新参者 の商品レビュー
日常系推理をする刑事(しかも加賀さん!)、良い。 読みやすく、さっと駆け抜けた読後感ですが⋯時系列で加賀さんの行動を追うと、行ったり来たり、短期間で複数の謎を平行して解決している。この刑事の出現が一番の謎。 通常のミステリーでは、事件追ってメモを作るものですが⋯今回は加賀さんの行...
日常系推理をする刑事(しかも加賀さん!)、良い。 読みやすく、さっと駆け抜けた読後感ですが⋯時系列で加賀さんの行動を追うと、行ったり来たり、短期間で複数の謎を平行して解決している。この刑事の出現が一番の謎。 通常のミステリーでは、事件追ってメモを作るものですが⋯今回は加賀さんの行動順を追ってメモを作ってみようと思います。
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人形町という歴史ある街を舞台に、そこに暮らす人々の息遣いや体温までもが伝わる小さな物語が連なり一つの事件の手掛かりを編み上げていく。また、単なる犯人捜しに留まらず、捜査の過程で事件に関わる人々の抱える悩みや葛藤が、加賀恭一郎により優しく解きほぐされ、傷ついた人々にささやかな償いと...
人形町という歴史ある街を舞台に、そこに暮らす人々の息遣いや体温までもが伝わる小さな物語が連なり一つの事件の手掛かりを編み上げていく。また、単なる犯人捜しに留まらず、捜査の過程で事件に関わる人々の抱える悩みや葛藤が、加賀恭一郎により優しく解きほぐされ、傷ついた人々にささやかな償いと安堵をもたらす心に残る物語でした。
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2026/1/23(金) 『新参者』東野圭吾・著(加賀シリーズ8作目) 【あらすじ】 小伝馬町のマンションで、一人の女性の絞殺死体が発見された。日本橋署に異動してきたばかりの加賀は、江戸情緒が残る人形町で聞き込みを開始していく。思わぬ人物、世間に潜むエピソード。加賀シリーズ第8...
2026/1/23(金) 『新参者』東野圭吾・著(加賀シリーズ8作目) 【あらすじ】 小伝馬町のマンションで、一人の女性の絞殺死体が発見された。日本橋署に異動してきたばかりの加賀は、江戸情緒が残る人形町で聞き込みを開始していく。思わぬ人物、世間に潜むエピソード。加賀シリーズ第8弾。 【感想】 非常に良い作品だ。物語の構成としては一見、本事件とは関係ないように見える、事件に関与しているかのように見える登場人物に次々と、丁寧に聞き込まれていく。人情味のように流れ、それぞれの短編があり、短編としても成立しているが、本質としては一つの殺人事件の捜査という点において。最後に一つになり、解決へと至る。本シリーズの中でも最高級に、謎解きだけではない、文章の構成と、物語の展開、その整合性において非常に高い評価を得ている。
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一つの殺人事件を解決するために奔走する刑事の話。 •事件には直接関係はないが、不可解な点を一つずつ解決していくのは面白い。 •他の加賀シリーズに比べてライトな感じだから少し物足りない感じはした。内容自体はすごく良かった!
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短編集のようでいてそれぞれが事件の真相に繋がっていく面白い構成だった。章同士も繋がっていると感じられる文が随所にあり、点と点が線で繋がったような気持ちよさがある。 3章の話が結構好き。 加賀の最後の言葉がかっこいい。
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犯人全然見当もつかんかった 最初からみんならだれかのために嘘ついてて、誰かを守るためで殺人事件の小説なのにほっこりしてた
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短編集のようで、話は繋がって関係しあっているという、面白い構成だった。一見関係のない話も、事件解決には不可欠な要素を持っており、地道な捜査の大切さを感じさせた。事件自体はそれほど複雑でなく、犯人は途中で察しがついたものの、まとまりがあっていい作品だった。
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舞台が日本橋や小伝馬町に移ったからか、江戸情緒が残るキャラクターが多くて、気持ちが動かされる感じ。加賀恭一郎も人情にアツい人だから事件解決に向けて動くけど、でも人の気持ちに寄り添うところがほんとに好き!読めば読むほど結婚して欲しいって思う。しかも1作目「卒業」の時は大学生だった加...
舞台が日本橋や小伝馬町に移ったからか、江戸情緒が残るキャラクターが多くて、気持ちが動かされる感じ。加賀恭一郎も人情にアツい人だから事件解決に向けて動くけど、でも人の気持ちに寄り添うところがほんとに好き!読めば読むほど結婚して欲しいって思う。しかも1作目「卒業」の時は大学生だった加賀が今作品では30代半ばで!絶対かっこいいでしょ!「赤い指」に続いて今回もめちゃくちゃよかった、、
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加賀恭一郎シリーズ8作目。 そして読破!順番が前後してしまい、最後の1冊が新参者になりました。登場人物がたくさん出てくるのでメモをしながら読み進めましたが、登場人物一人一人の描写がとても丁寧で、事件との絡みにも個々のストーリーがあり、こんな物語を思いつくなんで凄いなぁと感心しまし...
加賀恭一郎シリーズ8作目。 そして読破!順番が前後してしまい、最後の1冊が新参者になりました。登場人物がたくさん出てくるのでメモをしながら読み進めましたが、登場人物一人一人の描写がとても丁寧で、事件との絡みにも個々のストーリーがあり、こんな物語を思いつくなんで凄いなぁと感心しました。 【日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事•加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手がかりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。】 2026.3.14
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加賀の新天地は江戸の古き良き雰囲気が残る日本橋。ひとつの事件に対して街中の色んな人が関わっているという構造はガリレオの「沈黙のパレード」とよく似ていて、次々に点と点が繋がっていく感じが気持ちよかった。加賀によって救われる人々を丁寧に描いた点が印象的で、これまでの「犯人の気持ちなんか考えず、真実を明かすことが第一!」みたいなノリ(あくまで個人の意見)を払拭する温かい作品でした。赤い指から急激に加賀の好感度が上がっている。
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