ナウシカの飛行具、作ってみた の商品レビュー
なんとなく興味で読んだが、ホリエモンや糸井重里が出てきて驚いた。何でも裏で繋がっているな、というのが感想。
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※このレビューにはネタバレを含みます
数式こそ出て来ないけど、ちょいちょい難しい話や専門用語が入る。無尾翼?トライク?ゴム索…?でも、"ツラメーター"を根拠に「ナウシカはすっぴん!」とか、ちょっとズレてて可笑しい。「愛・地球博」は懐かしいけど、ボトムズのスコープドッグって、モビルスーツみたいなものですか?? 軍事技術周辺に個人でアクセスしにくいのは万国共通だと勝手に思っていたので、外国の企業からだったら個人でもジェットエンジンとか買えちゃうって知って、ビックリした。 合間にロケットも飛ばしてます、ホリエモンと。 「たきがわスカイパーク」とか「野田市スポーツ公園」とか、行ってみたい。
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①困難なことほど萌えますし、もし成功すれば簡単に他者が真似できないものになるのも事実です。 ②小さな企業は他社とは明らかに違う何かがないとすぐに潰れてしまう ③この人に見せたいから作るという動機で作品を作ることが多い。 ④人間はできるようになると出来なかった自分を忘れてしま...
①困難なことほど萌えますし、もし成功すれば簡単に他者が真似できないものになるのも事実です。 ②小さな企業は他社とは明らかに違う何かがないとすぐに潰れてしまう ③この人に見せたいから作るという動機で作品を作ることが多い。 ④人間はできるようになると出来なかった自分を忘れてしまう。
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タイトル通り、ナウシカの飛行具メーヴェを実際に作った話です。 モノづくりのわくわく感が漂ってきます。 また、いろんなトラブル、プロジェクト推進の難しさが書かれています。 写真が多いのでわかりやすく、飽きさせません。 ただ、全体的に、出来事を淡々と書いているので本としてはどうか...
タイトル通り、ナウシカの飛行具メーヴェを実際に作った話です。 モノづくりのわくわく感が漂ってきます。 また、いろんなトラブル、プロジェクト推進の難しさが書かれています。 写真が多いのでわかりやすく、飽きさせません。 ただ、全体的に、出来事を淡々と書いているので本としてはどうかなと思います。
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「ガンシップは風を切り裂くけどメーヴェは風にのるのだもの」 クマがメールを届けるポストペットの開発者八谷和彦氏がイラク戦をきっかけに実際に飛ぶメーヴェを作ろうとしたのが2002年ごろ、当初の予定ではメーヴェをイメージした尾翼のある機体だった。宮崎監督も実際にはメーヴェは飛ばない...
「ガンシップは風を切り裂くけどメーヴェは風にのるのだもの」 クマがメールを届けるポストペットの開発者八谷和彦氏がイラク戦をきっかけに実際に飛ぶメーヴェを作ろうとしたのが2002年ごろ、当初の予定ではメーヴェをイメージした尾翼のある機体だった。宮崎監督も実際にはメーヴェは飛ばないと言ってたらしいが設計を担当した有限会社オリンポスの代表四戸哲が「メーヴェの形でも飛ばせますよ」と言ったばっかりに無尾翼機ででのプロジェクトが始まる。 ペットワークスにはポストペットなどを開発しているソフトウェア事業部、稼ぎ頭でもある人形遊びをする大人のためのドール事業部そしてオープンスカイプロジェクトを手がける航空事業部が有る。メーヴェの開発に突っ込んだ費用は9000万円以上、アート作品の制作費としてはかなり高額だ。オリンポスに依頼した3機の見積もりだけで3000万円だが、1億円以上したらしい鉄人28号やガンダムの制作費と比べるといくら材料費がかからないとは言え割安に感じる。事業としては完成したメーヴェの貸し出しとなるのだろうが「中二の心のまま、大人としてそれをビジネスにできれば最高!」という会社なので作りたいから作ったと言う感じだ。ドール事業部も非売品ながら1/6モデルのAKB48ドールを作成したりしている。 1/2モデルのラジコン機、人力でゴムを引いて飛ばすグライダー機に続き、2010年にはジェットエンジンを搭載した滑空テストが始まった。380万円をかけて購入した初号エンジンのベアリング破損では製造メーカーが倒産し、修理がきかずこのエンジンを放棄するしかなくなった。しかし、代替のエンジンをオランダから120万円でネット購入することができプロジェクトはなんとか生き延びた。推力40kgと言う小型ジェットエンジンを売ってる会社があるというのもドローンの技術が転用されているからだそうだ。 メーヴェが飛ぶ姿はこちら直近は振展がなさそうだが。 http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky_movie.html
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著者はメディアアートというジャンルで作品をつくっています。宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」に出てくる架空の乗り物であるメーヴェに憧れて本当に作ってしまおうと考えます。完成したとき乗りこなせるようにとハンググライダーの訓練も受けます。幾度かの危機的状況を突破してついに大空へ。
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ツイッターなどでナウシカのメーヴェを再現した人がいる…というのはなんとなく知っていて手に取った。読んでみて、ただの再現ということではなく、実際に飛ぶ飛行機をイチから作るということに込めた思いがよく理解できた。また、それがどれだけ大変だったかも。「飛行機」という具体的な機能のある機...
ツイッターなどでナウシカのメーヴェを再現した人がいる…というのはなんとなく知っていて手に取った。読んでみて、ただの再現ということではなく、実際に飛ぶ飛行機をイチから作るということに込めた思いがよく理解できた。また、それがどれだけ大変だったかも。「飛行機」という具体的な機能のある機械が「アート」になるというのは、読む前にはあまりピンとこなかった。けれど、この飛行機作品に至る八谷さんの創作活動を原点まで遡って紹介してもらうことで、なぜ飛行機を作ったのか、メディア・アートというものでどこを目指しているのか、一端を知ることができた。何より、八谷さんが一つ一つ障害を超えながら夢を実現していくストーリーにわくわくした。
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高校生の時に『風の谷のナウシカ』に出会った、著者と同世代の私。もちろん、メーべに憧れてましたよ!でもまさか、自分で作ろうとか思って、本当に作る人がいるとは! アーティストであり、楽しんで、本当に飛べるメーべを作った作者八谷和彦さんを尊敬します。
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タイトル通りの内容。メイカー系ではなく、メディアアーティストとしての活動。視点が異なっていて興味深い。プロジェクトリーダーとはこういうことなのだ、と理解できる。
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ナウシカに出てくるメーヴェの制作・飛行を記した。大人が本気で飛行機を作るとなるとこんなにも熱くなれるのかと感じた。 制作過程で様々な問題に直面するが、ひとつひとつクリアして行く地道さに学ぶところがあった。
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