ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方 の商品レビュー
『答えのない問題』にどう答えを出すのか。 自由と平等らどちらが大事か。 資本主義と社会主義はどちらが人を幸せにするのか。 政治は市場経済に介入すべきか、否か。 科学技術の進歩と自然保護はどちらが大事なのか。 まさに現代を生きる私達に問われてるテーマに対して真剣に向き合い、自分...
『答えのない問題』にどう答えを出すのか。 自由と平等らどちらが大事か。 資本主義と社会主義はどちらが人を幸せにするのか。 政治は市場経済に介入すべきか、否か。 科学技術の進歩と自然保護はどちらが大事なのか。 まさに現代を生きる私達に問われてるテーマに対して真剣に向き合い、自分ならばどう考えるのか。 どちらがイエスでどちらがノーとか単純な答えでは終わらない深い内容だった。 様々な知識を得ながらも、自分の価値観は決して他の人に奪うることのない財産であり、より強固なものにしていきたい。そう感じた一冊であった。
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大学入学前の高校生だった頃に自分の思考力を深めたくて買った本をもう一度:) [問い] あなたはなぜ日本人なのか? 日本のどのような特徴を切り取って第三者に日本という国家を紹介するか? 自由は平等によって脅かされるか? 資本主義と社会主義どちらを支持するか? これらの問いに対し...
大学入学前の高校生だった頃に自分の思考力を深めたくて買った本をもう一度:) [問い] あなたはなぜ日本人なのか? 日本のどのような特徴を切り取って第三者に日本という国家を紹介するか? 自由は平等によって脅かされるか? 資本主義と社会主義どちらを支持するか? これらの問いに対してあなたはどのような知識と思考と議論を重ね、結論を出しますか? 知っているようで知らなかったこと、いざ言葉にしようとするとまとまらない思考。そうした問いに改めて向き合い自分の軸を形成するとても良いトレーニングになりました○
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社会(経済)、自然、芸術の項目について、答えが出ないだろうものをテーマに、考えることの大切さ、重要さを説いている。 特に自分は社会の項目で自分の知識の少なさを実感させられた。 この本での大事なことは、一番最初に書いてあるように > 本質的な物事に関して、しっかりと考察...
社会(経済)、自然、芸術の項目について、答えが出ないだろうものをテーマに、考えることの大切さ、重要さを説いている。 特に自分は社会の項目で自分の知識の少なさを実感させられた。 この本での大事なことは、一番最初に書いてあるように > 本質的な物事に関して、しっかりと考察し、自分なりの考えを持つこと ということ。 それはきちんと”自分の考え”なのか、誰か(メディアなど)によって歪められていないか、本質を見れているか、決して片方の意見の側に立たず、双方の意見を見る、そういうことまで考え抜くということが、考える力を磨くということなのだと思った。
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日本と海外との感覚の違いはなんだろうとずっと思っていた事に対して、日本の文化は世界でも稀に見るくらい特異なものということが分かり、なるほどと納得できた。 また、本当の意味でグローバルリーダーとなるためには、人としての教養が必要で、答えのない問題を2者択一だけではなく、いろいろな角...
日本と海外との感覚の違いはなんだろうとずっと思っていた事に対して、日本の文化は世界でも稀に見るくらい特異なものということが分かり、なるほどと納得できた。 また、本当の意味でグローバルリーダーとなるためには、人としての教養が必要で、答えのない問題を2者択一だけではなく、いろいろな角度からいろいろなプロセスで考える思考力、そこから多くの人との議論し、新しいイノベーションを生んでいく事が世の中にとっては必要な事なんだという思いを持って行動する必要があると痛感した。
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答えの出ない問題を考えることで、物事の本質に迫れると思う。考えようとするとすぐ詰まって辛いのだが、なんだかワクワクする気持ちもある。
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公務員試験の教養で勉強するようなことをダイジェストで書いてあり、受験生には丁度良い本だと思う。 逆に言えば、日本の公務員になるような人は、著者が言う「グローバルな」人材が持つ素養を身につけているはずである。 ただし、日本の多くの試験の問題は選択式問題であったり、事実関係の確認(知...
