内向型を強みにする の商品レビュー
読む人を選ぶかもしれないが、私にとってこれほど救われた本はなかった。それくらい素晴らしかった。 今までの人生、どこか周りの人とは違う感覚があった。人の輪にうまく馴染めなかったり、人と話した後は異常に疲れたり。「あぁ、自分はコミュ障なんだ」と思い込むことで誤魔化してきたが、内向的だ...
読む人を選ぶかもしれないが、私にとってこれほど救われた本はなかった。それくらい素晴らしかった。 今までの人生、どこか周りの人とは違う感覚があった。人の輪にうまく馴染めなかったり、人と話した後は異常に疲れたり。「あぁ、自分はコミュ障なんだ」と思い込むことで誤魔化してきたが、内向的だったのだ。 例え嘘であっても自分と同じ経験をしていた人がいると知っただけでどれほど救われたか。 こんな人にオススメです。 ・ひとりでじっくり考えて仕事したい ・やりたい事はあるけどなかなか行動に移せない ・気分がコロコロ変わる ・職場で大声で話してる人がいるとイライラしやすい ・会議で自分の意見を押し通す人に「人の意見も聞けよバカ」と思ってしまう。でも言わない。 ・同調するのが苦手 ・同調してる人を見ると嫌悪感を抱く ・ヤンキーと話すのが苦手 ・愛想笑いした後の後悔が半端ない ・平和主義。争いは出来る限りしたくない ・自分は何がおかしいんだろう?と悩み続けてる ・集団にいるとすぐひとりになりたくなる ・トイレの個室に入るとホッとする
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今まで僕が読んできた中で、最高峰といえます。 長年の悩みが「そういうことか」と解決した一冊でした。 ・なんで人と会ったあとは、1人で帰りたくなるんだろう。 ・なんで発表しようとすると、頭が真っ白になるんだろう。 ・なんでここまでエネルギーを消耗するんだろう。 ・なんで極端なまで...
今まで僕が読んできた中で、最高峰といえます。 長年の悩みが「そういうことか」と解決した一冊でした。 ・なんで人と会ったあとは、1人で帰りたくなるんだろう。 ・なんで発表しようとすると、頭が真っ白になるんだろう。 ・なんでここまでエネルギーを消耗するんだろう。 ・なんで極端なまでにネガティブに考え込んでしまうんだろう… などなど、他の人には簡単であろうことが、僕にはできないことばかりでした。 何かのハンディキャップがあるのでは…とずっと考えていましたが、こういう性質に過ぎないことが分かったのでした。 これだけでも大きな気づきです。 この性格を変えろとずっといわれ続け、僕も変えなきゃと思い続けてきましたが、今後はこの性格なりに何とか生き抜く方法を考えていこうと思います。 具体的な手段(例えば耳栓を携行する・深く呼吸をするなど)もあり、こんな僕でも何とか生きていけそうだ。 大げさでなくそう思える本でした。 実際には報告に発表など、キツイこともたくさんあります。 変えられるところは変えますが、どうしようもないところは歯を食いしばって挑むしかないでしょう。 それでも僕はおかしくない、という気づきの有無は大きいです。 僕は僕のままで、何とか今後もやれそうです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
HPSの存在を別の本で知り、もっと知りたくなり読んでみた。本書ではHPSという言葉は使わずに、内向型と外向型は生まれもった気質であること、その気質は遺伝に組み込まれている物質により変わってくること、その物質は内向型と外向型とでは違うということ。その物質が通る経路も違うということ。 経路が違えば長さも違うので考える時間にも差があること。 どれもこれも初めて知る内容で、外向型はなぜいつも動き回りエネルギッシュなのか、なぜ内向型はじっくり考えることが好きなのか、その理由が脳のつくりから来ているなんて、考えもしなかったので、感動しました。 まだ読んでいる途中ですが、内容が濃く、HPSや内向型について詳しく知りたい方にはもってこいかと思います。 まだ内向型の本はこれで2冊目なのでもっと詳しいものもあるかもしれませんが、わたしにはベストな本でした!
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内向的な性格を分析し、生き方のアドバイスを送る作品。著者のマーティ・O・レイニー氏自身も内向的な気質、そして本業がカウンセラーという事もあり、具体的なケーススタディが多い。作品は3部構成で、診断と脳科学的な考察、内向型人間の処世術、暮らし方指南、といった感じ。 レイニー氏による...
