花咲小路一丁目の刑事 の商品レビュー

小路幸也(著者)

2014/04/04

子どものころに暮らした
花咲小路一丁目

交番勤務を経て27歳で
刑事になった淳
今でも
じいちゃんとばあちゃんが
「和食処あかさか」を営む家に
引っ越してきて暮らすことに

ばあちゃんは
淳が非番の日に
商店街で起こっている
困りごとを相談してくる
淳は、子どもの頃に育った
懐かしい街で
幼馴染や先輩後輩
近所の
おじちゃん、おばちゃんに
再会しながら
困りごとの謎を解いていく

謎が分かっても
それは
なんとなく秘密のまま
謎のままでそっとしておく
そんな優しさがあるよな話

ほのぼの～

2014/03/22

「花咲小路四丁目の聖人」の続編。かかわりがある部分もあるので、順番通りに読むことをお薦めします。
タイトル通り、主人公は刑事。だけれどネタは日常の謎。ささやかな謎に奔走する刑事と、裏で動く謎めいた人物。適度にほんわかと軽い読み心地の一冊。まさかあの人があの人の！というのは驚き。

2014/03/04

シリーズものとは知らず、読んでしまったが読めた。しかし、あまり好きな感じではなかったので読むのに少しだけ苦戦。小路作品特有の人間の温もりを感じた。

2019/05/27

前作から１年後の花咲小路商店街。
和食処「あかさか」の孫が刑事になって帰ってきたところから物語は始まる。
商店街で起こる小さな謎をおばあちゃんから頼まれて淳ちゃん刑事が解いていくコージーミステリー。
前作の主人公があまり好きじゃなかったからか、今作の方が読みやすい。ベタだけどテーラーメイドの話が前作の繋がりもいいし好き。

2014/02/10

ほのぼの。
内容（「BOOK」データベースより）
たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる花咲小路商店街。今回の主人公は「和食処あかさか」を営む祖父母のもとに居候中の若手刑事。死んだはずのおじいさんから手紙が届くようになったラーメン屋さん一家や、本の上にフルーツがひとつずつ置かれるようになった本屋さんからの相談など、非番の日になると必ず相談ごとを持ちかけられるようになってしまう。

2014/02/03

文句なしの五つ星★
ほっこりしてて読みやすく、「シリーズになればいいのに」と思ってたら、もうすでに「花咲小路四丁目の聖人」の次に出たシリーズものだったようです。
これからも続くことを期待しています！

2014/02/03

刑事が主人公なんだけど、非番の日の話しばかり。
誰も傷つかないし、かえって心がホッコリするような事件？ばかり。

さすがって感じの、心がゆったり出来る本です。

2014/01/12

こういうシリーズもおもしろい！
花咲小路シリーズです。今回は刑事の主人公。けれど、商店街のおなじみメンバーが再び勢ぞろい！
次回作も期待したゃうなぁ。

2014/01/11

前作「四丁目の聖人」の続編というか姉妹編。
今回は一丁目商店街の和食処「あかさか」が舞台でそこの孫で新米刑事の淳が主人公。
淳が非番の日に必ず祖母の梅さんが近所からの相談事を持ちかけてくる。迷子の猫の捜索、ラーメン屋に届く亡くなった先代店主からの手紙の謎、商店街の洋服店にオーダーメイドされる高級紳士服代未払いの謎、書店に置かれる檸檬の意味を商店街の跡取り会の若手と解く。最後は「あかさか」に梅さんを人質に立て籠り事件が・・これを解決したのが隣家に住む謎の美女ミケさん。淳とちょっといい関係になりかけるんだけど。
四丁目に出てきた人も何人か登場する。英国紳士のセイさんもその一人。
東京バンドワゴンのように終始、主人公淳の優しい語り口で話しが進みほのぼのとした感じ。バンドワゴンが堀田家の家族を中心とした話しならこの花咲小路は輪を広げ商店街の人々の物語。次は３丁目あたりで会えそうなシリーズ化の期待。

2014/01/07

続編だけど語り手は前作とは異なる。
祖父母の和食堂に住む若手刑事が
非番の日にご近所のちょっとした謎を解く。
バンドワゴン同様、この街の住人になりたくなる。

【初読・図書館・1/7読了】