星がひとつほしいとの祈り の商品レビュー
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人には見えない事情や背景があって、 もがきながらも生きている。 苦しい、儚い、切ない。 でも読み進めちゃうそんな原田マハさんの本。 自分は体験しない人生なのに景色が見える、まるで物語の主人公かのように没頭できる。 日々の小さな幸せを大切にしようと改めて思える。 何回も電車で涙が溢れた。(涙もろいだけ) 備忘として。 【椿姫】 中絶というシビアな社会問題。自分の体験ではないのに感情移入。あの男の子の覚悟はいかに。。 【夜明けまで】★ 大女優の母と母のことが苦手だった子の物語。 父と母の始まり方と終わり方。言語化できなくて悔しいけどなんかもうすごかった。そんなパターンありなの?! 【星がひとつほしい】★★ 本当に実在している読み聞かせなのかまさかの夢だったのか。構成がおもしろかった。ヨネとの信頼関係、ヨネの表現、言葉の選び方に脱帽。 【寄り道】 独り身同士の友の物語かと思えばこれまた母と子のお話を通じて人生寄り道してもいいんだよって諭してくれるストーリー。 母の葬儀に間に合うようにしてくれた周りの温かさに思わず涙。 【斉唱】 シンママと難しいお年頃の娘。トキを通じて心が開かれる兆しが見えるお話。 【長良川】 夫婦の尊い絆。夫のセリフに涙。 【沈下橋】 継母と大麻に手を染めてしまった元娘の物語。 「自由になればいい」
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極上の短編集。 時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈...
極上の短編集。 時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈り」。このほか、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。「楽園のカンヴァス」で注目の名手が静かな筆致で描く、極上の短編集。
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今の自分に染み渡る短編集でした。 書店さんの企画で、短いあらすじのみでタイトルがわからない状態で購入したのですが、あまりにも自分にピッタリで、感動してしまいました。また時間を置いて読み返したい作品のひとつになりました。
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少し重めのストーリーばかりの短編集、けど不快だったり悲しくなる事はなく、しんみりとした気持ちで読了しました、味わい深い一冊です
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先日、初めてマハさんの小説を読んで 別作品も読みたくなり、書店で この素敵な装丁に一目惚れして購入 カバーは 画はゴッホの『星降る夜、アルル』 の全面帯の方になります 20代〜50代の女性達が主人公の 7つの短編集 どの物語にも違った良さがある 特に表題作が良すぎた!! 装丁...
先日、初めてマハさんの小説を読んで 別作品も読みたくなり、書店で この素敵な装丁に一目惚れして購入 カバーは 画はゴッホの『星降る夜、アルル』 の全面帯の方になります 20代〜50代の女性達が主人公の 7つの短編集 どの物語にも違った良さがある 特に表題作が良すぎた!! 装丁も内容も含めて買って良かった1冊 それにしても、長編も短編も巧すぎ!
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読んだ日をみてビビってるんですが、1年半以上前に読み終わった本です。どの短編も好きですが、「星がひとつほしいとの祈り」「夜明けまで」が特に好みでした。聞き手のコピーライターとマッサージ師にはなんの繋がりもなく、狐につままれたような終わり方をするのに、1つの話として成立しており、不思議な読み心地でした。コピーライターは得るものも失うものもなく、これを表題に選んだ理由が気になります。タイトルが唯一詩的だからでしょうか(内容ももちろん考慮してるとは思いますが)。
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7編からなる短編集。 佐渡や長良川、四万十など旅行で訪れたことがある場所が舞台のお話が出てきたので風景を思い出しながら読めた。 ただ7編中5編で主人公かその家族に不倫経験がある。さすがに多すぎ。
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自分の住んでる所とは違う場所で、色んな経験をするような話の短編集。 当たり前だけど、その地に行くまでに1人1人色んなことがあって、非日常の場所で心を整理したくなるのかもしれないなと思った。 自分の故郷の方言が出てきて、読んでいても頭の中でその方言が頭の中を占め、自分も帰りたいなと...
自分の住んでる所とは違う場所で、色んな経験をするような話の短編集。 当たり前だけど、その地に行くまでに1人1人色んなことがあって、非日常の場所で心を整理したくなるのかもしれないなと思った。 自分の故郷の方言が出てきて、読んでいても頭の中でその方言が頭の中を占め、自分も帰りたいなと思った。 長良川の話が、好きだった。
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温かい。この一言に尽きる 誰かが誰かを想って、そんな繋がった先にある「温かさ」がこれからも続いていてほしい
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どの話も死と関連がある。でも人間、死んだら終わりじゃない。残された側、先に逝く側のそれぞれに想いがあって、その想いはたとえ形式的には物事が進んで死が1つの儀式として終わったとしても、残るものなんだなって思った。
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