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ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方 の商品レビュー

3.9

33件のお客様レビュー

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2015/01/04

今のグローバルな世界で勝負するには、自分で考え、判断し、行動することがいかに重要性かをとてもわかりやすく説いた良書。答えのない問いを、「認識」、「国家」、「自由」、「経済」、「科学技術と自然」の分野毎に問いかけてくる。各分野での偉人の考えも、びっくりするほどわかりやすく解説されて...

今のグローバルな世界で勝負するには、自分で考え、判断し、行動することがいかに重要性かをとてもわかりやすく説いた良書。答えのない問いを、「認識」、「国家」、「自由」、「経済」、「科学技術と自然」の分野毎に問いかけてくる。各分野での偉人の考えも、びっくりするほどわかりやすく解説されており、私にとっては目から鱗の部分がたくさんあります。著者の理解力が高度であることがわかります。 例えば、我思う故に我ありのデカルトの理解の仕方は、 ①何でも疑う ②徹底的に事象を因数分解する ③簡単なものから複雑なものへと分析をすすめる ④もれがないかチェックする(ダブリも) と方法序説に書かれているが、このような西洋的な分析的な考えに対して、部分の総和は全体以上のなにかになるという東洋のホリスティック的な考えを並立させ考えさせるなど、理路整然とした構成で、すいすい読める。 自由と平等、資本主義と社会主義など、解釈の仕方で様々な立場がとれる課題に対して、筆者と一緒に考えて行く事で、知的好奇心が刺激される一冊です。

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2014/06/15

考える力 =諸問題に対してどのように判断をするか? 自分なりの視座をもてるか? ということと解釈。 哲学者や経済学者の思想を参考にしながら、自分ならどう考えるか?…とトレーニングができる本。 高校の倫理の授業で、本書のような議論をしたら、知識も思考力も深まって有意義なのではな...

考える力 =諸問題に対してどのように判断をするか? 自分なりの視座をもてるか? ということと解釈。 哲学者や経済学者の思想を参考にしながら、自分ならどう考えるか?…とトレーニングができる本。 高校の倫理の授業で、本書のような議論をしたら、知識も思考力も深まって有意義なのではないか?と。 ーーーーメモーーーー 個人主義 ⇔ 集団主義 契約 ⇔ 血族関係 自由主義(→助け合いの精神、資本主義) と 平等主義(→個人主義) ……全体と個のピザの取り分の大きさ ⇒アメリカと日本の比較 →→「西欧化せず近代化する」ことをテーマとして独自の発展をした日本

Posted byブクログ

2014/06/01

答えを出すのが難しい様々な問いに対して、著名な哲学・経済学者や芸術家の思想を参考にしながら、自分の答えを考えさせられる本。 様々な有名な思想や考えを知識として得ながら、そこから自分の考えを生み出していく。 当たり前のようだけど、その自分の軸を作りながら対話することの重要さを考え...

答えを出すのが難しい様々な問いに対して、著名な哲学・経済学者や芸術家の思想を参考にしながら、自分の答えを考えさせられる本。 様々な有名な思想や考えを知識として得ながら、そこから自分の考えを生み出していく。 当たり前のようだけど、その自分の軸を作りながら対話することの重要さを考えさせられた。 知識と教養・・・うーん、なるほど。

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2014/05/16

世界の(欧米の?)エリート層の考え方。国家とは何か、資本主義と社会主義どちらがよいか、とかとかの答えのみつかりにくいようなものに対する考え方や、それを考えるための過去の賢人の考え。 等々を知ることが出来る本。 読んだら賢くなったような気分になれる本。個人的にはこういうことを考える...

世界の(欧米の?)エリート層の考え方。国家とは何か、資本主義と社会主義どちらがよいか、とかとかの答えのみつかりにくいようなものに対する考え方や、それを考えるための過去の賢人の考え。 等々を知ることが出来る本。 読んだら賢くなったような気分になれる本。個人的にはこういうことを考えるが好きなのでとてもよかった。

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2014/05/04

タイトルからはビジネス書のようなイメージを受けるが、どちらかというと哲学書に近いかも。 テーマは、「認識」、「国家」、「自由」、「経済」、「科学技術と自然」

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2014/05/02

「考える力の磨き方」というタイトルだけど、いわゆるハウツー本ではなく、いろいろな「答えの出ない問題」を投げかけてきて、考えさせてくれる本。大人の私は、忙しさにかまけて最近こういう問題をじっくり考えてなかったなあ・・・と反省させられたので、そういう意味では有益だったけど、もう少し深...

「考える力の磨き方」というタイトルだけど、いわゆるハウツー本ではなく、いろいろな「答えの出ない問題」を投げかけてきて、考えさせてくれる本。大人の私は、忙しさにかまけて最近こういう問題をじっくり考えてなかったなあ・・・と反省させられたので、そういう意味では有益だったけど、もう少し深く掘り下げて問題提示してくれても良かったかなあと。古今東西の思想家や学者の考え方を紹介してくれるけど、高校生の世界史や倫理の教科書レベルくらいなので、ちょっと物足りなかった。中学生の息子に読ませてみようかと思った。

Posted byブクログ

2014/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自由か平等か A,平等 資本主義か社会主義 どちらが幸せか A,社会主義 小さな政府か大きな政府か A,大きな政府 科学技術か自然か A,自然

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2014/04/12

日本人に欠けていて、最も必要なのは「本質的な物事に関して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」そして、その「ブレない価値観をきちんと主張し、コミュニケーションを図れること」とあったが本書には、答えのない問いに対して筆者の意見が少なかったように思えた。答えがある教育を受けて...

日本人に欠けていて、最も必要なのは「本質的な物事に関して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」そして、その「ブレない価値観をきちんと主張し、コミュニケーションを図れること」とあったが本書には、答えのない問いに対して筆者の意見が少なかったように思えた。答えがある教育を受けてきた私としては、創造力に欠けているので、もう少し意見が欲しかった。でも、自分のこういう考えが発想力の低下に繋がるのか‥

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2014/03/04

とても刺激的で、どの題も真剣に考えさせられるものばかりでした。 特に芸術という分野は、元々私にはあまり関心がなかった部分でした。今回芸術について考察する機会を持ち、また一つ人として幅が広がったかなという思いです。 感性豊かな大学生に是非読んでもらいたいです。そして出来ることなら...

とても刺激的で、どの題も真剣に考えさせられるものばかりでした。 特に芸術という分野は、元々私にはあまり関心がなかった部分でした。今回芸術について考察する機会を持ち、また一つ人として幅が広がったかなという思いです。 感性豊かな大学生に是非読んでもらいたいです。そして出来ることなら真剣に議論をしたいです。

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2014/02/22

深い問いを持つこと。そして、それを深く考えること。大学教育のあり方とそれを大学時代に理解できなかったことへの悔い。答えが与えられ続けたことの弊害。社会で活躍するのに必要な力とは。

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