村上海賊の娘(上巻) の商品レビュー
信長の時代 瀬戸内の海賊、村上武吉の娘・景(きょう)のお話し。 男前というか、男勝り。じゃないか、男子じゃん! の、単純さや、力任せで走り出しちゃう。 きょうちゃん どこに向かおうとしているのかしらん。 《無茶しないでね》って。
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信長と大坂本願寺との戦いが舞台。 大坂本願寺を兵糧攻めにしようとする信長。 これに対し毛利から兵糧を運び込むよう依頼された村上海賊は 毛利家に味方する交換条件として、能島村上の娘・景の縁組話を持ち出す。 一方景は、海賊働きの際知り合った門徒たちを大坂・木津砦まで廻船で送ること...
信長と大坂本願寺との戦いが舞台。 大坂本願寺を兵糧攻めにしようとする信長。 これに対し毛利から兵糧を運び込むよう依頼された村上海賊は 毛利家に味方する交換条件として、能島村上の娘・景の縁組話を持ち出す。 一方景は、海賊働きの際知り合った門徒たちを大坂・木津砦まで廻船で送ることに。 そこで泉州海賊の七五三兵衛らと出会う。 主人公の景よりも織田方の七五三兵衛、本願寺の孫市など 脇のほうが魅力的。 今後どう展開するのか。。。下巻に期待。
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和田竜さんの最新作。4年ぶりだそうです。 そのためか、上下巻とも500ページくらいあって 非常に分厚いです。 時は戦国、信長と本願寺が激突を繰り広げる中、毛利・ 最下・村上水軍を中心に話が進みます。 原田直政、泉州水軍といったあまり知られていいないメンバーも登場しますし、主人公...
和田竜さんの最新作。4年ぶりだそうです。 そのためか、上下巻とも500ページくらいあって 非常に分厚いです。 時は戦国、信長と本願寺が激突を繰り広げる中、毛利・ 最下・村上水軍を中心に話が進みます。 原田直政、泉州水軍といったあまり知られていいないメンバーも登場しますし、主人公は架空の人物らしいですが、物語にはグイグイ引き込まれます。 特にたまにしか出てきませんが、村上武吉が男前です! 下巻にも期待。 (現在、読書中)
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信長と大阪本願寺の戦いで本願寺側に付く毛利家と共に瀬戸内海で海賊をお生業とする能島村上の娘の景の生き方を描く。信長側に着く泉州海賊と出会いが面白く読めた。
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本願寺対信長の砦の取り合いがメインといった感じで、泉州海賊の七五三兵衛はやたら目立っていたけれど、主人公のはずの景は今ひとつ影が薄かった感じ。
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塙直政が亡くなった天王寺合戦の中で能島村上水軍の娘景と泉州海賊の七五三兵衛の出合いとそれぞれの人物設定を紹介。 それにしてはちょっと長い。
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図書館にて。 和田竜の新刊で、王様のブランチでも取り上げられていた話題作。 予約したら思ったより早くゲット。 時代物だけに似たような名前の登場人物が多くて最初は読みづらかったが、キャラクターが皆生き生きしていて、どんどん引き込まれた。 村上海賊3兄弟のキャラクターを始め、織田方...
図書館にて。 和田竜の新刊で、王様のブランチでも取り上げられていた話題作。 予約したら思ったより早くゲット。 時代物だけに似たような名前の登場人物が多くて最初は読みづらかったが、キャラクターが皆生き生きしていて、どんどん引き込まれた。 村上海賊3兄弟のキャラクターを始め、織田方、本願寺方の情景が色付きで見えるようだった。 残虐でガサツ、鈍感な景が中心にはいるが、他の人物たちとの関わりでどう変わっていくのか、この先の展開も楽しみだ。
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上巻はやや冗長で退屈に感じる。圧巻は下巻。 まあ、上巻はどうしても石山本願寺や石山合戦についての背景や村上海賊、登場人物の造形などを掘り下げて説明しなくてはならないので、仕方ないのかもしれない。 下巻に入ると話の流れがダイナミックになり、主人公である景の変化とともにグイグイ物語に...
上巻はやや冗長で退屈に感じる。圧巻は下巻。 まあ、上巻はどうしても石山本願寺や石山合戦についての背景や村上海賊、登場人物の造形などを掘り下げて説明しなくてはならないので、仕方ないのかもしれない。 下巻に入ると話の流れがダイナミックになり、主人公である景の変化とともにグイグイ物語に引き込まれていく。 歴史上の記録(信長公記など)をなぞりながら、現代において過去を記録しているかのような筆致は小説世界を楽しむとともに、史実のドラマも楽しむことができる手法はうまいのひとこと。 主人公の村上海賊の姫である景が現実の戦を通して自ら守りたいものを見つけ、それを守るために行動するドラマを描きつつ、歴史上のひとつの山場である織田軍と毛利水軍(村上海賊を含む)の戦いの様子も楽しむことができる。 歴史小説+創作の面白さ・醍醐味を存分に味わうことができる内容には大満足! 余談だけれども、こういう作品を読むにつけNHKの大河ドラマの残念感を思わずにはいられない。 細かな部分において歴史上何をしていたかよくわからないような女性主人公の場合(最近でいうと八重の桜や江などがいい例ですが)、この時代の女の人がこんなことしないでしょ!というようななんだかよくわからない脚色を盛り込むくせに、変なところで史実にこだわるというか、歴史をなぞることに終始するというか…。 歴史を題材にしている以上、歴史を変えることはできないのは仕方ないけど、この本のような「ドラマ性」がないと面白くないんだよ…残念だ。
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これを血湧き肉躍る戦記物ととるか、ラノベタッチの歴史モノととるかは読んだ人それぞれの意見ですが、一気に読み進めさせる面白い本というのはコレ。 本屋大賞ノミネート作ということでたまたま読み始めたけれどそうでなかったら手に取らなかった。 怒涛の如く一気に下巻に雪崩れ込む。
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日本の戦国時代の物語で、信長包囲網を軸にして、織田家対毛利家(村上武吉の娘景(きょう)の話)の戦いを描いた作品。有名な木津川合戦の表舞台を描いた作品である。のぼうの城で有名な作家さんの話である。
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