人に強くなる極意 の商品レビュー
生きるパワーをくれる書です。 それも筆者の実体験に基づいてアドバイスがなされているため説得力もあります。 いくつか自分がやっていてふむふむと納得しながら読む箇所もありました。 忘れた頃に再読するのにはもってこいの本です。
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お勧めの本はいい。◆彼が考えるTPPへの参加のスタンスが、「中国包囲網」ということなのか。この方針だけか。
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氏の本は経験に裏打ちされているので、すらっと読める感じだ。 印象に残っているところを記しておく 1 よい物語で疑似体験をする 普通の社会人に経験できることは限られているので、小説や映画をみるといい。それらを通して代理経験できるという事。実際に体験しなくても本当に良い本や映画に触...
氏の本は経験に裏打ちされているので、すらっと読める感じだ。 印象に残っているところを記しておく 1 よい物語で疑似体験をする 普通の社会人に経験できることは限られているので、小説や映画をみるといい。それらを通して代理経験できるという事。実際に体験しなくても本当に良い本や映画に触れることで疑似体験できる。特に喜怒哀楽を描いた作品で登場人物の内面や葛藤があらわになっているもの。 2 いくらあっても満足できないのがお金の本質 お金には「限界効用逓減の法則」が当てはまらないということ。普通、腹いっぱい飲み食いすれば満たされることで欲望が減少するがお金は違う。100万円手にすれば1000万円、次は1億円が欲しいと際限がなくなる。つまり「限界効用が逓減しない」ということ。これがお金の怖いところで麻薬に似ている。 3 お金を受け取ることで主従関係ができあがる 人間には「返報性の法則」と呼ばれる心理があり、施しをされるとお返しをしたくなる。タダで物を受け取るとそこで主従関係が発生するということ。田中角栄が強固な派閥を作ったのもそれによる。
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イマドキの本なら、抽象化した図解とかで、逆に本質をつかめないものになってしまうことが多いんだけど、語るように説く、文字だらけのワリにすっと入ってくる佐藤優ワールド全開の好著。
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状況を類推できれば恐怖心は消える。 多くを語らずともお互いのリズムで仕事がこなsる。そんな関係が増えればおのずと仕事もこなせるようになるし、黙っていても信頼されて一目置かれるようになるはず。仕事ができにあ人や実力のない人物に限って物事を複雑に考える。シンプルに考える。 人間の能力...
状況を類推できれば恐怖心は消える。 多くを語らずともお互いのリズムで仕事がこなsる。そんな関係が増えればおのずと仕事もこなせるようになるし、黙っていても信頼されて一目置かれるようになるはず。仕事ができにあ人や実力のない人物に限って物事を複雑に考える。シンプルに考える。 人間の能力は不思議なもので、不可をかけるほど鍛えられ思いがけないほど伸びる。 他人との差異を楽しむ。 断らない力というのは、受け入れる力。
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フランスの社会学者マルセル・モースは『贈与論』(筑摩書房)という著作の中で、物を贈ったりもらったりするということが身分関係になると書いています。 タダでものを受け取ると、そこで主従関係が発生してしまう。そういう場合はお返しをするなり、ある程度のお金を払って買う。そうすれば力関係は...