内向的な性格を分析し、生き方のアドバイスを送る作品。著者のマーティ・O・レイニー氏自身も内向的な気質、そして本業がカウンセラーという事もあり、具体的なケーススタディが多い。作品は3部構成で、診断と脳科学的な考察、内向型人間の処世術、暮らし方指南、といった感じ。 レイニー氏によると、人口の4分の3に当たる約75%の人々は外向的な気質を持っており、内向型人間はマイノリティーなのだそうだ。世の中の仕組み自体が、多数派である外向型人間に合わせて作られているため、内向型人間は疎外感を感じる事が多いのだろう。夏目漱石の言葉を借りれば、「とかくこの世は住みにくい」のである。 自分も典型的な内向型人間なのだが、本作を読むと今まで短所だと感じていた自分の性格を、全て肯定してくれて心身が浄化された気がする。人類が誕生し数十万年が経過した現在も、内向型人間が淘汰されていないところを見ると、この世には内向型人間が必要だったのだ。 マイノリティーと言うよりむしろ希少な人材として、内向型人間はこれからも存在し続けるのだと思う。もし外出する事が怖いとか、人付き合いが苦手で困っている人がいたら、ぜひとも本作を手に取っていただきたい。 「内向型は生まれつきの気質、そもそも脳のつくりや血流の経路が違う。」 「内向型は落ち着いた空間で充電し、外向型は賑やかな場所で充電する。」 「内向型から外向型には細かい段階があり、両極以外は正常である。」
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自分は自己診断テストで30問中23問にYESがついた。完全な内向型。 週末に予定を入れたくないことや、中身のない軽い話題を思いつかないのは、内向型だから? もう少し外向型寄りに振る舞えるようになりたいけれど、ひとまず納得。 もともと少ないエネルギーをどこに集中すべきかは、大事な問...
自分は自己診断テストで30問中23問にYESがついた。完全な内向型。 週末に予定を入れたくないことや、中身のない軽い話題を思いつかないのは、内向型だから? もう少し外向型寄りに振る舞えるようになりたいけれど、ひとまず納得。 もともと少ないエネルギーをどこに集中すべきかは、大事な問題だと思った。 日常のよくあるシーンを想定して、こう振る舞えばよい、こう考えればよい、と具体的なアドバイスを与えてくれるところが良い。ただ、なんとなく日本人のセンスと異なるのか、そのまま取り入れよう!という気にはならなかった。 内向型人間について、日本人が書いた本があれば読んでみたい。
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読めてよかった…。私は間違いなく内向的です。自分の脳の動きが理解できて、以前よりくよくよしなくなった。あー本当にありがとうございます!!
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スーザン・ケイン氏はTEDでの素晴らしいプレゼンが印象的だった。社交的で活動的な人こそ魅力的という通念が支配的な中で、「内向型な人」の持つ力を高らかに謳い上げ地位向上を試みた意欲的なプレゼンだった。本来内向型人間は人前に立つのが苦手なはずなのに。 謙虚の文化である日本と比べて根...
スーザン・ケイン氏はTEDでの素晴らしいプレゼンが印象的だった。社交的で活動的な人こそ魅力的という通念が支配的な中で、「内向型な人」の持つ力を高らかに謳い上げ地位向上を試みた意欲的なプレゼンだった。本来内向型人間は人前に立つのが苦手なはずなのに。 謙虚の文化である日本と比べて根明な主張の強いアメリカ社会において内向型人間の肩身の狭さは想像以上だろう。本書は外向型と内向型は良し悪しではなく両者は違うのだということを述べ、お互いに理解し歩み寄るための方向性を示している。私も内向型寄りだが過剰刺激に対する反応はなかなか外向型の人には理解されない。 本書は内向型の人に強い共感と安心をもたらすだろう。難点としては啓発系翻訳本によく見られる内容の反芻が非常に多いのと、外向型の人はこの手の本は読まないだろう、ということか。
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どうやら私は極度の内向型人間のよう。本当にこの世は生きづらい。同じような悩みを持つ人がこんなにも大勢いると分かっただけで大きな収穫です。
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内向型、外向型の違いについて書いた上で内向型はどうすればいいかを書いてある本。 自分が内向型と外向型どちらに当てはまるのかを判断するためのチェックも簡単なので、やりやすかった。 2015.4/21追記 自分は内向型寄りらしく、本に書いてある特徴に頷くことが多かった。そして内向型...
内向型、外向型の違いについて書いた上で内向型はどうすればいいかを書いてある本。 自分が内向型と外向型どちらに当てはまるのかを判断するためのチェックも簡単なので、やりやすかった。 2015.4/21追記 自分は内向型寄りらしく、本に書いてある特徴に頷くことが多かった。そして内向型の人が苦手としたり疲労を感じたりしやすい場面の例を挙げ、その対処法を説明してくれている。 外向型の世界で生きていくための方法やヒントがある、そんな本だと思う。
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世間の75%は外向型人間。残りの25%は内向型人間。そして、世界は外向型が生きやすい社会である。 外向型は、外の世界と交わる行動でエネルギーを補給する。一方、内向型人間は休息や一人の行動でエネルギーを補給し、外の世界と交わる活動ではエネルギーを消耗する。この説明はまさに目から鱗だ...
世間の75%は外向型人間。残りの25%は内向型人間。そして、世界は外向型が生きやすい社会である。 外向型は、外の世界と交わる行動でエネルギーを補給する。一方、内向型人間は休息や一人の行動でエネルギーを補給し、外の世界と交わる活動ではエネルギーを消耗する。この説明はまさに目から鱗だった。 優位な神経系やホルモンの観点からも説明が捕捉されていて、純粋に面白いと感じた一冊。 なお翻訳版だけど、とてもスムーズな訳だと感じた。
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