公務員試験の教養で勉強するようなことをダイジェストで書いてあり、受験生には丁度良い本だと思う。 逆に言えば、日本の公務員になるような人は、著者が言う「グローバルな」人材が持つ素養を身につけているはずである。 ただし、日本の多くの試験の問題は選択式問題であったり、事実関係の確認(知識を問う)出題の仕方ということ。やはり、自分の頭で考えたことを論述させるという訓練を積ませていくしかないん
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・グローバル社会に通用する人材となるためには、確固たる価値観を持っていたり、本物の教養をみにつけていることのほうが語学よりもはるかに重要です。私たち日本人にもっとも欠けていて、もっとも必要なのは「本質的な物事に関して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」。そして、その「ブ...
・グローバル社会に通用する人材となるためには、確固たる価値観を持っていたり、本物の教養をみにつけていることのほうが語学よりもはるかに重要です。私たち日本人にもっとも欠けていて、もっとも必要なのは「本質的な物事に関して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」。そして、その「ブレない価値観をきちんと主張し、コミュニケーションを図れること」だと私は思います。 ・教養とは「すべてを忘れたときに残るものであり、すべてを習った後にでも、なお足りないもの」と言われている。いかに豊富な知識を得ても、それを忘れてしまうことはあります。しかし、すべてを忘れてしまった後にでも、あなたの心に残っている信条や価値観、「あなたという人物を形づくっている軸」が必ずあります。それが「教養」です。裏を返せば、どんなに素晴らしい知識を学び、経験を積んだとしても、それだけではあなたの血肉にはなりません。自らの血肉とするには、知識や経験を十分に咀嚼し、思考し、取捨選択をし、再構成する必要があります。すなわちそうした時間の積み重ねが「すべてを習った後にでも、なお足りない」部分なのです。知識はとても大事ですが、それだけでは足りない。その知識や経験に対して、あなたはどう感じ、どう思考していくのか。この作業こそが重要です。 ・海外のトップスクールでは、日本の入試とはまったく違い、知識よりもどこまで深い思考ができるかが問われます。
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楽しい!! まだ途中だけど!!ソクラテスの弁明 とか、ソクラテスの名前を高校時代に習ったきりの僕にとってはセンセーショナル!! 無知の知! ぶっちゃけ超面白い。これはfavorite bookのひとつ!!
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「考える」きっかけを与えてくれる、もしくは考えるとはどういうことか、どのようにすればいいかということに触れる内容だった。 実際、本書を読んで確かに普段そこまで意識して考えてないな、とか逆に考えすぎてよくわからなくなる!といった自分の中での発見とか考えることの楽しみを啓発された。ネ...
「考える」きっかけを与えてくれる、もしくは考えるとはどういうことか、どのようにすればいいかということに触れる内容だった。 実際、本書を読んで確かに普段そこまで意識して考えてないな、とか逆に考えすぎてよくわからなくなる!といった自分の中での発見とか考えることの楽しみを啓発された。ネットから情報取得するのもほどほどにして「自分で考える」という時間を持つべきだと感じた。 あえて、ツッこむ点があるとすればタイトルの 『ハーバード、オックスフォード・・・』の部分である。 著者はハーバード、オックスフォードの出身ではない。この文字の根拠は時折投げかかる問の出典元がハーバードやオックスフォードの試験、というだけのようだ。 だから”・・・”と少し申し訳なさそうな感じなのかもしれない。素直に『トップスクールが実践する考える力の磨き方』でいいのにとも思う。 もちろんこの2校の名前が入るだけで売上が変わってくるということもあるのだろうが。
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実際に一流大学の入試に出された問題等を取り上げて、具体的な哲学者や政治学者の考えを例に思考するプロセスを提示してくれる。もう一度読んで自分の意見・哲学を掘り下げていきたい。
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