フランスの社会学者マルセル・モースは『贈与論』(筑摩書房)という著作の中で、物を贈ったりもらったりするということが身分関係になると書いています。 タダでものを受け取ると、そこで主従関係が発生してしまう。そういう場合はお返しをするなり、ある程度のお金を払って買う。そうすれば力関係は発生しません。(p.158) 期限を区切るというのは、何かを始める時にはつねにセットにして考えるとよい考え方です。たとえば何かの勉強会を始めようとする。10人くらい集まって始めたのはいいが、今度は止め時がわからなくなることがあります。 皆勉強会を結構楽しんでいる。そこに、突然次回で最後ですというのも唐突で言い出しにくい。それでなんだかんだと続けてしまう。止めるタイミングを失ってしまうのです。 最初から「この会は5回で終わり。次に違うテーマでやるかは、その折に再度あらためてご連絡します」とすれば、カドも立たないしすっきりします。何事も、始める前に終わりと出口を明確にしておくことが大事です。(p.180) 個々の人間にとって、時間は有限なもの。だからこそ先送りしないほうがいいものがある。そのことをあらためて認識しておいたほうがいいと思います。 たとえば、機を逃すと一般的に難しくなるのが結婚であり、子どもを得ることでしょう。もし多少なりとも自分の伴侶を得て家庭をつくりたいという気持ちがあるなら、先送りして気がついたら40歳後半、50歳になってしまうと、正直かなり難しい状況になります。(p.202)
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久々にためになる本が読めたというのが1番の感想です。 神話、著者の経験・考え方、外交などの話もありとても楽しく読めました。 また各章の内容を考えるための参考図書も紹介されていてとても良かったです。 いろいろと考えさせられた本でした。
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資本論で読む金融経済危機 世界経済の大潮流 前田敦子はキリストを超えた 門 時間と自己 存在と時間
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人は人との関わりなしに生活することはできない。 また、仕事や交渉事で、どんな相手にもぶれない、びびらない、図太い人になれる頭の使い方ができれば、心にも余裕が生まれるはず。 外務省時代は、外務省主任分析官として活躍し、在ロシア連邦日本大使館に勤務していたころは、ロシアとの外交の最前線で活躍した経験を活かして著書。 『人に強くなる極意』として挙げられているのは、怒らない、びびらない、飾らない、侮らない、断らない、お金に振り回されない、あきらめない、先送りしないの、8項目。 ただ、もちろんここに挙げられているものも、時と場合、使い方や場面によって使い分ける必要がある。 例えば「怒る」とは、いわゆる「キレる」のように反射的に怒ることと、相手をフリーズさせて危険を回避させるための怒り、戦略的に芝居として怒ることの3つに分けられる。 キレた相手には、神が降りてきたと思って距離をおくしかないが、残りの2つの怒りは、時と場合によって、必要な怒りとなる。 著書の中で、判断が速い人は直感的に判断していると思われるけど、普段からいろんな場面を考えていたり、シミュレーションしていたりするからこそ、速い判断ができる。判断が遅い人ほど、後で訂正があったり、間違えたりすることが多い。とあった。 日本人は、熟考したり、周りの雰囲気をくずさないようにタイミングを計ったりすることもあるけど、いつでも判断できる頭の回転も普段から使っておかないと働かない。 『人間は考える葦である』と言ったパスカルも、人間は考えずにはいられない。みたいなことを言っていた。せっかく考えるのなら、ポジティブに、実になる思考を心がけて、人に強くれるように意識してみよう。
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著者の経験に基づいた主張が書かれている。 基本的には著者の経験に基づいた主張が書かれている。それに対する裏付けは特になく,自分にとっては説得力に欠ける内容がほとんどだった。本文中で言及された書籍は一応あるが,根拠の裏付けという面は少なく,その主張 を知るためのものだと思う。 この...
著者の経験に基づいた主張が書かれている。 基本的には著者の経験に基づいた主張が書かれている。それに対する裏付けは特になく,自分にとっては説得力に欠ける内容がほとんどだった。本文中で言及された書籍は一応あるが,根拠の裏付けという面は少なく,その主張 を知るためのものだと思う。 この作者の考え方を知りたい・興味があるというのなら読む価値はあるが,そうでなければあまり読んでも面白くないと思う。 ただし,いくつか参考になる箇所があったので以下でメモしておく。 * p. 178:ゲームやギャンブル・アイドルなど終わりのない目標を立てると,終着点が見えず,結局いつまでたっても達成感が得られない。 * p.180:期限以内にできなければ諦めるなど,目標をたてるときは期限を決めて取り組む。そうでなければ,終わりが見えなくなる。 * p. 184:エゴではない自分の思想や信条,存在意義などに関するものは諦めないほうがその後の人生にもよい影響を与える。
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