血の轍 の商品レビュー
漢臭い刑事と公安の話ですが、著者が描く漢臭さが自分は結構好きです。 同じ警察内でも、刑事と公安の目的や使命が違うためにすれ違う2人ですが、楽しく読むことが出来ました。 オチが途中でなんとなくわかってしまったので、もう一捻りあれば、更に良かったのになと思いました。
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公安と刑事、別の組織かといわれるくらいに水と油の両セクション。 こんなことが日々繰り返されているのかと思うと、怖さを感じる⋯
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登場人物の8割が、自分のことしか考えていない嫌なやつばっかりだった。正義って足の引っ張り合いをすることなのか?お話自体はテンポが良く、ドキドキハラハラで面白かった!
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素晴らしい。 山寺でのチェイス、対決は鬼気迫るものがあり、目に浮かぶよう。 過去と現在、二人の視点が交互に書かれているので、最初は混乱するが、徐々に慣れてくる。 辛い話が続くが、何故か痛快さを感じる。
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2024.10.23 作者には男くさい小説が似合う。本作では「ワルい男」「イヤな男」しか出てこない。だから面白い。
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「轍が違うんだ。公安と刑事の轍が交わることはない。」 莫大な税金を使い、矜持を賭した刑事と公安の壮大な内輪揉め。同じ日本国の安寧を目指しつつも、立場の違いによる正義は決して重なることがない。最後にいいとこ全部持って行く監察官の格好良さよ。
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タイトルほど、血まみれな感じはなかった。相場さんの、公安が出てくるタイプの警察小説。刑事と公安の派閥争いが、ヒートアップしていく。文量多め、中身濃いめ、読み応えあり。
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警察内部の抗争という点で横山秀夫の『64』を彷彿とさせる。 ラストは一応兎沢と志水の和解(とまでは分からないが)ということで、ハッピーエンドになるのだろうけど、まだ事件そのものは解決しておらず少々中途半端な感じがした。あと男どもは奥さんに優しくしてあげて…。 楽しめる点は公安部と刑事部の丁々発止にあるだろう。特に坂上の活躍はスピンオフ小説が出そうなくらいだけど、実際は志水が「KID」かな?出てるらしい。しかし公安も刑事部のも上層部がことごとくメンツと権力に拘泥する嫌なタイプで、作者の「権力嫌い」がちょっと顔を見せた感じもする。
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刑事たちを突き動かすのは、正義か、威信か、それとも憎悪か-。 『震える牛』以来の相場英雄san。 ひさしぶりの警察小説でした。命を賭した、刑事部と公安部の壮絶な派遣争い。 妻の不倫現場を凝視させられながら公安捜査員として鍛えられる男のプロローグから、事件の解明と引き換えに悲...
刑事たちを突き動かすのは、正義か、威信か、それとも憎悪か-。 『震える牛』以来の相場英雄san。 ひさしぶりの警察小説でした。命を賭した、刑事部と公安部の壮絶な派遣争い。 妻の不倫現場を凝視させられながら公安捜査員として鍛えられる男のプロローグから、事件の解明と引き換えに悲しみを背負ってしまった刑事部の男のエピローグまで。 刑事部刑事の兎沢、公安部刑事の志水、捜査一課長の海藤たち。冴えない地域課の老巡査・安部が「こっちに来ないか?」とそっと公安の名刺を出し、志水に目利きの話しをしたシーンは素敵でした。 兎沢の娘・咲和子の病気を唯一治すことができる佐久間医師が、手術直前で逮捕・・・これは悲し過ぎました。<おとしゃん> 志水が兎沢に告げた”公安と刑事の轍が交わることはない”という言葉。これがこの物語の核心だと思います。 -BLOOD ON THE TRACKS-
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刑事vs公安が題材。正義は一通りではなく、視点によって変わることを改めて感じた。立場、考え方の違いから生じるいがみ合いによって生じる足の引っ張り合いが醜く、本来の目的からかけ離れた結末に呆然。人の良心に過度に期待しちゃいけないと感じた。エンタメ小説として面白い。
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