シャドウ・ストーカー の商品レビュー
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一番怪しそうで、それが却って「実は他に犯人がいるだろう」と思わせて、やはり最初から怪しかった奴が犯人だったという捻りの効いた構成。毎日少しずつ読む分には十分楽しめた。
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キャサリン・ダンス編、第三弾。 リンカーン・ライムのサイドキャラとしてのダンスですが、女性として共感できるところも多く、物証を細かく分析するという作業より、人間の心理の奥深くを見て判断することの方により興味を持てるので、こちらのシリーズの方が私は好きです。 今回は、地元のスター...
キャサリン・ダンス編、第三弾。 リンカーン・ライムのサイドキャラとしてのダンスですが、女性として共感できるところも多く、物証を細かく分析するという作業より、人間の心理の奥深くを見て判断することの方により興味を持てるので、こちらのシリーズの方が私は好きです。 今回は、地元のスターに纏わりつくストーカー対処の話。 ストーカー自体の不気味さは勿論、脇を固める人間たちの細やかな描写にのめり込まされる。そして、ディーバーお約束の、ドンデン。 ちょっとのことでは驚くまいと慎重に覚悟を決めて読み進めていても、途中やっぱり「わ!」とか、「え~・・・」とかついつい声に出してしまう。 まだまだ続きそうなこのキャサリン・ダンスシリーズ、ミステリーファンというよりもダンスの親友(!?)の立ち位置で楽しみに待っていたい。
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リンカーン・ライムのシリーズの派生。キネティクスの専門家、キャサリン・ダンスのシリーズ第3作、いつもの縄張りを離れてフレズノで起きたカントリー&ウェスタンのカシュとその熱烈なファンをめぐるストーカー連続殺人事件。リンカーン・ライムもちよこっとだけ顔見世興行ふうに顔を出して...
リンカーン・ライムのシリーズの派生。キネティクスの専門家、キャサリン・ダンスのシリーズ第3作、いつもの縄張りを離れてフレズノで起きたカントリー&ウェスタンのカシュとその熱烈なファンをめぐるストーカー連続殺人事件。リンカーン・ライムもちよこっとだけ顔見世興行ふうに顔を出している。どんでん返しの連続がかなり派手だけど、最後の方のどんでん返しは個人的にはやや説得力を欠くような気がした。書き急いだみたいな印象。でも、なかなか読み応えがあって面白い。
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今年のディーヴァーはキャサリン・ダンスもの。これほど安心してドキドキできるミステリもまあない。後半になってややくどいかと思われたヒネリも、最後には鮮やかに着地して、さすがだ。 それより気になったのは、あらまあキャサリン、この後どうするの?ってことの方。尋問の天才も自分の人生のコ...
今年のディーヴァーはキャサリン・ダンスもの。これほど安心してドキドキできるミステリもまあない。後半になってややくどいかと思われたヒネリも、最後には鮮やかに着地して、さすがだ。 それより気になったのは、あらまあキャサリン、この後どうするの?ってことの方。尋問の天才も自分の人生のコントロールは難しいんだね。
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キャサリン・ダンス シリーズ 途中、リンカーン・ライムがアメリア・サックスとともに捜査協力するシーンあり!カントリーシンガーのストーカーによる殺人&政治的殺人らしきものも絡んで…。 なんでキャサリン・ダンスは自分に関しては主観的で、気が多いの(怒)!
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シリーズ第3弾、読了!週末半日かけて一気に読破しました!読み終えるのがもったいないほど面白かった! 月曜日に最初の殺人発生。火曜にもういっちょ発生。疑わしいストーカーくんは、ダンス得意のキネシクスにサッパリ反応しない。悪いことを悪いと思わないサイコパスには、キネシクスの効果ゼロってことなのね。 長い水曜日が終了。殺人犯が捕まり、ストーカーが無実と判明。…ああああ、ディーヴァーがこれで終わる訳がなーい((;゚Д゚))‼︎‼︎ 来るぞー、ツイストの嵐が来るぞー、ドキドキドキドキ。ああ心臓と胃にくるっ。 激動の木曜日終了。急浮上した別の真犯人が死亡。でも…あといちんち残ってる( ;´Д`)。私ごときが初手から怪しいと思ってた人間が、ホントに真犯人だなんて、そんな浅いミステリ、ディーヴァーは書かないよね?きっとまだ来るぞう、どんでん返し…((;゚Д゚))。 と、キリキリ胃に負担をかけつつ、あー面白かったあ!ライムも友情出演。お得意の黒板が登場したのには、思わずニヤリ。「鳥の○○」にもニヤリ。ライムシリーズも大好きだけど、ダンスシリーズは、女心の複雑なトコがまた読ませる。感情移入しちゃうんだよねえ。
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キャサリン・ダンスシリーズ3作目。ディーヴァーお得意のどんでん返しが、今回は最後少し間延びした感じがしたのが残念。ライムが来たのならもっと早く解決してもよかったのでは。ちょっとライム中途半端。
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キャサリン・ダンスシリーズ第三弾。前作ではターゲットを追いかける展開でモヤモヤしてしまったが、今回は直接ターゲットと対峙するシーンが多かったので、キネシスクのテクニックを堪能することができて面白かった。 カントリー・ミュージックに対する作者の思い入れが随所に見られる。休暇先の事...
キャサリン・ダンスシリーズ第三弾。前作ではターゲットを追いかける展開でモヤモヤしてしまったが、今回は直接ターゲットと対峙するシーンが多かったので、キネシスクのテクニックを堪能することができて面白かった。 カントリー・ミュージックに対する作者の思い入れが随所に見られる。休暇先の事件ということもあって、全体にのんびりしてる感じ。ストーカーはいいキャラをしてると思う。ディーヴァー作品の犯人像は共通して頭がきれる。主人公との頭脳対決が大きな特徴でもあるので、目に見えない心理戦にわくわくする。そこが好きかも。 リンカーン・ライムが登場するが、カメオ出演ではなく、結構がっつりと作中に入り込んでいる。でも、証拠の分析から犯人に迫るのはリンカーン・シリーズであって、ダンス・シリーズではない。もちろん、キネシスクを駆使しての展開がメインではあるのだが、ライムのヘルプがないと先に進めないというのは、何となく興醒めしてしまう。例の証拠分析表まで出てくるので、これって何のシリーズだっけ? と一瞬わからなくなる。 ストーリーは飽きないし、ダンスの私生活が同時進行し、それはそれで読み応えがあるのだが、終わってみれば普通かなという印象。お約束のサプライズが若干くどい。それもこれも、ハイ・レベルを期待してしまうお気に入り作家だからでしょう。たまには、サプライズなしのがっつりサスペンスを読みたいなー。
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読了してまず思ったのは、ダンス、これは最大のポカではないか、どうするん?! だった。キャサリン・ダンス・シリーズの第3弾。毎回高いクオリティのエンタテインメントを読ませてくれるディーヴァー、二転三転するのはわかっているので、あと何回ひっくり返してくるか予想して楽しむ。カントリー・...
読了してまず思ったのは、ダンス、これは最大のポカではないか、どうするん?! だった。キャサリン・ダンス・シリーズの第3弾。毎回高いクオリティのエンタテインメントを読ませてくれるディーヴァー、二転三転するのはわかっているので、あと何回ひっくり返してくるか予想して楽しむ。カントリー・シンガーのストーカー事件を扱った作品で、歌手が曲作りの着想を得て広げていく場面がとても好き。
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