日本はなぜアジアの国々から愛されるのか の商品レビュー
学校で習った自虐史観は真実とはかけ離れていた。 本書を読み終え、そのことを強烈に感じた。 アジア各国で長年支援活動を続けている著者の言葉はとてもリアリティがあり、胸が熱くなる。
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〈要約〉 日本はアメリカによって指導された自虐的な教育によって、アジア各国に恨まれていると考え自国を誇れない人達が多いが、現実ではアジア各国から敬愛されている。日本は真面目で誠実で信頼される国なのだ。自虐史観を捨て、自分たちの国と文化に誇りを持つべきだ。 〈感想〉 アジアを中心にボランティア活動をしている著者が、海外の人たちと触れることで感じた「アジアの国々から見た日本」をまとめたエッセイ集です。 エッセイをまとめたものなので、多少の文脈の揺らぎは仕方ないにしても、文章はやや散漫的。「この話、他のところでもしてなかった?」「この話って、この章のテーマに合ってる?」というところが体系的に読むに当たっては少しわかりづらくありました。 内容としては、なかなか聞くことができないアジアの方々の日本に対する耳のいい生の声を知ることができる、その点についてはとても素晴らしい内容でした。第二次世界大戦以前から現代までに日本がアジアの国々に対して行なっている様々な支援活動においてアジア各国から非常に感謝されているという話は、著者の狙い通り日本を誇りに思う気持ちが高まってきます。他の方も書いていますが、パラオのペリリュー島のお話や、2つの位牌を持って昭和天皇と対面した女の子のお話では泣きました。。 ただし、著者は己の信念のもと行動しているある意味とても素直で正直な方なので、好意的に思っていないものに対しては下品な表現、偏りが多々見られます。 著者は沖縄で生まれ育ち、アメリカからの理不尽な差別を多々受け、且つ、いわゆる自虐史観が強い教育により日本人としてのアイデンティティに悩んでいました。その後、ボランティア活動においてのアジアの人々との交流によって日本が感謝されていることを知り、日本人としての自分に誇りを持っていった。そうした実体験を元に、読者に対して、「日本人は日本にもっと自信を持っていいんだよ、誇りを持っていいんだよ」と啓蒙しています。 著者の意図としては、 1.自虐史観に学ばされる日本人は日本に誇りを持てず悩んでいる 2.実はアジアの各国から日本はこんなに賞賛されている 3.だから日本人は誇りを持つべき 4.そのため日本はこうあるべき というストーリーで啓蒙を行っていきます。 そこに著者の思想としての愛国が散りばめられるため、特に4においてはかなり右寄りに偏った内容(天皇崇拝や軍隊保持)になっていると感じました。その意味では、外国の方から見た日本の姿を知りたいと思って本書を手に取る方は、本書の内容全てを鵜呑みにするとかなり思想が偏ります。「右寄り、右翼的」という表現の疑義(保守=右翼なのか?)については著者が本書内で触れています。その内容に私は肯定的ですが、取り上げる題材とその裏に見える著者の思想に偏りを強く感じるため、敢えて右寄りと表現しました。「日本人の誇り・アイデンティティ」をテーマにすると天皇や自衛隊に対して触れざるを得ないのかもしれませんので、批判するつもりもありません。 残念なのは、日本人の誇りを取り戻すために書かれたはずの文章なのに特定の国に対して侮蔑的な表現がなされていることです。昨今の世界情勢に対して色々言いたいことがあるのはわかります。だからといって相手を貶めて良い訳ではありません。相手がこちらを貶めたとしても同じ土俵に乗ってしまうのであれば第三者からは同じ目線で見られるだけです。 あくまでも公平に冷静に客観的に物事を判断し、淡々と行動すべきことを行動すべきで、「日本に誇りを持つ日本人」を増やすために感情的な表現を使っているのであれば、その「誇り」とはその程度のものなのか、と考えざるをえません。ただし、著者は政治家でもなく学者でもない一般人ではあるので、そういった人が書く分には市井の1人の一意見として参考になります。 著者の意図するように、誇りを持った日本人を増やしたいのであれば、日本がアジアに貢献していること、感謝されていることに加え、本書にはありませんがその反対の意見も記述し、比較し、結果としてどう思う?と読者に投げかける内容の方が、効果的ではないかと思います。 そういう意味で、日本について海外からの評価を記述した本としては、マハティール・モハメド氏の「立ち上がれ日本人」の方が冷静に客観的に記述されているため、素直に飲み込むことができました。 いろいろ書きましたが、著者の弱者に対しての慈愛の精神と行動力については文句のつけようがありません。素晴らしいの一言。
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wada cafeに著者が出ていて読みたくなった。 文体に多少癖はあるのが残念だが、日本人であることに誇りを持てるようになる本だった。 帝国陸軍と土人の話や、天皇陛下の話など、涙なくして読めない。こういう話を右翼とか右とかまとめてしまう風潮はいかがなものかと思う。 自国の歴...
