花咲小路一丁目の刑事 の商品レビュー

小路幸也(著者)

2024/09/01

この花咲シリーズは商店街の人々がしっかりと話に関わっていてとても面白い。
今回は和食屋さんの孫で、刑事さん　そして非番の日のよろず相談を心温まる解決をしていくお話。
商店街の困り事の解決を頼まれるのだけれど、周りのみんなんの協力を得てとても温かい解決になっていく。
とても良い商店街だ。
協力してくれる人たちの只者ではない雰囲気がまた面白い。
さて次はどんなのだろう　楽しみ‼︎

2023/12/05

花咲小路シリーズ第二弾。
今回は和食処あかさかを営む祖父母のもとで暮らす事になった新米の若手刑事が主人公。
非番の日に、おばあさんから商店街の困りごとの解決を頼まれて、次々と解決していく。
もちろん、第一弾のセイさん、亜弥さん、克巳くん、北斗も登場する。
まさに小路幸也ワールドで、読んでいて飽きない。

2023/05/01

花咲小路に戻ってきた淳ちゃん刑事の非番の日の解決するあれこれ。刑事ものでこういう平和な物語は初めて。朝食の描写がおいしそうでたまらない。

おじいちゃんは背中に立派な龍をもっているが、いまは立派な料理人。実はおばあちゃんも〈散らずの梅〉という二つ名があったというのが、驚きだった。その他の登場人物もいろいろ個性があって、面白かった。シリーズでいろいろありそうなので、他を読むのも楽しみ。

2023/04/12

辰さんと梅さんの老夫婦が営む花咲小路商店街、唯一の和食のお店「和食処あかさか」。孫の淳ちゃんが掲示となって帰ってきた。
非番たびに梅さんから町内人からの頼まれごとの解決をお願いされ、周りの人と協力しながら解決して行くお話し。

2023/01/17

今回は前回のセイさんから主人公が替わって、花咲小路商店街に戻ってきた刑事、淳ちゃん。戻ってきて早々、祖父母の営む食堂の前で歌う一人の女の子。なんとなく不思議な感じがして気になる様子。彼女の正体は？
淳ちゃん刑事は非番におばあちゃんの梅さんからご近所の悩み解決を頼まれる。
同僚のゴンドさんも食堂の常連さん。

2022/11/18

思っていたよりずっと軽くて、それが私好みではなかったけど、こういうシリーズものはついつい全部読みたくなる。毎度繰り返される朝の風景もほんわかしてよい感じなのに、じつはじいちゃんばあちゃんともにその筋で一目おかれる存在だったっていうのは面白かったかも。

2022/11/07

期待を裏切らないシリーズ2作目。ほのぼのとした気持ちになります。この作者は人と人の繋がりを大切にしているなあと強く感じました。

2022/09/11

東京バンドワゴンとノリが完全に同じのシリーズもの。
バンドワゴンの方は登場人物が大家族&際限なく増えていくのでもはやカオス化してしまっている。相関図だけじゃなくてキャラクタープロフィールまで欲しいくらいだ。

こちらはバンドワゴンよりも人数が絞られており、幾分読みやすくなった。話の内容やテンポは変わらないので、読み終わるのが早い。

2022/07/23

登場からずっと気になっていたミケさん。
アカサカの定食。
そっと見守るセイさん。
管制塔の北斗くん。
政さんの味噌ラーメン。
オーダーメイドスーツ。
いつのまにか人妻アヤちゃん。
断れない淳さん。

さりげなく、個性的で思い出深い人、モノばかり。その世界に入った気分です。

2021/12/01

連作短編集5篇
新米刑事となって花咲小路の和食処あかさかに戻ってきた淳。おばあちゃん経由で非番の日に頼まれるささいな謎。商店街の人情といい具合にミックスされ、バンドワゴンのように温かい物語になっている。