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日本国憲法を口語訳してみたら の商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

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2024/09/16

第6回ビブリオバトル全国大会inいこまオンライン予選会3で発表された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=25pStIUcXfM 2021.2.13

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2023/07/08

ものすごくフラットに訳されているので読みやすく、かつ原文も載せてくれているので勉強にもなる。よい本でした。 特にコラムが面白かった。生活保護の話は、実生活では悪い方向に誇張されているなあとしみじみ思いました。 日本国憲法というのは、一般国民ではなく、権力に対する法規なのだと本当...

ものすごくフラットに訳されているので読みやすく、かつ原文も載せてくれているので勉強にもなる。よい本でした。 特にコラムが面白かった。生活保護の話は、実生活では悪い方向に誇張されているなあとしみじみ思いました。 日本国憲法というのは、一般国民ではなく、権力に対する法規なのだと本当によく分かりました。 規制される側が「こんな法変えよう」というのは犯罪者が「法が厳しいから変えて」っていうのと同じですね。

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2022/01/23

わかりやすい。 憲法は、堅苦しい文章でだいぶ損していると思う。 こんな感じのくだけた文章の方が世代や教養の有無にかかわらず届くのに、逆になんで日本国憲法をあんなに難解な文章にしたのって疑問に思うくらい。たしか中学の頃に公民で憲法習ったけど、いかつい文章を意味も分からず暗記して、そ...

わかりやすい。 憲法は、堅苦しい文章でだいぶ損していると思う。 こんな感じのくだけた文章の方が世代や教養の有無にかかわらず届くのに、逆になんで日本国憲法をあんなに難解な文章にしたのって疑問に思うくらい。たしか中学の頃に公民で憲法習ったけど、いかつい文章を意味も分からず暗記して、それ以来とっつきにくい印象しか持ってなかった。 ひょっとすると、一般人には理解できない抽象度の高い言葉をあえて選んで憲法を作成して、後々拡大解釈ができるように逃げ道を作っておいたってことなのか。もしそうなら、策士すぎる。 もっとこの本が普及して、より多くの人が憲法や政治に関心を持ってくれることを願う。なんなら、中学の公民の教科書に載せてもらって。

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2021/11/16

「日本国憲法を口語訳してみた」というスレが反響を呼び書籍化されたもの。スレでは第40条までだったが、書籍ではすべての条項が口語訳されており、口語訳とコラムの二部編成となっている。 専門家による監修がされているため、元ネタの文体はそのままに、表現や知識が正確になっている。例えば、...

「日本国憲法を口語訳してみた」というスレが反響を呼び書籍化されたもの。スレでは第40条までだったが、書籍ではすべての条項が口語訳されており、口語訳とコラムの二部編成となっている。 専門家による監修がされているため、元ネタの文体はそのままに、表現や知識が正確になっている。例えば、第11条を見ると、元ネタでは「すべての国民の権利」と表現しているが、本書では「すべての国民が持つ永久の権利」と表現されている。永久の権利と明示することで、今生きている我々だけでなく子孫に対しても権利が保障されることを強調することができる。

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2017/11/27

日本国憲法が施行されてから70年、ということで、図書館の展示に関連して読んでみました。 憲法の各条文が「口語訳」されており、中学生の入門書としては敷居が低く、読みやすいかもしれません。 ただ、個人的な印象としては、いささか「砕けすぎ」で、憲法策定時の理念が薄められているように感...

日本国憲法が施行されてから70年、ということで、図書館の展示に関連して読んでみました。 憲法の各条文が「口語訳」されており、中学生の入門書としては敷居が低く、読みやすいかもしれません。 ただ、個人的な印象としては、いささか「砕けすぎ」で、憲法策定時の理念が薄められているように感じられてしまいました。 主権在民とはいえ、一人称が「俺」というのは少し違和感を覚えました。 後半の「コラム」は参考になる部分もありましたが、大人が読んで「納得した!」とはならないかなあ、という印象でした。

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2017/02/19

 愛知大学法学部の現役大学生がインターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込み話題となった日本国憲法の超口語訳を書籍化した一冊。前半は憲法の口語訳とその原文、後半は著者による憲法に関するコラムを掲載する。  とても分かりやすかった。この本が出版されなければ、私自身憲法を読むなどと...

 愛知大学法学部の現役大学生がインターネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込み話題となった日本国憲法の超口語訳を書籍化した一冊。前半は憲法の口語訳とその原文、後半は著者による憲法に関するコラムを掲載する。  とても分かりやすかった。この本が出版されなければ、私自身憲法を読むなどということはなかったと思う。憲法を原文で読む必要性はどこにもない。大切なことは、この国の大原則としてどんなことが規定されているのかを知ること。この憲法口語訳はこれから教育現場でも活用されるべきだと思う。大学教授が監修しているため、一定の信用性も確保されている。出版されるのが遅すぎたくらいだ。憲法は文学などではないのだから、口語訳で理解して何が悪い。中学生や高校生に是非お勧めしたい一冊。

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2017/01/13

日本国憲法って、誰のために、なんのためにあるのか本当にわかりやすく書いてありました。 憲法改正が声に上がる今、憲法を1つ1つ理解して自分たちの国について考える良い教科書になっていると思います。

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2016/12/31

、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために~」から始まるかの有名な前文も、「俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、俺たちと俺たちのガキと、そのガキのために、世界中の人たちと仲よくして、みんなが好きなことできるようにするよ...

、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために~」から始まるかの有名な前文も、「俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、俺たちと俺たちのガキと、そのガキのために、世界中の人たちと仲よくして、みんなが好きなことできるようにするよ。――また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の主権は国民にあることを、声を大にしていうぜ。それがこの憲法だ」というカジュアルさ。  中盤の「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて」の部分も、「俺たちはやっぱ平和がいいと思うし、人間って本質的にはお互いにちゃんとうまくやっていけるようにできてると信じるから、同じように平和であってほしいと思う世界中の人たちを信用するぜ」と、湘南乃風の若旦那のような“意外としっかりした考えを持ってるヤンキー”風味だ。  では、現在大きな争点となっている「戦争の放棄」を謳った第9条はどんな感じか。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し~」で始まる文章も、ヤンキー風になると、この通り。「俺たちは筋と話し合いで成り立ってる国どうしの平和な状態こそ、大事だと思う。だから国として、武器を持って相手をおどかしたり、直接なぐったり、殺したりはしないよ。もし外国となにかトラブルが起こったとしても、それを暴力で解決することは、もう永久にしない。戦争放棄だ」  また、つづく第9条2項も、「で、1項で決めた戦争放棄という目的のために軍隊や戦力を持たないし、交戦権も認めないよ。大事なことだから釘さしとくよ」となる。憲法上に「大事なことだから釘さしとくよ」に当たる部分は見当たらないのだが、このひとことを加える必要があるほど、現憲法が“武力放棄”を強く打ち出していることは理解できる。口語訳というか、ヤンキー語がこんなにわかりやすいとは、目から鱗ではないか。

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2016/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本国憲法の口語訳を中心に、憲法ってそもそも何?といったことなど分かりやすく書かれてある本です。 法律って難くてとっつきにくいイメージがあったのですが、入門編として良いんじゃないかな?と思いました。

Posted byブクログ

2016/02/29

護憲? 改憲! ? その前に…読んだことありますか? 「これなら読める(笑)」「面白い! 」と新聞・ラジオ・ネットで大反響!

Posted byブクログ