カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生 の商品レビュー
最近本をよく読んでるので感想が雑だな。 折を見て書き直さなきゃ。 これは、漫画と言うか、身につまされるその内容に背筋が寒くなりました。 漫画として★3つつけちゃったけど、 この痛々しさは、全ての若者が読まなきゃいけないないような気がする。
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サブカルかぶれをバカにする本ぽいけど、その奥にかくれたメッセージがある一冊。 マンガの途中に差し込まれるミニコーナーも魂をふるわせる。 全ての自分はサブカルだと思う人に読んでもらいたい。そして、直視できるか挑戦してほしい。
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タイトルに期待した以上に、どストレートで突き刺さった。特に女キャラの話はもう本当に…服装とか固有名詞やモノローグが秀逸。分かってるなーレベルではない。そのもの
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もうちょっと共感して笑えるかと期待したが、そこまでディープに思うところもなく一気に読み終えた。なぜこの本を買ったのか、そもそも自分。 デビュー失敗→ミトン屋、というのはありそうで怖い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内容というか、だいたいのイメージはタイトルを見ただけでなんとなくわかるんじゃないかと思う。 「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」 「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」 表題作でクウネルまでネタとして取り込んでしまうのはすごいなあと思った。「有名になりたい 手段は選ばない」と主人公は言うが、両者は遠いようで意外と近いところにあるのかもしれない。「カーミイが冬に向けて欲しいアラジンのストーブ」なんてクウネル女御用達のアイテムだし。 バンプオブチキンに憧れる男の子の作る詩や、お笑いオタクの男の子のお笑い論とか、過剰なほどの「らしい」言葉の数々。サブカルクソ野郎の自意識をこれでもかというほどに揺さぶってくる。なんというか、意地悪。でもラストの「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女も全部持ってかれる漫画」(この身も蓋もないタイトルが全てを表している)の主人公は、何もかも失った後に自意識をかなぐり捨てて、新人ライターとして再出発をはかるさわやかな結末だ。 「サブカルクソ野郎」と書いたが私は自分がサブカルクソ野郎なのかどうか今ひとつわからない。私の趣味はややサブカル寄りで「サブカル女子」みたいなコラムを見ると好きなアーティストや作家やお笑い芸人の名前なんかが結構出てくる。だから自分にとってサブカルって何だろうって考えることはよくあったんだけど、この本を読んで少し自分のことを考えてみたら、なんかいろいろ自分の心の暗黒面を思い出してもんにょりした。自意識とは何か考えさせられる本です。
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しまおさんご推薦の毒書。 こじらせたちの跋扈を救いなく描く。 読む私たちもこじらせでありワナビであるので、はっきりいって陰惨な気分にしかならない。 こんなブーメラン効果を誰が得をするのか。 この描き方、この視点は究極にして最強。 完全黙殺するか、「この本ホント痛かったよーw」とレ...
しまおさんご推薦の毒書。 こじらせたちの跋扈を救いなく描く。 読む私たちもこじらせでありワナビであるので、はっきりいって陰惨な気分にしかならない。 こんなブーメラン効果を誰が得をするのか。 この描き方、この視点は究極にして最強。 完全黙殺するか、「この本ホント痛かったよーw」とレコメンドするか、せずにはおられない、そして推薦するという行為自体が「オレわかってる」アピにつながる、無限循環。おお。
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コピー誌が話題になってた頃から気になってたので、というかその事実すらもう自分がサブカル糞野郎に思える……でもこれだけ描ける渋谷さんもさすがの渋谷さんというか本当にメビウスの輪ですねこれ。 気持ち良いくらいにグサグサきて笑えました。自虐ウケです。 結構どんな方面にも斬り込んできます...
コピー誌が話題になってた頃から気になってたので、というかその事実すらもう自分がサブカル糞野郎に思える……でもこれだけ描ける渋谷さんもさすがの渋谷さんというか本当にメビウスの輪ですねこれ。 気持ち良いくらいにグサグサきて笑えました。自虐ウケです。 結構どんな方面にも斬り込んできますので油断はできません。 ♪痛いよ~あったかいよ~、痛いよ~あったかいよ~ 倉橋ヨエコが思い浮かぶあたり、そうですね、自分はど真ん中でした。
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「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」 「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」 「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」 「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画(MAS...
「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」 「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」 「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」 「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画(MASH UP)」 「テレビブロスを読む女の25年」 と、タイトルだけで笑える。 救いようのなさの連続だったり、暗闇のなかをなんとか自力でもがいたり、それぞれのキャラクターの人生が幸せか不幸かなんてことを決着しようとはせず、どうしようもなくこれが自分であり、そこから見える世界を淡々と描こうとしている感じが気に入った。
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グサグサ刺さる。痛いところつかれたってわけではないけど。 ほんと、キラキラしてるように見えてる人でさえ影のある人生送ってる可能性あるし、本当にじぶんが知ってる世界ってひとつじゃない。
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「いるいる!こんな人!」って何回も言いながら読んだ。 著者の観察眼がすごくて、あからさまな“あるある台詞”だけじゃなくて、フト見えたtwitterの画面とか、 登場人物が読んでる雑誌とか細かいところまでリアルで笑える。 別にサブカル批判でも他人批判でもなく、たまたま今回描写された...
「いるいる!こんな人!」って何回も言いながら読んだ。 著者の観察眼がすごくて、あからさまな“あるある台詞”だけじゃなくて、フト見えたtwitterの画面とか、 登場人物が読んでる雑誌とか細かいところまでリアルで笑える。 別にサブカル批判でも他人批判でもなく、たまたま今回描写されたキャラたちが サブカルチックな人たちだったけど、一見華やかに見えて、この漫画の登場人物みたいな人たちとは自分たちは違うんです、とか思ってる 「読者モデル」とか「スイーツ(笑)」とかのリアルも結局こんなかんじである種のパターン化されてる、 彼ら彼女らだけではなく、もしかして私だって…皆だって…? とギクリとする。
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