村上ラヂオ(2) の商品レビュー
an・an連載再開のエッセイ。程よい短さ。 この人のエッセイは楽しい。 好きなのは、・大好きなシーザーサラダの処女のごとくぴちぴちしたロメインレタスについて、・旧式銀座線の車内暗転の話、・サイン会を開かない理由、・人が深い悲しみにとらわれた時の音楽と小説が果たす機能についてのとこ...
an・an連載再開のエッセイ。程よい短さ。 この人のエッセイは楽しい。 好きなのは、・大好きなシーザーサラダの処女のごとくぴちぴちしたロメインレタスについて、・旧式銀座線の車内暗転の話、・サイン会を開かない理由、・人が深い悲しみにとらわれた時の音楽と小説が果たす機能についてのところ、・「僕の場合女たちが私という人間をつくったとは言えない、女たちが私にいくつかの変更を加えた、くらいのことは言える」って、なんかかっこいい
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あっという間に読了! あーなんて気軽に楽しめるエッセイなんだ。 箸休めや気分転換にほんと、最適エッセイ。 春樹自身エッセイの中にお前のエッセイはメッセージ性が無いと言われた事があると書いてあったけど、全ての本にメッセージ性が必要かと言われるとそうでもないと自分は思う。 なんも考え...
あっという間に読了! あーなんて気軽に楽しめるエッセイなんだ。 箸休めや気分転換にほんと、最適エッセイ。 春樹自身エッセイの中にお前のエッセイはメッセージ性が無いと言われた事があると書いてあったけど、全ての本にメッセージ性が必要かと言われるとそうでもないと自分は思う。 なんも考えずたまにニヤニヤしながら読めるエッセイって大事。スペインで開いたサイン会で女性客に次から次へとキスを求められるから使命感に駆られてサインもキスもしたとかもうほんと好き。
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「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」(村上春樹:文、大橋歩:画)を読んだ。ひと月ほど前に古本屋さんで見つけてなんとなく購入。 ベッドに入る前に白州や山崎を舐めながらリビングのソファーでぽつぽつと読んでました。そういうシチュエーションにまずうってつけのエッセイですね。
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面と向かうと饒舌ではないのだろうけど、内面はすごく奥深く、話題豊富で楽しい人。 そんな魅力がいっぱい詰まったエッセイ。 いつまでも読んでいたい気がする。
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さくさく読めて面白かった。 何てことないものごとへの記憶の引き出しがものすごく豊富かつ鮮明なのだなあと思いました。 シーザーズ・サラダが美味しそうだ。
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エッセイって面白くないものも多いが、本作は楽しかった。単にエッセイではなくて少し短編のように広がる感じ、それと言葉がとても深かった。楽しく読みました。
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【2016年14冊目】 村上春樹のエッセイ好きやわー♪( ´▽`) もしかしたら小説より好きかも知れません。 読んでて、心地よいというか。 特に心に残るような話なんてないし、この本から何かを吸収することもないけど、ただただ心地よい。 電車の中とかで読むとちょうどいい本! そんな...
【2016年14冊目】 村上春樹のエッセイ好きやわー♪( ´▽`) もしかしたら小説より好きかも知れません。 読んでて、心地よいというか。 特に心に残るような話なんてないし、この本から何かを吸収することもないけど、ただただ心地よい。 電車の中とかで読むとちょうどいい本! そんな感じです(o^^o)
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雑談エッセイ。当たり障りのない内容だけど、自分の知らない外国の話だったり、時代背景を思い起こされるような内容だったりするので、とても新鮮な気持ちで読める。 印象的だったのは、三島由紀夫が太宰治に会いに行って「僕は太宰さんの文学はきらいです」と言った話。長嶋茂雄氏のミート・グッド...
雑談エッセイ。当たり障りのない内容だけど、自分の知らない外国の話だったり、時代背景を思い起こされるような内容だったりするので、とても新鮮な気持ちで読める。 印象的だったのは、三島由紀夫が太宰治に会いに行って「僕は太宰さんの文学はきらいです」と言った話。長嶋茂雄氏のミート・グッドバイ。アイスランドの健全なセックス・チャンネル。今昔物語の大きな蕪で妊娠してしまった話。 そして、人生で辛かった時に、その時たまたま一緒に過ごした音楽の話。ベネチアで小泉今日子。 「人はときとして、抱え込んだ悲しみや辛さを音楽に付着させ、自分自身がその重みでばらばらになってしまうのを防ごうとする。音楽にはそういう実用の機能がそなわってる。 小説にもまた同じような機能がそなわってる。心の痛みや悲しみは個人的な、孤立したものではあるけれど、同時にまたもっと深いところで誰かと担いあえるものであり、共通の広い風景の中にそっと組み込んでいけるものだということを、それらは教えてくれる。」
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村上春樹のエッセイ。1Q84を書き終えたあと、肩にちからを入れずに書いた。そんな抜け感が心地よい作品。 シーザーズサラダ。夏の昼下がりにアイスティーを飲みながら、ぱりっと鮮やかなシーザーズサラダを食べるのは、人生最大の喜びのひとつだとまではいわないけど、なかなか心なごむものです。...
村上春樹のエッセイ。1Q84を書き終えたあと、肩にちからを入れずに書いた。そんな抜け感が心地よい作品。 シーザーズサラダ。夏の昼下がりにアイスティーを飲みながら、ぱりっと鮮やかなシーザーズサラダを食べるのは、人生最大の喜びのひとつだとまではいわないけど、なかなか心なごむものです。とか。素敵な表現。 日本の書店では、作家が男女別で置かれている。外国では見ない。これは普通のこと。でも、男女別でも意味ない、文章に男女はないから、でも外国にはゲイレズビアンコーナーがある。これは、日本では見ない。ちなみに、シシャモをオスメス別で売っていた、オスはやっぱり美味しくないという展開。文化の違いと日常の面白い瞬間を、読者と繋げて引きこむ。こういう文章を書きたいものだ。 日常の素敵なものごと、生活することの嬉しさ。ナンテコトナイ、幸せを見つけては、それを紡ぐようにして文章をつくる。自分にも、何か届くような感覚がある。まずは、肩の力を抜いて、電車に乗ってみようか。
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おいおいどうしたムラカミ、なんだかあんまり面白くないぞ。1冊目はよかったのに。…と言いつつ再読中。 NY bookoff $4
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