(著者もそう書いている)が、思考の切り口として多いに参考になる。 マスコミで言われている一般的なこと、常識と言われていること/思われていることをゼロリセットして自分で考えて見直してみるべきと学べ...

忙しさのあまり思考停止になっている人の必読書。 必ずしも著者の意見に賛同する必要は無い(著者もそう書いている)が、思考の切り口として多いに参考になる。 マスコミで言われている一般的なこと、常識と言われていること/思われていることをゼロリセットして自分で考えて見直してみるべきと学べる。 真面目で素直で人が良くて言われたまま頑張ってしまうために、苦しく辛く消耗して搾取されている人に良い本。 著者も根はかなり真面目らしく、自分が鬱にならないように敢えて「ゆるく」考えるようにしているらしい。 ある時はロジカルに、ある時はリテラルに考える切り込み方自体は決して「ゆるく」ない。 著者のいう「ゆるく」は辛くないように目標のハードルを下げましょう、ということ。 書かれている個別のテーマへの正しい/正しくないは関係なく、視線や切り口を学ぶための本。

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2014/01/13

がん保険って必要なの?防災グッズは用意しておくべき?とか。自分のライフステージごとに「仕事」「家庭」「趣味」いずれを「捨てる」か?とか。分かるなぁということが多々あり。これを読むと「今のニッポン、全然OK!」(「全然」の使い方が間違ってます)という気分になる。

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2014/01/11

人気ブロガーさんの本です。 自分で道を選ぶ人。つまり、 ブルーカラーでもホワイトカラーでもなく、 ゴールドカラーの人生…

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2014/01/11

非常に考えさせる本。どういう経過でちきりんさんがこういう考えに至ったのかが知りたい。 社会人としての自分の考え方は、真逆。社会や会社の一員である以上は、組織のためになることをしたいと思うし、その中でやれることをやる。自分のやりたいことがあっても、誰も望まないならやる意味はないと思...

非常に考えさせる本。どういう経過でちきりんさんがこういう考えに至ったのかが知りたい。 社会人としての自分の考え方は、真逆。社会や会社の一員である以上は、組織のためになることをしたいと思うし、その中でやれることをやる。自分のやりたいことがあっても、誰も望まないならやる意味はないと思う。 なので、ちきりんさんのヒッピー然とした書きっぷりは不安になる。このまま少子化が進んでいいの?結婚制度に囚われるなと言っても、女性は子供を産める時期もあるし。等々。 それでも、多面的な見方を意識的に訓練するきっかけにはなりそう。後は、考え過ぎない。自分にはそういうメッセージに受け取れました。

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2014/01/05

精神を図太くしたくて読書。 知人から紹介してもらった人気ブログから作家デビューしたという著者。バブル期に働き始めているので10歳ほど年上だと思われる。 ぱっと見では、勝間さんの対極かと思ったが、共通する部分も多く、新しい世代の新しい価値観の提唱という印象を受ける。 親の世代...

精神を図太くしたくて読書。 知人から紹介してもらった人気ブログから作家デビューしたという著者。バブル期に働き始めているので10歳ほど年上だと思われる。 ぱっと見では、勝間さんの対極かと思ったが、共通する部分も多く、新しい世代の新しい価値観の提唱という印象を受ける。 親の世代や先輩の一回りも二回りも年上の人たちの助言を聞くべきかは興味深い。ほぼ同じことを話している人のセミナーを思い出す(その人も投資関係の出身で40代前半の若い世代)。それも影響してか生き方、働き方、家族、お金、健康についてなどの考え方の世代格差を最近特に感じることが多くなっている。 借金してまで手に入れるものは分不相応。所有より共有。目標のハードルを低くする。 一方で他人ではなく自分自身の欲をしっかりと知り、満たしてあげることが人生の満足度を上げるとも受け取れる。 文化も習慣も異なる知らない海外へ1人で行くという体験は刺激を与えてくれる。外国の空港や外国の街では困ることだらけだが、その経験から自分は所詮ちっぽけな存在だと知ることができる。私の場合は出張であるが、仕事や生活へのメリハリとなっている。 偶然、この後に読む本と類似する内容があり、潜在意識が求めているのかと潜在意識の不思議さを感じた。 読書時間:約1時間10分 本書はクアラルンプールの紀伊國屋書店で購入しています。

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