wada cafeに著者が出ていて読みたくなった。 文体に多少癖はあるのが残念だが、日本人であることに誇りを持てるようになる本だった。 帝国陸軍と土人の話や、天皇陛下の話など、涙なくして読めない。こういう話を右翼とか右とかまとめてしまう風潮はいかがなものかと思う。 自国の歴史を「国史」ではなく「日本史」というのは日本ぐらいだとか、そういえばそうだ。 そもそも、この前のポール・マッカートニーにしろ、多くの外国人アーティストが日本公演は行うが、近隣国でコンサートをやらないのはなぜなのか。経済力だけではないのだろうと思う。 今日までの日本を作ってきてくれた先達に感謝したくなる。そして、これからも、勤勉でまじめな先達を見習い、日本の良さを受け継いでいきたいと思う。 [more] (目次) 【第1部】 アジアの人たちが教えてくれた本当の日本 第1章 「なんでアジアの人たちが日本を恨んでいるなんて思うんですか?」――カンボジア 第2章 「日本はただ一人、白人たちに戦いを挑んだ」――スリランカ 第3章 「それでも日本を愛しています」――パラオ 第4章 「自分の子供たちは、必ず日本へ留学させる」――ミャンマー 第5章 「日本のように頑張れば、必ず豊かになれると信じている」――ネパール 第6章 「オッチャン、学校を造ってくれてありがとう」――ラオス 【第2部】 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか 第7章 アジアの人たちから尊敬される日本 第8章 なぜ日本人は「アジアから嫌われている」と思うのか? 第9章 「日本人って何ですか?」 第10章 仁義ある戦い――東日本大震災と自衛隊 第11章 日本国民のために――天皇
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「日本史」というのがそもそも間違い。「国史」というべき。もっとも。 我々日本人は歴史を知らなすぎる。すぐ右翼だどうだと叫ぶやからがいるがどうかしている。 日本人はもっと自信を持つべきだ。
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日本は如何にアジア諸国から愛され尊敬されているか、という内容を著者の体験に基づき綴った書。 こういう方面に詳しい人にとっては今更な内容なので、日教組に毒された自虐史観の持ち主に、目覚めの一冊として読んでもらうのがよろしいかと。 それから、あくまでも著者の体験の範囲内であって、これ...
日本は如何にアジア諸国から愛され尊敬されているか、という内容を著者の体験に基づき綴った書。 こういう方面に詳しい人にとっては今更な内容なので、日教組に毒された自虐史観の持ち主に、目覚めの一冊として読んでもらうのがよろしいかと。 それから、あくまでも著者の体験の範囲内であって、これをもって日本ホルホルするのは間違いでしょう。日本人が一枚岩ではないように、他国の人々もそれぞれですから。 時々あまりにも口語調で書かれる箇所が読みにくく、内容も私にとっては薄いので評価は低め。再読する事もないかな。購入しましたが売る予定。
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思っていた以上に真摯な記述。 自虐史観な教育のせいだろうが、いくつか知らなかった事実もあった。 その1つは大正時代、国連に「人種差別撤退提案」を出したこと。これにアメリカ、イギリスなどが反対し、賛成多数だったのに議長の米国大統領が「全会一致でなければならない」と否決してしまったという事実。 ところどころに挿入された「日本が知らない日本の偉人」はほとんど知らない人と偉業だった。 日本の自虐史観はいつまで続くんだろうか?弱腰外交と進駐軍製の憲法等、次の世代は正しい知見を持って欲しいと思うし、そうなるよう、われわれも力を貸したい。 今の壮年以上の連中はもう無理だろうから。
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父が読んでなかったから読んでみました。 この本は読む人によって印象が違うと思います。 本は時に嘘をつく。著者が聞いた話が本当かどうかを確認する術はないですが、私としては本当だと信じたいです。 ただ、1つ気になったのは、日本を美化し過ぎている感じがしたこと。 前の方も書かれていまし...
