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リビジョン の商品レビュー

3.4

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2022/09/13

ややこしい上にまだ続くのか… 前作ほどのインパクトはなく、唯々ややこしくなっていくだけになってしまった。

Posted byブクログ

2021/09/08

 前作『リライト』がめちゃくちゃ盛り上がる場面で終了していたからどう続くかと思ったら、全然別の人の話が始まった。『リビジョン』の主人公は未来を見ることのできる手鏡を所持しており、それを駆使して未来や過去(過去が見える理屈は作中で説明されるが、正直よくわからない)の自分と交信しつつ...

 前作『リライト』がめちゃくちゃ盛り上がる場面で終了していたからどう続くかと思ったら、全然別の人の話が始まった。『リビジョン』の主人公は未来を見ることのできる手鏡を所持しており、それを駆使して未来や過去(過去が見える理屈は作中で説明されるが、正直よくわからない)の自分と交信しつつ、生後間もない自分の息子が死んでしまう未来を変えようと悪戦苦闘する。  215ページと短い小説であり、主人公とその夫はほぼずっと盛り上がっている(息子を死なせたくないので)。盛り上がっているが、正直読み手のテンションとは乖離していた(未来視手鏡周りの理屈が釈然としないまま話が進むので)。最後に色々あるが、それもテンションが合わないまま読み進めることになるので体感としては「気付いたら何か終わってた」ぐらいのあっさりとしたものになる。そして結局前作の人々がどうなったのかは全く触れられない。まあシリーズはまだ2作あるので・・・・・・。

Posted byブクログ

2021/06/14

シリーズ2作目。先が気になってどんどん読んでしまうんだけど、今作も何だか理解しきれないまま読み終えた感じ。 途中途中で、作者が顔を出すというか、『前にも書いたが』『話を霞たちに戻そう』というような書かれ方をしていて、何だかそのたびに現実に戻されてちょっと興醒めしてしまった。 ...

シリーズ2作目。先が気になってどんどん読んでしまうんだけど、今作も何だか理解しきれないまま読み終えた感じ。 途中途中で、作者が顔を出すというか、『前にも書いたが』『話を霞たちに戻そう』というような書かれ方をしていて、何だかそのたびに現実に戻されてちょっと興醒めしてしまった。 鏡に関しては、急にルールが作られていくような感じ。後半の展開も何だか無理やりで、後からつけた理由で納得させられるようにしか思えなかった。置いてけぼりをくらったまま進む感じ。 「リライト」の内容も、出てはくるものの思ったほど関わってこず。リライトのお話はリライトの中だけで終わりなのかなー。 うーーーん。一気に読めたしつまらなくはないんだろうけど、読み終わった後の気持ちは『あんまり面白くなかったなー』だった。でも3作目も読んでみる。

Posted byブクログ

2021/05/30

何か、わかるようなわかんないような。園田保彦の存在がよくわかんなかった。でもこの混乱するかんじが面白くて一気に読んでしまう

Posted byブクログ

2020/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『リライト』の内容が大きく関係している。 しかし、前作ほどの衝撃はない。 時系列がより複雑になってきており、説明が不足していて置いていかれる。 時間SFなら、時間が地続きの一本なのか、IF・パラレルワールドが存在するのかを明らかにしなければならないと思うのだが、本書はどちらも混在しているように思う。 過去に改変した場合、未来も変わるのか、新しい平行世界が生まれるだけなのかはっきりしない。 未来を見ることができる鏡も、見るだけで時空に干渉していくというのがいまいち理解できない。 そして、霞と邦彦にはパラドックスの修正が起こったのに、ヤスヒコには起こらなかったのか・・・・・・。 次巻『リアクト』に続くようなので、そこで解決されることを願う。 2017年5月26日 続編を読むために再読。 以下ネタバレ注意。 ※ネタバレ注意※ 『リライト』よりもわけがわからない。 前回読んだ時と同様の疑問が、なぜ霞と邦彦の存在は消えたのに、二人の子である保彦の存在は消えないのか? 坂口霞となった世界で、園田保彦が書店を訪れ、霞がリビジョンを使って保彦が体調を崩し、病院に行くまではわかる。 でも、どうしてそこにヤスヒコがいるんだ? その時間軸では坂口霞なのだから、千秋邦彦との子供であるヤスヒコはそもそも存在しないのでは?

Posted byブクログ

2019/06/14

母親が子供を助けるために見えた未来を捻じ曲げようとして起こるパラドックス。前作「リライト」を読んでいることが前提です。その「リライト」のインパクトが強すぎたのでこちらの方がさらにえげつないことになっているのに、さらっと読み進めてしまい後悔しました。正直、しっかりと考えて読んでいな...

母親が子供を助けるために見えた未来を捻じ曲げようとして起こるパラドックス。前作「リライト」を読んでいることが前提です。その「リライト」のインパクトが強すぎたのでこちらの方がさらにえげつないことになっているのに、さらっと読み進めてしまい後悔しました。正直、しっかりと考えて読んでいないと相当分かりにくいです。ラストを何度か読み返してようやく理解しましたが、シリーズ4部作ということなのでこの一冊は途中の一冊として読むのが正しいのかもしれません。どんな結末が待っているのかシリーズの続きも読んでみます。

Posted byブクログ

2019/05/25

前作『リライト』から続く理不尽SFミステリの本作。同時並行の前作と違い、話そのものは一本筋だが、時の迷宮とでも言うべき複雑な時間軸を舞台に物語は進行する。小気味よいテンポと狂気に満ちた心理描写、日常が知らず知らずのうちに改変されていく恐怖は、ゾクゾクとするホラーに仕上がっている。...

前作『リライト』から続く理不尽SFミステリの本作。同時並行の前作と違い、話そのものは一本筋だが、時の迷宮とでも言うべき複雑な時間軸を舞台に物語は進行する。小気味よいテンポと狂気に満ちた心理描写、日常が知らず知らずのうちに改変されていく恐怖は、ゾクゾクとするホラーに仕上がっている。相変わらず共感に欠ける登場人物ではあるのが難点だが、その登場人物に対する冷徹な視点や、一種の手加減のなさが魅力でもあるのでそこは評価の分かれる所であろう。最後のほうにミステリ的な種明かしもあり、狂った話が綺麗に収束するので、スッキリとした後味の悪さという、相反する読後感がある。四部構成だが、このテンポの良さと、時間SFでありながらパラドックスを描いている話なので、現在進行形の物語として楽しめるのはポイントが高い。

Posted byブクログ

2019/05/07

『リライト』に続き、法条作品二作目。タイムリープもの。話がちと複雑過ぎて混乱中…。前作の未来がおかしくなった原因が描いてありました。これはシリーズ全て読まないとダメだ——。と言うわけで『リアクト』へ。

Posted byブクログ

2018/09/30

リライトの続きにしては、あまり面白くなかった。 けど、この設定がなければ、リライトは起きなかったんだろうなとは思った。

Posted byブクログ

2018/06/23

2018年73冊目。前作を凌ぐややこしさ。未来が見える鏡、未来を変えてしまうことで過去が変わってしまうというのは面白かったが、よくも悪くも前作ありきだという感じはした。

Posted byブクログ