会社を変える分析の力 の商品レビュー
データ分析の手法よりも、 データサイエンティストととしての心構えや、 分析の結果をどうやって活用するのかという話が多い。 個人的には非常に関心を持って読めた。 データアナリクティスは今ホットなキーワードだが、 本書で語られている本質は不変であり非常に大事な事項であろう。 何のた...
データ分析の手法よりも、 データサイエンティストととしての心構えや、 分析の結果をどうやって活用するのかという話が多い。 個人的には非常に関心を持って読めた。 データアナリクティスは今ホットなキーワードだが、 本書で語られている本質は不変であり非常に大事な事項であろう。 何のためにその分析をするのか、 分析した結果は意思決定にどう役立ったのか。
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「分析=数値計算」ではない。数字の意味や分析結果がどのように活用されるのか、広く考えることが本当の分析である。データを分析する際は考えることを止めないようにしたい。
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分析の手法ではなく、分析担当者としての心構えであったり、社内での在り方について書かれていた。 実際に分析担当者としての立場ではないが、なんでもデータを分析すれば全てが自動的にわかるという考え方を改めさせられる本であった。 最後に判断するのは人間であり、何をどう分析して何に役立てる...
分析の手法ではなく、分析担当者としての心構えであったり、社内での在り方について書かれていた。 実際に分析担当者としての立場ではないが、なんでもデータを分析すれば全てが自動的にわかるという考え方を改めさせられる本であった。 最後に判断するのは人間であり、何をどう分析して何に役立てるかが大切な部分であることを再確認した。 それと同時に、システムに多額の金を投資し満足することなく、それを使いこなせる人間になれるよう努力していきたいと思わせるものであった。
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『残念ながら、「連続性の世界観」は、とても崩れやすい世界観です。現実を支配しているのは、「不連続生の世界観」です。データ分析で解明できているのは、理想論的な「連続性の世界観」での解明に過ぎません。すなわち、データ分析結果を意思決定に使う際には、理想的な「連続性の世界」における知見...
『残念ながら、「連続性の世界観」は、とても崩れやすい世界観です。現実を支配しているのは、「不連続生の世界観」です。データ分析で解明できているのは、理想論的な「連続性の世界観」での解明に過ぎません。すなわち、データ分析結果を意思決定に使う際には、理想的な「連続性の世界」における知見が、現実の「不連続性の世界」においてどれだけの意味を持つかをよく吟味しなければなりません。しかし分析者は、しばしば「連続性の世界」が自分の守備範囲と思ってしまいます。でも、意思決定者は、現実の「不連続性の世界」における答えを期待しているのです。』 データ分析について考える際に、非常に参考になる良著だと思う。
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データ分析は「意思決定」のためのツール。課題を見つけ、問題解決のための意思決定をするのは人だということを忘れない。
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久しぶりに、熱い本に出会いました。 分析することは、課題を解決するための意思決定に影響を与えること、と言い切る筆者。数字遊びには意味はなく、現場でこそ使える分析結果こそが、必要。そのために必要なのは、論理性、右脳的思考、感受性と言い切ります。もしかしてこうかな?と思う仮説力や、結...
久しぶりに、熱い本に出会いました。 分析することは、課題を解決するための意思決定に影響を与えること、と言い切る筆者。数字遊びには意味はなく、現場でこそ使える分析結果こそが、必要。そのために必要なのは、論理性、右脳的思考、感受性と言い切ります。もしかしてこうかな?と思う仮説力や、結果を元に現場を説得する力が、最も大切。 この3要素を磨くためには、日々、仕事のデータだけでなく、とにかく現場にでて徹底的なヒアリングをすること、興味のあるデータに触れること、を推奨してます。 しばらくデータ分析してなかったので、小さいものでいいから、こつこつ数字で表現すること、意識しようと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書かれていることは至極当たり前のことなのだが,実体験に基づいていて説得力がある。 2014/02/15 図書館から借用;即日読み始め;02/17読了
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総じて職人の書いた本という印象。仮説検証ばかりが強調されていてモニタリングシステムの構築など効果検証をどうするのか再現性をどう担保するのかという視点がない。社内アナリスト養成読本としてはいいかも。
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・「こういった顧客属性にはこのような商品が売れるのではないだろうか?」という仮説力、「その仮説が正しくても、施策として実行できなければ意味がない」という当事者意識。 ・「データ分析によって意思決定はどう変わったのか」「意思決定が変わったことでビジネスにどれだけ貢献したか?」 ・意...
・「こういった顧客属性にはこのような商品が売れるのではないだろうか?」という仮説力、「その仮説が正しくても、施策として実行できなければ意味がない」という当事者意識。 ・「データ分析によって意思決定はどう変わったのか」「意思決定が変わったことでビジネスにどれだけ貢献したか?」 ・意思決定の重要性を考えずにデータ分析を行うと、往々にして些細な問題にどっぷり浸かってしまう。「重箱の隅ほじくりタイプ」である。 ・"Ballpark Estimate"とは、「ざっくり計算(理解)」
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分析することが目的じゃない。分析した結果を活かし、ビジネスの大きな意思決定をしたり、仕事のやり方を変えることが目的。よって、それに繋がることがなければどんな立派な分析も無意味。そしていかにそれに繋げていくかが、「分析プロフェッショナル」となれるかどうかの分かれ道。 分析のみならず...
分析することが目的じゃない。分析した結果を活かし、ビジネスの大きな意思決定をしたり、仕事のやり方を変えることが目的。よって、それに繋がることがなければどんな立派な分析も無意味。そしていかにそれに繋げていくかが、「分析プロフェッショナル」となれるかどうかの分かれ道。 分析のみならず、スタッフ系の仕事で忘れちゃいけないことだと思う。
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