AKB48論 の商品レビュー
テーマがAKB48のゴーマニズム宣言 ある種極論だが正論であるスタンスは変わらない。 自分の興味のない分野のことであったが、当時の状況が知れ、またあまり好ましくない世間一般的な考え方に対する指摘が勉強になる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ゴーマニズム宣言スペシャル AKB48論 単行本 – 2013/9/26 AKB48は新しいアイドル像を創りだした 2016年3月3日記述 小林よしのり氏による著作。 2013年発売。 自分の中ではゴー宣、戦争論、戦争論2、戦争論3 天皇論シリーズをはじめとして現代社会、政治に鋭く切り込む小林よしのり氏には大きく影響を受けた自覚がある。 中学生くらいからよく読んでいた。 影響を受けた人物の1人に違いない。 それだけに近年、AKB48に嵌っていると知った時は意外な思いがした。 ただそれは著者のアイドルにハマっていた個人史を本書で知るとなるほどなと納得感もあった。 小林氏は2009年10月のRIVERのPVを見て衝撃を受けたとのこと。 *とは言え、自分にとってはやはり何枚もCDを買う事になるシステムに対して肯定的にはなれない。 大島優子氏の指摘する票数は愛ですとの指摘に納得できるかどうかが分岐点のようにも思う。 神対応・・NMB48の渡辺美優紀(みるきー)握手、釣りの名人 塩対応・・島崎遥香(ぱるる) AKB内の激しい競争。 劇場や握手会で会えるアイドル像を作り上げたこと。 ファンを巻き込んだ人気投票。 新しいアイドルの姿を作り上げたのは間違いないだろう。
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私は子どもの頃にこの作者のゴーマニズム宣言を読んで、今でいうネトウヨみたいなことを言っていた。 特に戦争論が好きで、英霊(戦死した人をカッコよく言った言葉)に感謝するために靖国神社に行ったりもした。 そんな私も今では大人になり、現実が見えてくるとネトウヨは卒業した。それ以来、...
私は子どもの頃にこの作者のゴーマニズム宣言を読んで、今でいうネトウヨみたいなことを言っていた。 特に戦争論が好きで、英霊(戦死した人をカッコよく言った言葉)に感謝するために靖国神社に行ったりもした。 そんな私も今では大人になり、現実が見えてくるとネトウヨは卒業した。それ以来、小林よりのり作品は読んでいなかった。 ただ、最近ふとした拍子にアイドルにハマってしまって、以前の私ならアイドルなんて有り得ねーって思ってた訳で、周りがドン引きするくらい落差が激しく、似ている人を探してたら見つけた、小林よしのりである。 アイドル好きな芸能人は、若い女ならDDでキモイ芸で売ってる芸人か、斜めから上から目線でアーティストとして評価してるとか言うダサい知識人が多いなか、この人は自分の感情に素直で良い意味でキモオタ目線。 「わしはメンバーに恋愛感情は湧かない!妻もいるしデートする女性もいるし、リア充だから疑似恋愛は必要ない!わしにとってはメンバーは全員娘だと思っている!」 と見栄を張ったすぐ次のコマで 「だが1人だけ妄想ガールフレンドがいる。大島優子だ!優子に男が出来たら悲しい。旅に出るだろう。」 メチャクチャ疑似恋愛しとるやんw 初めて小林よしのりかわいいって思ったw 嫌韓と日本上げは要らなかったと思うけど、全編を通してAKBグループへの愛があふれていて、読んでいて微笑ましい。 アイドルの良さについて、若さが好き、純粋性が好き、本気で頑張っている姿が好きと正直に言っていて、かなり共感できる。 もう還暦で今まで色んなアイドルを見てきたにも関わらず、「AKB48はわしが人生でもっともハマったアイドルである!わしの時代はAKBだ!」って言える感性は素直にカッコいいとすら思う。 残念ながら現在はオタじゃなくなったらしいけど、アイドルってそういうもんだと思う。ハマりたい時にハマれば良い。 自分に正直に生きることって素敵と思えた一冊。
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48を見る視線、感覚。著者なりの意識を持って描かれていて自分は、ファンとしてはまだまだだけど感覚的には近いかなぁとか読みつつ思った。でも、ここまでは観てないし(笑)ただ、なんで興味があるのか自省するきっかけになった。やっぱり頑張っている姿かな。後は、うんざりするくらいいろんな情報...
