まんが哲学入門 の商品レビュー
「マンガだから読み易く、面白く読めるだろう」と期待すると、たぶん痛い目にあう。難解で、面白くはないから。 哲学の入門書としては、恐らく、とても良い本。対話形式で話が進んでいき、かつ、(漫画なので)絵図がふんだん。難解なことを絵図にしてくれてるのがとてもありがたい。著者の考えを理...
「マンガだから読み易く、面白く読めるだろう」と期待すると、たぶん痛い目にあう。難解で、面白くはないから。 哲学の入門書としては、恐らく、とても良い本。対話形式で話が進んでいき、かつ、(漫画なので)絵図がふんだん。難解なことを絵図にしてくれてるのがとてもありがたい。著者の考えを理解するために、きっと何度も読み返すことになるのでしょう。 それと、巻末の「読書案内」がとても魅力的。特に「(1)哲学者の書いた哲学入門」に挙げられた本は全部読みたくなってしまいます(笑)
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期待していた内容ではなかったけど、哲学ってそんなものなのかな。もう少し考えることが楽しくなるように深められるといいけど…
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漫画で読みやすいシンプルな絵! でも内容は難解で一読では理解できない。 他人の中に自分では経験できない、想像しても脳をつなげてもすりぬけてしまう別物の体験があると確信を持たないと人を愛せない!の流れが印象的。 巻末の読書案内の熱量がすごい。
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まんが部分は簡単な絵だけど読みやすくて良い。巻末の読書案内がとても充実していて、さまざまな哲学書が紹介されている。全部読みたくなる。
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時間の捉え方や私の捉え方、人生の捉え方という普遍的問いをまんがで普遍的に知らしめようとしてくれる意欲的な傑作。読み返したくなるような自己啓発本としても一級品。
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学者である著者本人がまんがを描いている。 あとがきにもあったが、まんがという伝達手段でこそ伝わることを模索している。 3年かけて、絵もどんどん上手くなってるし、それだけですごい。 それだけでなく難しい言葉や専門用語は極力排除されているので予備知識無しでも深い思索まで行ける。 特定...
学者である著者本人がまんがを描いている。 あとがきにもあったが、まんがという伝達手段でこそ伝わることを模索している。 3年かけて、絵もどんどん上手くなってるし、それだけですごい。 それだけでなく難しい言葉や専門用語は極力排除されているので予備知識無しでも深い思索まで行ける。 特定の哲学者の議論を纏めたものでもない。 後半の「あなたなのです!」は良かった! 昔、永井均の著作を読んだが、「自分が自分であることにびっくりするタイプの人はいる」といった話があって、確かにこのページで初めてびっくりする人は一定数いると思う。 そのくらい効果的な伝え方だと思う。 生きる理由を明確に宣言しているのが力強い。 逆もまた然りだとは思うけどこういう考え方もありだろう。
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漫画だからといって侮ることなかれ。かなり難解な内容も詰まっています。結論は、生きていることを肯定しようということ。
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言葉のあやとりを繰り返しているような、、分かったような分からないようなそんな気持ちになります。 哲学というものはもともとそんなものなんでしょうけど、あまり入門向けではない気がします。ところどころある、まんまるくんの思考やツッコミは面白い。 途中に出てきた、無の世界。有ることが普通...
言葉のあやとりを繰り返しているような、、分かったような分からないようなそんな気持ちになります。 哲学というものはもともとそんなものなんでしょうけど、あまり入門向けではない気がします。ところどころある、まんまるくんの思考やツッコミは面白い。 途中に出てきた、無の世界。有ることが普通じゃない世界。そんなことを思えば、有ることのありがたみ、何も無いことも悲しさを感じました。有ることは煩わしいと思うこともあるけど、無いことの方がよっぽど悲しい。いつも私の考え方に変化球を投げてくる哲学が好きです。
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哲学史の紹介ではなく、「いま(時間)」「ある(存在)」「わたし(自分)」「生きる(生命)」とは何かについての問いを、”まんが”を用いた対話形式により分かりやすく哲学した本。 ”まんが”を用いた分かりやすい図解のおかげで、哲学の根底にある考えをイメージすることができ、哲学をすると...
哲学史の紹介ではなく、「いま(時間)」「ある(存在)」「わたし(自分)」「生きる(生命)」とは何かについての問いを、”まんが”を用いた対話形式により分かりやすく哲学した本。 ”まんが”を用いた分かりやすい図解のおかげで、哲学の根底にある考えをイメージすることができ、哲学をするとはどういうことかについての理解に繋がりました。作者が言う『「生まれてきて本当に良かった」と心の底から思えるようになるために生きる』人生を歩みたいと思いました。 巻末の読書案内を今後の哲学に関する読書の参考にしたいと思います。
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哲学の導入書としてちょうどよい気がする。一読しただけでは腹落ちしない内容も多かったが、本質的な内容がマンガ形式で読めるので、ふとした機会に読み直しながら理解を深められる。
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