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七色の毒 の商品レビュー

3.5

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2014/01/16

七色の色にまつわる事件を イケメン犬養刑事が解決 人間は本当に悪い人なんて そんなにいない・・・ の逆をいくような ドンデン返しのミステリー 犬養刑事は 男性がつく嘘は必ず見抜くらしい (女性には弱い・・・) 事故や、殺人、秘密の裏の裏の 新事実が見えてくる 嫉妬とか恨みと...

七色の色にまつわる事件を イケメン犬養刑事が解決 人間は本当に悪い人なんて そんなにいない・・・ の逆をいくような ドンデン返しのミステリー 犬養刑事は 男性がつく嘘は必ず見抜くらしい (女性には弱い・・・) 事故や、殺人、秘密の裏の裏の 新事実が見えてくる 嫉妬とか恨みとか、復讐とか 人間って愚かだなぁ 感情のコントロールは難しい でもそれが人なんだろうな 法律は殺意を裁けないって そうなのかも 人のこころって難しい

Posted byブクログ

2014/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現実にテレビのニュースで見た事件が短編に盛り込んで有り、現実が物語に透けて見えるのがイヤな人はイヤだろうなぁと思ったり。ただ単に全ての事件に犬養警部が絡んでいるというだけでなく、短編同士の絡みもあり満足の短編集でした。長編の前にこの作者を試したい人にはこの短編集を薦めるのが良いかも。お薦めの短編集です

Posted byブクログ

2014/01/05

中山作品は基本的に長編作品のファンだけど、今作は短編もイケる!と思わせてくれた。最初と最後の話が絶妙。短い話の中にどんでん返しを持ってくる手腕は流石の一言。

Posted byブクログ

2013/12/30

「切り裂きジャックの告白」で活躍した犬養刑事が活躍する短編集です。多分すべてがモチーフとなる実際にあった事件が存在しているので、いつものシニカルさが磨きがかかっているように感じます。書き方がイヤミだなあ、目の付けどころが厭らしいなあ、と思いつつ、あくまでフィクションなので、こうい...

「切り裂きジャックの告白」で活躍した犬養刑事が活躍する短編集です。多分すべてがモチーフとなる実際にあった事件が存在しているので、いつものシニカルさが磨きがかかっているように感じます。書き方がイヤミだなあ、目の付けどころが厭らしいなあ、と思いつつ、あくまでフィクションなので、こういう切り取り方をするのか、という目新しさがありました。 イジメの話だけは、ちょっと引きずるものがあってどんよりさせられましたが…。 どれも意外性があり手堅くまとまっていて、読みやすい短編集です。ただ、含まれている毒は人によってはほんとに毒、になりえるとも思いますが。

Posted byブクログ

2013/12/13

題名通り、7話の『人』という名の毒短編集。 最初の話もぎょっとしましたが…人間ってすごい、と思っていたら 最後にも登場。 恐ろしすぎます、話術って!! 友人、名声、人。 さまざまな毒が注ぎ込まれ、思ってもみなかった結末。 一番ぞっとしたのは黒の話。 弱った所への毒はかなりの打...

題名通り、7話の『人』という名の毒短編集。 最初の話もぎょっとしましたが…人間ってすごい、と思っていたら 最後にも登場。 恐ろしすぎます、話術って!! 友人、名声、人。 さまざまな毒が注ぎ込まれ、思ってもみなかった結末。 一番ぞっとしたのは黒の話。 弱った所への毒はかなりの打撃に。 よくありそうなのは黄色い話。 ありそう、なのは『妹』の方ですが。 主人公の少年は、慣らされたからなのか、本当なのか。 ありそうなのは、緑の話、だと思います。

Posted byブクログ

2013/11/28

むむ、「切り裂きジャックの告白」のが先やったんか。 こっちが先に回ってきました。 犬養さんのキャラは好き。 短編なので、仕掛けは分かり易かったかしら。 楽しく読めました。前作早よ読みたい!

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2013/11/27

うーん。この作者のもつパターンとして「犯人はいるけども実は影で操っていた人物が」というのがあるんですが、そのノリで短編って結構厳しいですね。 一つの短編で、「被害者」と「主人公である刑事」と「犯人」と「真犯人」みたいな感じになっちゃってるので読んでると「ああこいつが犯人ってことは...

うーん。この作者のもつパターンとして「犯人はいるけども実は影で操っていた人物が」というのがあるんですが、そのノリで短編って結構厳しいですね。 一つの短編で、「被害者」と「主人公である刑事」と「犯人」と「真犯人」みたいな感じになっちゃってるので読んでると「ああこいつが犯人ってことは、こっちが真犯人か」と速攻で気付いてしまうことが非常に多い。キャストで犯人がわかってるコロンボじゃないんだから。 冒頭での主人公と娘さんのやりとりについても「短編を重ねていって最後で全部が繋がって謎が解かれるパターンか」と思っていたら・・・・そもそも別作品の続きなんですね。なんだあ。

Posted byブクログ

2013/11/10

帯の「どんでん返し」に期待しすぎた感はある。 だって『いかにも』あやし~んだも。 でも、なかなかに面白く読めたな。 読みやすいんだよね、文章が。 あと、ここ数年のニュースになったことが題材にとりいれられてるところも 惹かれる要素かなぁ。 ワイドショー的好奇心をくすぐられるって言う...

帯の「どんでん返し」に期待しすぎた感はある。 だって『いかにも』あやし~んだも。 でも、なかなかに面白く読めたな。 読みやすいんだよね、文章が。 あと、ここ数年のニュースになったことが題材にとりいれられてるところも 惹かれる要素かなぁ。 ワイドショー的好奇心をくすぐられるって言うか。 そんでもって、だからこそ『黒いハト』は後味悪かったり。 中山七里さんって、こういう「ひっかかり」のあるお話作るの巧いよねぇ。

Posted byブクログ

2013/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7つの短編ですが、どれも出来が素晴らしく記憶に新しい事件事故が題材となっている。七色どれもいい味付けでとても楽しめた。隠し味も加わって最終行に驚かされた。

Posted byブクログ

2013/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

七色の色にちなんだ七つのストーリー。 人間の暗く嫌な部分を前面にも背面にも配した短編ばかり。 いや~な気分にさせるまさしく「毒」 七里流のストーリー展開が多く、なんとなく結末が見えてしまうものもありました。 私にはよく分からないけど、こういう「毒」は読むべきなのかな? 太陽の様な本もあり、月のような本もあり、甘く切なく哀しい本もあり、 そして毒もある。 本って自分にない経験をたくさんさせてくれるけどね! せめて、現実の人間世界がもっと陽だまりのようなものであることを祈ろう。

Posted byブクログ