48を見る視線、感覚。著者なりの意識を持って描かれていて自分は、ファンとしてはまだまだだけど感覚的には近いかなぁとか読みつつ思った。でも、ここまでは観てないし(笑)ただ、なんで興味があるのか自省するきっかけになった。やっぱり頑張っている姿かな。後は、うんざりするくらいいろんな情報が溢れてる中で48の情報に浸っていると明るくなれるから。かな。そんな事を考えつつ楽しく読んだ。
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アイドルなんて思春期の若者の擬似恋愛の対象でさしかないと思われてる まゆゆ(渡辺麻友) 破顔した笑顔 慈愛の笑顔 菩薩の笑顔 ニコニコ生放送で自分でギターを弾き語り 神推しメンは大島優子 山本彩さやか 「妄想ガールフレンド」 推し変 峯岸みなみ丸刈り事件 浦島太郎効果 宝塚のよう...
アイドルなんて思春期の若者の擬似恋愛の対象でさしかないと思われてる まゆゆ(渡辺麻友) 破顔した笑顔 慈愛の笑顔 菩薩の笑顔 ニコニコ生放送で自分でギターを弾き語り 神推しメンは大島優子 山本彩さやか 「妄想ガールフレンド」 推し変 峯岸みなみ丸刈り事件 浦島太郎効果 宝塚のように世代を超えて 田原総一郎 高橋みなみ 篠田麻里子 ジャカルタのJKT48 上海のSNH48 侮蔑語 後世に伝説となる 旧世代が理解できず 焚書ふんしょ 「制服ロリコン」という偏見を、完全に打破した楽曲だった。 柏木由紀 小嶋陽菜 歌謡曲の歴史が終了する寸前 秋元康の作詞能力には本当に舌を巻く 宮脇咲良さくら 掌てのひら 仮設住宅 ぐぐたすで読む文章の感受性が好きだった 指原莉乃りの 菅原道真すがわらみちざね 「痘痕も靨」パワーが炸裂 整形済みの左右対称の顔 韓国のグローバル戦略を駆逐してしまった ミスユニバースの日本代表を見たら、日本人はいまいち違和感を覚えるのだ。 日本人は弥生系の端正な美も好むだろうが、潜在意識下には、縄文型の美意識が継承されている。 肉欲剥き出しの「セクシー 」 やおよろず八百万の神 核分裂の連鎖 目利き 異論百出 美意識合戦 近似性 飛躍したイメージ操作 あにはか豈図らんや 性欲方面では熟女ブーム フェミニズムの論客 北原みのり 多部未華子 捏造ブームに踊らされただけの軽薄なもの かょうりょう狭量な国 松井珠理奈しゅりな 塩対応 愛嬌対応 小児性愛 だが皮肉なことに、実は彼らが見ているアイドルこそは、最も過激な競争社会をサバイバルしている戦士たちなのだ! 死を直視する国 秋元才加さやか 石破茂 南沙織 岡田奈々 阿久悠 柏原芳恵 甲斐よしひろは左利き 夜明けのスキャット 本田理沙 藤あや子 river 生命力が漲る瑞々しい感性 不文律「恋愛禁止ルール」 禊みそぎ 実存を感じて生きている かかって罹って 総じて嬉しい ストイック 瓦解 何でも斜に構えて見るニヒリズム(虚無主義) シニシズム(冷笑主義) 吉田豪 「断ち物」をしてでも目指す夢があるか⁉︎ 擁護 島崎遥香(ぱるる) 対人スキルの高さ 小林麻耶 内に秘めた闘争心と反骨精神 苦言も呈ていす 民意は全然信用できない
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小林よしのりの私的なAKB48に対する偏愛がエッセイ風のマンガで描かれている。 「わしはあっちゃんに甘えていたようだ」など、気味の悪い独白などもあるが、全てが私的な熱量に満ちているわけでなく、AKB48から照射される現代日本の病理などもアジテートしている。 総選挙制度における競争...
