村上海賊の娘(上巻) の商品レビュー
本屋大賞が発表される日に図書館へ行って借りられたので、発表後「ラッキー♪でも予約が殺到しそうだから、早く読んで返却しよう!」と思っていたけれど、これはじっくり読まないといけない本だった(^^;たびたび史実が入り込んでくるから、読むのが大変(--;)しかし、内容は面白いから話に引き...
本屋大賞が発表される日に図書館へ行って借りられたので、発表後「ラッキー♪でも予約が殺到しそうだから、早く読んで返却しよう!」と思っていたけれど、これはじっくり読まないといけない本だった(^^;たびたび史実が入り込んでくるから、読むのが大変(--;)しかし、内容は面白いから話に引き込まれる(^^)何にたいしてもまっすぐな景がカッコイイ!と思っていたら、後半は陸戦を見学しているだけだったので少しガッカリ(-.-)下巻に景の活躍を期待する!
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とっくに読み終わってたのに登録詩忘れていた…。 本屋大賞取りましたね。とりあえずぜひとも景姫は杏さんにやってもらいたい。というか明らかに杏さんを意識して書いているだろうなっていう外見設定でした。 毛利あたりの話はとても好きなものの、最初はひたすら景姫のいわゆる都会に憧れる女の子な...
とっくに読み終わってたのに登録詩忘れていた…。 本屋大賞取りましたね。とりあえずぜひとも景姫は杏さんにやってもらいたい。というか明らかに杏さんを意識して書いているだろうなっていう外見設定でした。 毛利あたりの話はとても好きなものの、最初はひたすら景姫のいわゆる都会に憧れる女の子な部分に「お前!!ちったぁ周りみろや!!」とイライラしてました。が、男たちのやりとりは熱くていい。また、雑賀孫市の扱いが信者なのではなく、「周囲に信者が多いから」という考えなのが印象的でした。
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結婚したい、でも、自由に海を行き、戦もしたい。 ヒロインが憧れを抱く戦の中で、御家存続と人の命の軽視という現実を知り、宗教の恐ろしさを知ることで、成長していく過程を軸として、次木津川合戦の史実の渦中にいた人々を描きます。 細かな史実を引き出し説明しながらの文章は、司馬遼太郎を感じ...
結婚したい、でも、自由に海を行き、戦もしたい。 ヒロインが憧れを抱く戦の中で、御家存続と人の命の軽視という現実を知り、宗教の恐ろしさを知ることで、成長していく過程を軸として、次木津川合戦の史実の渦中にいた人々を描きます。 細かな史実を引き出し説明しながらの文章は、司馬遼太郎を感じさせ、歴史物としての面白さはありますが、人により読みにくいと感じる場合ありです。 そして、『のぼうの城』のような、名のある戦国武将が直接登場したり、大きな知略をつくしての闘いという話ではないのでご注意。
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瀬戸内海の海賊王村上武吉。その娘の景は、醜女で男勝り。あることが、きっかけで、大坂の本願寺と織田家の争いに巻き込まれる。 美の基準と言うのは、時代時代によって変わっていくものだなと実感。作中では、大女でがさつと言う印象があるけど、生まれる時代が現代だったらもっと沢山の生き方の選...
瀬戸内海の海賊王村上武吉。その娘の景は、醜女で男勝り。あることが、きっかけで、大坂の本願寺と織田家の争いに巻き込まれる。 美の基準と言うのは、時代時代によって変わっていくものだなと実感。作中では、大女でがさつと言う印象があるけど、生まれる時代が現代だったらもっと沢山の生き方の選択肢があっただろうなと思いました。それに、道理に合わないことを正面から立ち向かう。考えようによっては、こんな格好いい人はいないかな。 命の価値がないに等しい時代の宗教の狂喜もよく描かれていると思いました。また、最初はいがみ合っていた七五三兵衛と沼間義清も、戦を通して、不器用ながらもお互いを認める関係になっていく様子が、感動でした。下巻に続きます。
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レンタルでエントリーしていたこの本が届いた日に、2014本屋対象の受賞が決まった。 上巻では、主人公である景の印象がいまいち浅く、物足りなさばかりが残った。男社会、しかも乱世という時代背景にはっては仕方ないことなのかもしれない。下巻でどう展開させてくるのか楽しみにしたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
戦国時代、織田信長と大坂本願寺の対立による戦い。 大坂本願寺を攻める織田方は泉州の侍と眞鍋海賊、籠城戦で信長に対向する本願寺に見方して兵糧を入れようとするのは毛利と毛利に乞われた瀬戸内海の村上海賊。 この村上海賊の景(キョウ)という男顔負けの海賊働きをする娘が主人公。腕が立ち、海賊働きが大好きで戦は華やかのものだと思っていた景が、本物の戦を経験して戦の非情さに打ちのめされるが、やがて強い想いに駆られて海での戦いに突き進んでいく。 村上海賊も眞鍋海賊も登場人物が皆大変個性的で、彼らが躍動感溢れる戦いを繰り広げる様子に思わず引き込まれる。 史実に基づいた小説ということを示すためか、色々な場面で古文書などの資料を引用しているのが少々煩わしく、饒舌に感じるのが残念。 しかし、登場人物達のあり得ないような大活躍を、小説だと割りきって読めば、全体的にスピード感があり、とても楽しく読み進めることができる小説。 敵味方入り乱れて壮絶な死闘を繰り広げる訳だが、どの人物も活き活きと描かれそれぞれ魅力があり共感できるところが見いだせる。そこがこの小説の魅力だろう。 2014年本屋大賞受賞作品
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関西人でも泉州訛りを文字にされると読みにくい。その分話の勢いをそらされる感じがして、ちょっと苛々。でも下巻を読まざるを得ない、、、。
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戦国時代を舞台にしたロマンの塊みたいな小説。 登場人物がどいつもこいつもおそろしくかっちょいい。 史実も挟みながら、スカッとするストーリーでぐいぐい引き込んでくる。
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信長と大坂本願寺との戦いで、毛利側に組みすることとなる村上海軍を主にした小説。大河ドラマ、軍師官兵衛を観ているので、敵方の毛利側からの話を読めて面白い。
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本屋大賞受賞前に読みました。 私的には、ちょっと人物説明とかが難しく物語に入り込む前にリタイヤしてしまいました。 景の行動理由がすごく単純でそこは可愛いなと・・
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