1,800円以上の注文で送料無料

新参者 の商品レビュー

4.3

451件のお客様レビュー

  1. 5つ

    178

  2. 4つ

    188

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/06

短編小説が一つ一つに意味があり最後にはすべてがつなかっている。小さな積み重ねが大切がだなぁ。日本橋散歩したくなりました。

Posted byブクログ

2024/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎かっこいい!!!イケメン!!!加賀さんの良さが全面に出されてる作品だと思った。 短編小説を読んでるかのような。悲しい殺人事件で悔しい場面はたくさんあるけど、心がほっこりする場面もある。 まさかコマの紐の違いで犯人を割り出すとは。さすが加賀恭一郎!!!

Posted byブクログ

2024/05/02

東野圭吾すごい 組み立て方に感銘 登場人物の多さに頭を使う 遠くから、徐々に明らかになっていくのが面白かった

Posted byブクログ

2024/04/26

最初短編なのかと思ったけど、一繋がりの長編だった!シリーズ一気読みしてるから、加賀くんの成長がとてもわかって良い…彼の考えの軸、良いなあと思う。

Posted byブクログ

2024/04/18

加賀恭一郎シリーズ、第8作。 ある殺人事件を軸に、短編でいくつかの家族の話で繋がっている作品でした。 それぞれの家族に、普段はおもてには出さない思いがあり、歪みあっているようで、実は陰ではこっそり感謝していたなど、人情溢れる話がよかったです。そんなひとつひとつを加賀さんが調べ上げ...

加賀恭一郎シリーズ、第8作。 ある殺人事件を軸に、短編でいくつかの家族の話で繋がっている作品でした。 それぞれの家族に、普段はおもてには出さない思いがあり、歪みあっているようで、実は陰ではこっそり感謝していたなど、人情溢れる話がよかったです。そんなひとつひとつを加賀さんが調べ上げ、事件解決後も、その家族を立ち直らせるきっかけをつくってあげることも。 「何者でもありません。この町では、ただの新参者です。」とは、さすがです。 読みやすくて、相変わらず緻密な捜査をする加賀さんにワクワクし、犯人もその動機もわかり、すっきりととても面白かった。

Posted byブクログ

2024/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野圭吾さんのシリーズものはいろいろあり過ぎてなかなか手を出せずにいたのですが、職場の方におすすめされ、初めての加賀恭一郎シリーズです。こちらはシリーズの8作目にあたるようですね。 江戸情緒残る街、日本橋で1人の女性が絞殺された…。所轄で捜査を担当するのは、練馬署から日本橋署に着任したばかりの刑事・加賀恭一郎だった。 事件に関わりのある主に日本橋に住む人々の視点から語られる9章からなる連作短編集の形式なんですが、加賀恭一郎シリーズと言われているのに、加賀視点のお話がなかった!他もこんな感じなのでしょうか? 加賀の「事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。そういう被害者を救う手だてを探しだすのも、刑事の役目です」(253頁)という言葉がめちゃくちゃ良かった。 人情に溢れるお話たちひとつひとつも良かった上に、最後にはそれらのお話が全部つながっていくって、やっぱり東野圭吾さんってすごい。おもしろくて一気読みしちゃいました。 とりあえずおすすめされたのでこちらを先に読んじゃいましたが、この後はちゃんとシリーズの最初から順番通りに読んでいきたいなぁと思います。めちゃめちゃ楽しみです。 最後に一つだけ、登場人物に漢字違いの同じ名前が2組も「克也と克哉」「礼子と玲子」いるのは何か意味があるのでしょうか?最初は漢字違いに気がつかなくて同一人物なのかと思ったら違ったので、ちょっと気になりました。

Posted byブクログ

2024/03/24

一つの事件において、聞き込みをはじめとした沢山の捜査が行われ、分かった事実や人間関係のその一つ一つに物語があることを改めて理解させて頂いた。 刑事さんは流石ですね。 それぞれのストーリーが最後に繋がり、読み終えた後にスッキリしました。他の読者様もコメントされていましたが、私も日本...

一つの事件において、聞き込みをはじめとした沢山の捜査が行われ、分かった事実や人間関係のその一つ一つに物語があることを改めて理解させて頂いた。 刑事さんは流石ですね。 それぞれのストーリーが最後に繋がり、読み終えた後にスッキリしました。他の読者様もコメントされていましたが、私も日本橋を散策したくなりました。

Posted byブクログ

2024/03/13

かなり前にテレビドラマを見たきり原作を読んでなかったのだが、今回読んでみて、いやぁなかなか面白い。 単なる推理ものとは違う、それぞれに味わい深い話。一見、事件とは関係ないように見えながら、加賀さんの鋭い視点により裏に秘められた真実が浮かび上がる。 殺人事件を扱っているのに、こんな...

かなり前にテレビドラマを見たきり原作を読んでなかったのだが、今回読んでみて、いやぁなかなか面白い。 単なる推理ものとは違う、それぞれに味わい深い話。一見、事件とは関係ないように見えながら、加賀さんの鋭い視点により裏に秘められた真実が浮かび上がる。 殺人事件を扱っているのに、こんなに心温まる話が散りばめられてるのって、なかなかない。 人形町を歩いてみたくなる。

Posted byブクログ

2024/03/05

連作短編小説とも長編とも取れるような構成の一冊。 個人的に、これまでの加賀恭一郎シリーズで最も心に残る作品となった。 「加賀さん、あんた一体何者なんだ?」 「ただの新参者です」 こんなセリフをサラリと言える加賀恭一郎、もし自分が女性なら、惚れていたかもしれない。 事件の捜査によっ...

連作短編小説とも長編とも取れるような構成の一冊。 個人的に、これまでの加賀恭一郎シリーズで最も心に残る作品となった。 「加賀さん、あんた一体何者なんだ?」 「ただの新参者です」 こんなセリフをサラリと言える加賀恭一郎、もし自分が女性なら、惚れていたかもしれない。 事件の捜査によって明らかになるのは犯人や犯行の動機だけではない。 周囲の人間一人一人のドラマがそこにはあり、その中心に加賀恭一郎がいる。 どの話も心温まり、目頭が熱くなった。

Posted byブクログ

2024/02/20

『希望の糸』読了後にここに戻ってきた。そうだったそうだった。加賀恭一郎シリーズは大学生のときから続いてはいるんだけど、自分の読書時期と世間のブーム的なものを考えると、この日本橋署にきた『新参者』からはじまった…!!と感じてしまうのです。ここから『麒麟の翼』『祈りの幕が下りる時』に...

『希望の糸』読了後にここに戻ってきた。そうだったそうだった。加賀恭一郎シリーズは大学生のときから続いてはいるんだけど、自分の読書時期と世間のブーム的なものを考えると、この日本橋署にきた『新参者』からはじまった…!!と感じてしまうのです。ここから『麒麟の翼』『祈りの幕が下りる時』に繋がっていくんだよなぁってかんじがして、再読感無量でした。シリーズ物の醍醐味。

Posted byブクログ