小林よしのりの私的なAKB48に対する偏愛がエッセイ風のマンガで描かれている。 「わしはあっちゃんに甘えていたようだ」など、気味の悪い独白などもあるが、全てが私的な熱量に満ちているわけでなく、AKB48から照射される現代日本の病理などもアジテートしている。 総選挙制度における競争原理、CDの購入が投票権・握手会への参加権に繋がるというビジネス手法、メンバーの恋愛禁止ルール、峯岸みなみの丸坊主騒動など、リベラルに批判されがちなAKB48に付随するシステムについても、現場のメンバーの声を反映して擁護、というより全肯定の立場をとっており、彼女らのストイシズムや本気度を礼賛する。このあたりの保守本流な主張は戦争論を彷彿させる。 個人的には小林よしのりは「戦争論」より「おぼっちゃまくん」なので、本作に散見されるシニカルな笑いはツボだった。AKB48に群がるヲタの描写などはかなり笑える。面白いマンガだった。
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多忙なよしりん先生に描き下ろしで丸々一冊本を書かせるAKB48、恐るべし。本からはAKB48への愛がひしひし伝わってくる。作者はメンバーたちとの交流があるので、トップを張るアイドルグループのメンバーたちの覚悟や度量も描かれているところにちょっと感動。欲を言えば、小嶋陽菜についても...
多忙なよしりん先生に描き下ろしで丸々一冊本を書かせるAKB48、恐るべし。本からはAKB48への愛がひしひし伝わってくる。作者はメンバーたちとの交流があるので、トップを張るアイドルグループのメンバーたちの覚悟や度量も描かれているところにちょっと感動。欲を言えば、小嶋陽菜についてもっと触れてほしかった・・・。
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2021年7月7日再読。2013年刊の本、この頃がやはりAKBのピークだったのかねえ…乃木坂や欅坂などを投入してシステムを維持し続ける秋元氏や運営はさすが、ということだろうか。 2014年8月1日読了。熱烈なAKBファンの小林よしのりがAKB愛について・「アンチ」への反論につい...
2021年7月7日再読。2013年刊の本、この頃がやはりAKBのピークだったのかねえ…乃木坂や欅坂などを投入してシステムを維持し続ける秋元氏や運営はさすが、ということだろうか。 2014年8月1日読了。熱烈なAKBファンの小林よしのりがAKB愛について・「アンチ」への反論について、ゴーマンかますまんが本。彼のAKB愛について知ってはいたが、本書を読んでその「ブレなさ」にまずは感服。努力し傷つく少女たちをたきつけ、アンチ・バッシングの多発も祭りとして取り込んでしまうAKB48のシステム・当事者やそれを取り巻く環境には常に「気持ち悪さ」を感じてならないのだが、著者は「夢に向かって少女がひたむきに努力することの何が悪い」「悪いのは夢に向かって努力できない大人のひがみ根性」と迷いがない。著者はアンチ指原らしいが、峯岸みなみの丸刈り事件の擁護にも迷いがなく、読んでいて当時あの事件に引いた自分が「他人の意見に影響しやすいブレブレ男」であったかのように思わされてくる・・・。私は熱狂的AKBファンになるつもりはないが、同時代を生きる巨大な存在として意識はしている、いつまでこのシステムが継続するんだろうか。
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小林よしのりのAKB論。小林さんのAKBへの愛情が伝わる。それにしても指腹の顔がひどすぎるような気がする。
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“恐い人”との印象を崩さないまま、白熱論争などであまり語れなかった自分の意見を存分に記した感じ。ロリコン批判や峰岸坊主事件など、非ヲタから寄せられる大体の疑問や批判に正面から答えようとしていて、ヲタの鑑みたいな人だとよくわかった。
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