経済は世界史から学べ! の商品レビュー
近代だけでなく古代の歴史と現代の経済・政治とのつながりが見えて面白かった 世界史もっと勉強したいな!
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経済は世界史から学べ ・荻原重秀の貨幣改鋳は貨幣価値が金銀の含有量で決まる「本位通貨」から政府が通貨価値を決定できる「信用通貨」への転換を表現したもの ・今のドイツはユーロを通じて欧州を支配する第四帝国だと言われている ギリシアの混乱で起こったユーロ安でドイツの輸出産業がボロ儲...
経済は世界史から学べ ・荻原重秀の貨幣改鋳は貨幣価値が金銀の含有量で決まる「本位通貨」から政府が通貨価値を決定できる「信用通貨」への転換を表現したもの ・今のドイツはユーロを通じて欧州を支配する第四帝国だと言われている ギリシアの混乱で起こったユーロ安でドイツの輸出産業がボロ儲けしたから ・グローバリズムは常に経済的強者に恩恵をもたらす ・日米のGDP合計はTPP参加国全体の90%に達するため、TPPは事実上日米のFTAだ ・保険業は航海のリスク分散から生まれた
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貨幣の起こりから入って、サブプライムローン問題やギリシャ危機までの経済史上の出来事を、世界史と絡めながら説明していきます。 テンプル騎士団がキャッシュカードの起こりだとか、旧約聖書で「同胞から利子を取ってはいけない」という教えがあって、それがイスラム教世界に影響を与えているとか...
貨幣の起こりから入って、サブプライムローン問題やギリシャ危機までの経済史上の出来事を、世界史と絡めながら説明していきます。 テンプル騎士団がキャッシュカードの起こりだとか、旧約聖書で「同胞から利子を取ってはいけない」という教えがあって、それがイスラム教世界に影響を与えているとか、高橋是清が世界恐慌を財政出動で克服した後、緊縮財政策に転じて軍部の恨みを買い二・二六事件で暗殺されたとか、備中松山藩の藩政改革が明治維新前後の財政に大きく影響を与えたとか、色んな逸話があって、それらを聴くだけでも凄く楽しい。 更に、ナポレオン戦争や南北戦争から二度の世界大戦を経て戦後のブレトンウッズ体制、プラザ合意、世界金融危機、ギリシャ危機までの出来事が、銀本位制、金本位制、金本位制の廃止という大きな流れと、自由主義と保護主義という大きな枠組みで一つに繋がっていくそのダイナミズムに感動すら覚えます。 世界恐慌や不況、或いはデフレやインフレ、更には財政危機に対して、ケインズ主義や新自由主義がどの様に用いられ、それぞれの時代背景や組み合わせによって、どういう結果がもたらされたかといったまとめや、それを元にした黒田バズーカやアベノミクスへの考察は中々に興味深かったです。 今まで自分の中で点で持っていた世界史の知識と経済の知識が、本書のおかげで線として繋がりましたし、益々世界史と経済の両方に興味を抱けるようになりました。タメになった以上に、凄く面白かったというのが率直な感想。 教養を身に付けたい人、経済動向から投資を判断するための経済リテラシーを身に付けたい人、社会科系のお話が好きな人にはかなりオススメの本だと思います。
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Amazonのレビューにも書いてあるが、主張に対する根拠が不明な箇所が多い。主張の信憑性が弱く感じる。 https://www.amazon.co.jp/gp/aw/reviews/4478023646/ref=cm_cr_arp_mb_hist_1?ie=UTF8&f...
Amazonのレビューにも書いてあるが、主張に対する根拠が不明な箇所が多い。主張の信憑性が弱く感じる。 https://www.amazon.co.jp/gp/aw/reviews/4478023646/ref=cm_cr_arp_mb_hist_1?ie=UTF8&filterByStar=one_star&pageNumber=1
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経済に疎い僕がざっと読んだせいか、経済の概念の勉強というよりは、経済がちょっとかかわる歴史的事件の解説、といった印象。でもまあ、ほんとに初心者なら経済の勉強への第一歩としてていいんじゃないかな。
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ラジオ番組の書き起こしなので、会話調だと読みづらいかと思ったが、あまり気にならなかった。 内容も分かり易く書かれており、国を大別して「シーパワー」と「ランドパワー」に分類し、さらに隣の国との関係から読み解くというという考え方は非常に分かり易く、これから国際情勢を考える際に役に立つ...
ラジオ番組の書き起こしなので、会話調だと読みづらいかと思ったが、あまり気にならなかった。 内容も分かり易く書かれており、国を大別して「シーパワー」と「ランドパワー」に分類し、さらに隣の国との関係から読み解くというという考え方は非常に分かり易く、これから国際情勢を考える際に役に立つものであった。
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大変分かりやすく興味深く読むことが出来た。 過去の歴史から読みとくと第一次世界大戦も第二次世界大戦も経済や資源が大きく関係しているのが良く分かる。それは、現在進行形で今も続いており、トランプ大統領誕生で大戦前に行われたブロック経済や保護主義が復活しようとしている。また、混沌とし...
大変分かりやすく興味深く読むことが出来た。 過去の歴史から読みとくと第一次世界大戦も第二次世界大戦も経済や資源が大きく関係しているのが良く分かる。それは、現在進行形で今も続いており、トランプ大統領誕生で大戦前に行われたブロック経済や保護主義が復活しようとしている。また、混沌とした世界が来るのだろうか? でも、何故同じようなことを繰り返すのだろうか?分かっていても防げない何かがあるのだろうか?それは人間の欲であったり業なのだろうか? 世界の不思議の一つだと思う。
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本屋で衝動買い。駿台予備校の先生が書いた本。フランスの大陸封鎖令がイギリスの植民地拡大と閉鎖的経済へ流れていくところや、世界恐慌のあとブロック経済が進み、取り残された日本とドイツが他国侵略に進んでいくといった視点は改めて理解できた。現在進行形で進んでいる「内向き」と言われている世...
本屋で衝動買い。駿台予備校の先生が書いた本。フランスの大陸封鎖令がイギリスの植民地拡大と閉鎖的経済へ流れていくところや、世界恐慌のあとブロック経済が進み、取り残された日本とドイツが他国侵略に進んでいくといった視点は改めて理解できた。現在進行形で進んでいる「内向き」と言われている世界の流れも、あと数十年すると再度の世界の悲劇の転換点だったということになるのか、歴史に学ぶというものの、今起こっていることから将来を見通すことは、やはり難しい気がする。
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現代の経済的な話題経済的な問題を、はるか昔からの世界史と絡めてわかりやすく説明している。 思わず参考文献を買いあさってしまった。
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私のように"社会科目は倫理しか真面目にやらなかったダメな理系人間"にオススメ。簡単でわかりやすい。すぐ読める。
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