日本の論点 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本が抱える課題を数ページにまとめているので、さくっと読めた。 CTスキャンの被ばく量はへたすると2回で年間限度を超えることがあるとのこと、福島での被ばくよりこちらのほうが危険である。 あと、外国の人に宗教を聞かれたら、無宗教であると言わないように。無宗教というとこいつは歯止めがきかないヤバイやつだと思われるらしい。 日本は八百万の神といって、山や樹木など自然界のあらゆるところに神がやどると信じられています。私もそう思いますと答えよう。
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久々に大前研一を読んだ。良いです。相変わらず勢いがあり、アイデアが斬新です。同意しかねる部分もあるけれど、総じて説得力があります。巻末の三浦雄一郎との対談も圧巻だった。三浦雄一郎が北大の獣医学部出身だったり、息子の豪太が医学博士だというのも凄すぎ。単なる冒険スキー野郎じゃなかった...
久々に大前研一を読んだ。良いです。相変わらず勢いがあり、アイデアが斬新です。同意しかねる部分もあるけれど、総じて説得力があります。巻末の三浦雄一郎との対談も圧巻だった。三浦雄一郎が北大の獣医学部出身だったり、息子の豪太が医学博士だというのも凄すぎ。単なる冒険スキー野郎じゃなかったんですね。
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大前さんご自身の論が元々確立されていらっしゃるので、論調にはだいぶ偏りがあるように感じた。が、日本の論点と大きく置いているだけあって近代経済理論からアジア企業のビジネスモデル、グローバルto日本の観光産業、ゆとり教育、TPPに対向する日本の農業施策、都構想や道州制など地方自治体の...
大前さんご自身の論が元々確立されていらっしゃるので、論調にはだいぶ偏りがあるように感じた。が、日本の論点と大きく置いているだけあって近代経済理論からアジア企業のビジネスモデル、グローバルto日本の観光産業、ゆとり教育、TPPに対向する日本の農業施策、都構想や道州制など地方自治体の進むべき道…などと扱うテーマは幅広い。 ■ポイント ・優秀なトップ企業を抱え、高い一人あたりGDPを実現するスイスを筆頭としたクオリティ国家を研究すべし ・日本人の個人金融資産は1500兆円、平均3500万円を墓場に持っていく ・ネット時代の三種の神器、ポータル、決済、物流 ・税金だらけのモノなど誰も持ちたがらない、シェアリングが合理的 ・滞在型の観光という観点の欠如
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「消費税」「憲法改正」「景気対策」「TPP農業問題」・・・ 問題は山積み。 大前さんの考えには賛成だ。政治家の人読まないかな。
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日本の抱えてる問題の中で、著者が問題と考えている問題について、問題意識が持てたと共に、彼の考えについても知ることが出来た。 時間があればもう一度読みたい。
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尊敬しつつも、大前研一さんの著書はこれが初めてでした。現在海外旅行中のリゾートビーチの浜辺であえてこうして読みたかった一冊です。全221頁で多角的なアングルから切り込まれるそれら論点は、日本から外に出て読むと理解が感情的になりはしますが、大前さんの仰る日本病という症状はとりわけ納...
尊敬しつつも、大前研一さんの著書はこれが初めてでした。現在海外旅行中のリゾートビーチの浜辺であえてこうして読みたかった一冊です。全221頁で多角的なアングルから切り込まれるそれら論点は、日本から外に出て読むと理解が感情的になりはしますが、大前さんの仰る日本病という症状はとりわけ納得がいき、また、いい社会人をつくることが社会コストを下げるといった、それらは自身の世代を中心としたキーワードと捉え日本を憂う良いきっかけとなりました。
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大前さんがプレジデント誌で連載している「日本のカラクリ」や対談記事を抜粋・加筆修正しつつ、まとめた本です。 この本で私が印象に残ったのは、道州制。 今までピンと来ていなかったのですが、大前さんが道州制を主張する理由がなんとなくわかったような気がします。 ・スイス、デンマークな...
大前さんがプレジデント誌で連載している「日本のカラクリ」や対談記事を抜粋・加筆修正しつつ、まとめた本です。 この本で私が印象に残ったのは、道州制。 今までピンと来ていなかったのですが、大前さんが道州制を主張する理由がなんとなくわかったような気がします。 ・スイス、デンマークなどの「クオリティ国家」は人口500万~1000万人程度 ・日本の地方も、これらの国家と同程度の人口(例えば、デンマークと北海道の人口は同程度) ・にも関わらず、日本の地方はこれらの国家のような活力が無い ・これは中央依存(交付金依存?)の弊害 ・道州制に移行し、道州単位で自立した経営を行うべきである。 人口や面積などの点で日本の地方(道州)と同程度の国家が「クオリティ国家」として隆盛を極めているのだから、道州ももっと栄えるポテンシャルがある。 現在の仕組みでは中央からの交付金に依存する傾向が強く、ポテンシャルを発揮できていないので、道州として自立した地方経営をするべきである。 それがひいては日本の活力につながる。 という考え方でしょうか。 大前さんの本、初めて読みました。 雑誌での連載記事が中心なので、コンパクトにまとまった内容で、読みやすかったです。 他の本も読んでみようかな。
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日本の現状、政治、原発などそうなんだと面白く読むことができた。と同時に今後生き抜いて行くためには、多くの知識を取り込んで、自分も何ができるのか真剣に考えなければという思いが大きくなった。
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大前研一氏の著書は、新刊がでると一応目を通すようにしています。 本書は、ジャック・アタリ氏と三浦雄一郎氏との対談も含みますが、基本は、プレジデントの連載のものに加筆・訂正したもので、内容は今まで大前氏の主張をなぞっているに近いと思います。 この国のダメな点を挙げて、それを解決...
大前研一氏の著書は、新刊がでると一応目を通すようにしています。 本書は、ジャック・アタリ氏と三浦雄一郎氏との対談も含みますが、基本は、プレジデントの連載のものに加筆・訂正したもので、内容は今まで大前氏の主張をなぞっているに近いと思います。 この国のダメな点を挙げて、それを解決する策も挙げるのですが、毎回思うのは、この国は全く変わらない。そして、タイトルの異なる新刊本が出るので読むというルティーンになってきています。 この国が変わらなければならないのは確かですが、著者も提言だけではなくて、そろそろ何か実行するためには何が足りないのか、考えないといけない場所まで来ているような気がしますね。 ただ、大前氏の本を初めて読む人にとってはコンパクトにまとまっていてよいと思います。
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国家財政、景気対策、クォリティ国家、グローバルな企業動向、貿易、教育、医療、改憲、自治、行革、外交、原発、宗教といった各方面での著者らしい課題認識と処方箋。 参考になる半面、鵜呑みにすることなく自分で実情を知り、考える必要性も感じさせられた。 4-14
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