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妖琦庵夜話 空蝉の少年 の商品レビュー

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37件のお客様レビュー

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    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/01/31

淡々としてるのにテンポが良くて読みやすい。 電車の中で思わず涙目になったシーンもありました。大好きなシリーズ。

Posted byブクログ

2017/10/14

妖キ庵シリーズ2作目。 今回はマメ(小豆とぎ)が頑張りました。 見た目はアレですが、 やっぱり中身は大人なんだね、少なくとも一部は・・・。 猫の「にゃあさん」がかわいかった。 そして芳彦さん(管狐)のリアクションも・・・(笑)。 「妖人」とか架空のお話と言ってしまえばそれ...

妖キ庵シリーズ2作目。 今回はマメ(小豆とぎ)が頑張りました。 見た目はアレですが、 やっぱり中身は大人なんだね、少なくとも一部は・・・。 猫の「にゃあさん」がかわいかった。 そして芳彦さん(管狐)のリアクションも・・・(笑)。 「妖人」とか架空のお話と言ってしまえばそれまでだけど、 人間(妖人)が生きていく大変さみたいなものも描かれていて、 どこか陰のある世界観が心に残ります。 例えば夏風邪をひいた鱗田さんとか。 和式トイレが残る安アパートで一人寂しく寝ている姿なんて。 サラッと描写されただけだけど結構くるものがありました。 他の事件関係者たちもそれぞれに事情があるし。 あの青目でさえまだ何かありそうだし。 そんな中ある意味脇坂の存在は救いです。 空気を読めない(読まない?)マイペースさとか、 邪険にされても馬鹿呼ばわりされてもめげない打たれ強さとか。 女子力の高い新人刑事(♂)って面白い。 そして(多分)平均的な一般家庭というバックグラウンドに安心する。 他の人たちみんな家族の縁に恵まれていないみたいなので。

Posted byブクログ

2015/11/06

2作目から読んでしまった…最初から読まねば。結局誰が「件」よ?と振り回されてしまった。二口女さんは解決してよかったね。マメとテルがまた会えるといいな…

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2015/07/30

絶対繋がってるんだろうなぁと読み進めていったら、間違っちゃいなかったけど、予想外のところに着地しました。やっぱりホラーや推理物は予想外のとこに着地してナンボですよね。今回も面白かったです。 青目の属性もようやく明かされて、今後が気になります。 続刊も買ってきたので、はやく読まな...

絶対繋がってるんだろうなぁと読み進めていったら、間違っちゃいなかったけど、予想外のところに着地しました。やっぱりホラーや推理物は予想外のとこに着地してナンボですよね。今回も面白かったです。 青目の属性もようやく明かされて、今後が気になります。 続刊も買ってきたので、はやく読まなきゃ。

Posted byブクログ

2015/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第2弾! 前作で妖人として生きることを決意をした伊織。今回頼まれた仕事は、≪件≫(くだん)を名乗る占い師の真贋を見分けること。その矢先に本物の≪件≫である占い師が殺される。 殺された≪件≫の丸山綾子、その娘の占いゴスロリ少女の咲耶、マメが出会った謎の少年テル、新しく妖琦庵の「家族」となったにゃあさん。 一つの事件をきっかけに、青目が最悪の事態への手引きをもくろむ… やるせない気持ちになりました。 一見気難しい性格に見える伊織。実は想いやりが深く優しさに溢れているのだなぁと感じました。 相変わらず脇坂くんには手厳しいけれど(笑) 話の中心は憎しみと苦しさでつぶされそうになっているテルではあるのですが… 「家族」のように生活を営んでいる伊織、夷、マメの絆も描かれておりほっこりしました。 テルはマメに出会えて本当に良かったと思います。とても悲しく辛い思いを抱えていたけれど、これからは幸せに楽しく生きてほしいなと思います。 咲耶はこれからいろいろと反省するべき!ですが… こどものような純粋な心を持ち、優しく気遣いのできる青年のマメは本当にオアシス! そして洗足家で振舞われるごはんや和菓子、脇坂くんの手土産。すっごくおいしそう…! 今回明らかになった青目の妖人属性、≪悪鬼≫。 かなり不穏な存在で、これから伊織にどう絡んでいくのか、恐ろしく思うのですが早く次が読みたいです!

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2014/10/07

自分は<件>だと名乗る占い師達。 彼らが果たして妖人なのか語りなのかを判別するため 妖琦庵の主と出かける事に。 大量に食べる女性は単なるきっかけの女性。 かと思ったら、わりと要所要所に。 占いですから、それに関係する人がいる、という事と 何者なのか、という事。 確かに、自分を知...

自分は<件>だと名乗る占い師達。 彼らが果たして妖人なのか語りなのかを判別するため 妖琦庵の主と出かける事に。 大量に食べる女性は単なるきっかけの女性。 かと思ったら、わりと要所要所に。 占いですから、それに関係する人がいる、という事と 何者なのか、という事。 確かに、自分を知ると確実にすっきりする状態です。 自分は特別、と思う時期ではありますが 思い込みとはすばらしいものです。 むしろ相手が自分に合わせるのが当然、な姿が ものすごく分かりやすくて良いです。 面白かったのは、初めてのお友達訪問。 保護者連、面白いまでに右往左往。 想像するだけでも楽しかったですw しかしこれ…確かに自分が連れてくる立場だったら そろそろ落ち着いてくれ、と思う状況ですね。 さらに面白いのは、猫に対する家令の態度。 そこまで…そこまで…ww

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2014/09/20

【妖琦庵夜話シリーズ】第二弾。 一巻に引き続き安定の面白さ。 やっぱり脇坂出て来ると和む(笑)。 第三弾も購入済みなので読むのが楽しみ。

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2014/04/26

1巻に続いて「人」を書いたミステリー。 キャラの立て方の相対が見事で、それが何より印象に残りました。

Posted byブクログ

2014/04/13

内容は物悲しいのマメに癒され脇坂にホッとして、途中で今後の展開ってのが分かってきて余計になんか切ないな~って思ったのに読了感はすごくほのぼのして円満!って感じで良かったです。青目と洗足との今後の展開っていうのがすごく気になりますよね。次作期待!

Posted byブクログ

2014/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

次回の話が気になる終わり方。 ≪悪鬼≫は男の欲を煽る ≪悪鬼≫は女の身体を誑かし、子供を利用する。 そして≪悪鬼≫は――人を食うのだ。 青目の正体がなんなのか前回から気になってましたが鬼とは。 照ちゃんの話も切ない。 今回もよかった。

Posted byブクログ