やわらかなレタス の商品レビュー
タイトルに癒されて、迷わず購入した一冊。相変わらずの江國さんの日常の、その中に発揮される独自の感性が詰まってます。江國さんらしさが、私はとても好きです。
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大学生になって1年たちまして、ばたばたしてたら全然本を読まなくなってましたん 電車通学なくなったからかな~~時間ないよ~~ 江國香織さんのエッセイ ささやかな日常から江國さんの暮らし方、そしてとくに食べているもののことが繊細に書かれていてとても素敵な本 フルーツの食べごろが分か...
大学生になって1年たちまして、ばたばたしてたら全然本を読まなくなってましたん 電車通学なくなったからかな~~時間ないよ~~ 江國香織さんのエッセイ ささやかな日常から江國さんの暮らし方、そしてとくに食べているもののことが繊細に書かれていてとても素敵な本 フルーツの食べごろが分かるような余裕のある暮らしがわたしもしたいよ~~~
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ずっと待っていた作品でした。食べ物に関する話ばかりを集めたエッセイなのですが、児童書などのお話も豊富でとても面白かったです。文章の雰囲気も江国さんの小説の雰囲気そのままでした。出てくる食べ物がとてもおいしそうでした。食べたくなってしまいます。 そして、ときどき、話の中に出てくる江...
ずっと待っていた作品でした。食べ物に関する話ばかりを集めたエッセイなのですが、児童書などのお話も豊富でとても面白かったです。文章の雰囲気も江国さんの小説の雰囲気そのままでした。出てくる食べ物がとてもおいしそうでした。食べたくなってしまいます。 そして、ときどき、話の中に出てくる江国さんのご主人もとても冷静で穏やかそうな感じで、何だかうらやましくなってしまいました。夫婦のお話を読んでいるかのようでした。
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なんでしょうね、タイトルからして、癒されますね。どうしてこうも、日常の些細な、気にも留めないことを?って思うのに、独自の感性で拾い上げて周りをふにゃりとした笑顔にさせる。そんな江國さんらしさのようなものが、私はとても好きです。
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フランスパンの不文律とかぶたの鼻とかあたたかいジュース、えとせとら。どれも身体の芯から食の欲をあおられるようなはなしばかり。なにげないのにきらきらしたことにみえる、ふしぎ。
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作者の世界にふんわりと包み込まれ、ちょっと笑ったりうなずいたりしながら、気がついたらうんとリラックスしている自分に気がつく。とっても好きな世界だ。 誤解を恐れずに言うと、このエッセイに中に描かれている江國さんは、もしかしたら「それは、発達障害的な側面がありますね」って判断さ...
作者の世界にふんわりと包み込まれ、ちょっと笑ったりうなずいたりしながら、気がついたらうんとリラックスしている自分に気がつく。とっても好きな世界だ。 誤解を恐れずに言うと、このエッセイに中に描かれている江國さんは、もしかしたら「それは、発達障害的な側面がありますね」って判断されるような面を持っている。そのことがマイナスではなくて、うんと魅力的で愛おしい。「そーだよね、そう感じるよね」ってうなずいたり、「さすがにちょっとそれは極端だろ」って笑ったりしながら読んでいるうちに、作者の感性が作り上げる世界に、どっぷりつかっている。なんて、どきどきにあふれた、魅力的な世界なんだろうって思う。 人はそれぞれ、自分の感性が作った別々の世界に生きている。自分の生きている世界を、きちんと伝えられる人は少ない。伝えてくれる人は、すごいって思うし、感謝しなければいけないって思ったりする。作者が生きるミラクル・ワールドに行くことができるのは、とっても幸運なことなんだ。
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食にまつわるエッセイ。すごく果物が食べたくなる。 ちょうど今、うちのウサギが病気になって食欲不振なのだけど、レタスだけはよく食べる。やわらかなレタス。そんな風に感じているんだろうか。
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いくつもの週末みたい 昔の江國作品を 思い出させてくれて、 ほっとした ちょっとした時に ふと開いたページを 読みたいな
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みずみずしい食事の描写。 食べることって、なんて幸せなんだろう、と思わされました。 短いエッセイがいくつもある形式なので、息抜きにちまちまと読みました。 おいしいお酒をゆっくり味わいながら飲むようなかたちで。 やわらかなレタスとあたたかいジュース、あと鱈のお話が好きです。 鱈が...
みずみずしい食事の描写。 食べることって、なんて幸せなんだろう、と思わされました。 短いエッセイがいくつもある形式なので、息抜きにちまちまと読みました。 おいしいお酒をゆっくり味わいながら飲むようなかたちで。 やわらかなレタスとあたたかいジュース、あと鱈のお話が好きです。 鱈が魚で一番好きなので共感できました。鱈はやさしい魚って、すごーくわかります。鱈はぜったいにやさしい。 時折注釈のように挟まれる、江國さんの私生活のルールのようなものも、へんてこでおもしろいです。江國さんって変わっているけど、それに自覚があるのがいっそうおもしろいなあと思います。
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定期的に読みたくなる江國さんのエッセイ。あいかわらず食べものへ情熱を傾けていらっしゃって安心しました。「日常」の食べもののお話が好きなのでとくに嬉しい。 おいしいものに対する単純な視線と、それを言葉で表現することへの態度? のようなものも窺えておもしろかった。味覚だけじゃない、モ...
定期的に読みたくなる江國さんのエッセイ。あいかわらず食べものへ情熱を傾けていらっしゃって安心しました。「日常」の食べもののお話が好きなのでとくに嬉しい。 おいしいものに対する単純な視線と、それを言葉で表現することへの態度? のようなものも窺えておもしろかった。味覚だけじゃない、モノが持つ場や感銘があって、だから枇杷がやさしかったりレタスがやわらかかったりする。だけどその江國さんが、例のブドウのときはたったひとこと「ブドウ」としか言えなかった。ほとんど圧倒的に言葉を失ってしまう感慨もあるんだなあ。
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