父が読んでなかったから読んでみました。 この本は読む人によって印象が違うと思います。 本は時に嘘をつく。著者が聞いた話が本当かどうかを確認する術はないですが、私としては本当だと信じたいです。 ただ、1つ気になったのは、日本を美化し過ぎている感じがしたこと。 前の方も書かれていましたが、1番と言う表現が多く見られ、他国と比較していることがあったのも評価が少し下がりました。 事実、マレーシアの歴史の教科書では、こう書かれていることを著者は知っているのでしょうか? 『歴史の中のマレーシア (中学2年用の教科書) 日本の勝因 (1~4略) 5 現地の人々の協力ー現地の人々の多くは、日本のスローガンを信じた。日本は自分たちが「アジアのためのアジア」のために戦っているんだと言っていたのだ。これは、日本がヨーロッパ人を追い出してアジアの国々を開放したいと言う意味である。多くのアジア人は、日本を開放者だと思った。日本が進出してくることに、地元住民の激しい抵抗はなかった。日本の進出の後になってようやく彼らは日本に抵抗し始めた。…… 日本によるマラヤ(イギリス領マレー諸島)支配 日本軍政府ー日本は、マレー人解放獲得への期待を裏切った。日本人はマラヤをまるで自分たちの植民地であるかのように支配した。今度は彼らがイギリス人の座をうばったのだ。日本の支配はイギリスよりずっとひどかった。』 これが全て正しい表現だと私は思わないけれど、教科書に書かれていることだし、一概に嘘であるとも言えないと思います。 この本を全てそのとおりだと思うのは、アジアの人々に対する侮辱ではないかと思った。
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2014.04.01 本屋で一目ぼれして購入しました。 まだ半分くらいしか読んでいないけれど、「日本って素晴らしい!」と思える本だと。 もう反日の国なんて放っておいて、こういう親日の国と仲良くしていけばいいよ!と思いました。
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まず、日本人に対する認識が自分の認識と大きく異なる。1ページ目から、違和感を抱き、最後までずっと作者を好きになれなかった。 まあ、生い立ちや生まれた年代が自分の頃と全然違うからそういったギャップが生まれるのかな。 「一番」などの表現がよく見られ、筆者の主張が過剰な箇所が多い。ま...
まず、日本人に対する認識が自分の認識と大きく異なる。1ページ目から、違和感を抱き、最後までずっと作者を好きになれなかった。 まあ、生い立ちや生まれた年代が自分の頃と全然違うからそういったギャップが生まれるのかな。 「一番」などの表現がよく見られ、筆者の主張が過剰な箇所が多い。また、某三国とあからさまに、揶揄するのは良くない。 原爆の取り扱いについては、意義を唱えたい。日本は被害者であるが、アメリカにもアメリカなりの事情がある。それを汲み取らず、歴史を浅く扱っている。 ただ、筆者の活動は良いことであるのは間違いないと思い、こういった考えを持つ人もいるんだなと感じた。
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2014年一冊目。 読書のすすめにて購入。 日本の歴史を知らない自分が恥ずかしいと思った。今ある生活は先人の方が築き上げてくれたものだ。 命をはって、人のために行動してくれたからだ。 日本人は他国からも好かれている。マスコミはあまりそのような報道はしないが、池間さんの話を...
2014年一冊目。 読書のすすめにて購入。 日本の歴史を知らない自分が恥ずかしいと思った。今ある生活は先人の方が築き上げてくれたものだ。 命をはって、人のために行動してくれたからだ。 日本人は他国からも好かれている。マスコミはあまりそのような報道はしないが、池間さんの話を聞くとそう思える。 もっと日本に誇りをもって、人の役に立つ仕事がしたいと思った。 そのためには勉強。やることはいっぱいある。死ぬまで勉強だ。
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