佳代のキッチン の商品レビュー
行方不明の両親を探して移動車で料理屋をしている佳代。全国を探して行く間に両親とのつながりを感じては行くのだが、どうも私には両親の気持ちが理解出来ない。人々との思い出話の中で恩人という言葉も出るがそれも無理やりという感じがしました。
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とても心温まる小説です。 ただ、普通です。 短編小説の連作のような作りの構造の小説ですがどの話もずーっと一定のリズムで良い話です。 同じような展開、同じような構造の話が続くので盛り上がりにかけ、少し飽きます。
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あらすじ(背表紙より) 十五年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始めた佳代。キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡るうち、一風変わった注文やちょっとした事件も舞い込むように。「ふわたま」「鮨天」「魚介めし」―もつれた謎と、人々の心を解くヒントは料...
あらすじ(背表紙より) 十五年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始めた佳代。キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡るうち、一風変わった注文やちょっとした事件も舞い込むように。「ふわたま」「鮨天」「魚介めし」―もつれた謎と、人々の心を解くヒントは料理の中に?そして、徐々に明らかになる両親の秘密を追い、佳代が辿り着いた場所とは?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
失踪した両親を探す為に、佳代はキッチンワゴンで調理屋を営みながら各地をめぐる。 小さな手がかりをもとに両親が立ち寄ったと思われる土地を目指し、そこで聞き込みをし、またその先をたどる。 行く先々で、料理の絡む物語があり、人とのつながりが生まれる。 とても「流れ」の感じられるお話だった。 弟と情報交換をし合う電話のやり取りが微笑ましかったし、土地の人たちとのふれあいが温かい。 もちろん、料理も美味しそう。 鮨天と魚介めし、食べたい! 新井薬師、横須賀、京都、松江、押上、盛岡、函館と、風物詩が変わるのも、料理にはその土地の湧水を使うという設定も良い。 ご両親は… あ~、なんだかなあ、70年代? 笑っちゃいますが、昔の流行っていうのはえてして恥ずかしいものなんです。 子供作らない方が良かったんじゃないでしょうか? 「ズボラ飯」に出てくるお隣さんみたいな感じで。 佳代は、両親のことはフッ切って幸せになって欲しいです、がんばれ!
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ドラマの原作に向いている、軽いタッチの物語。調理専門の店というアイデアがいい。行方不明の両親の設定が少々時代遅れ?
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路上で許可なしで店は出せないのでは? と最初に思ったのですが… イマイチ無理があるストーリー。 最後が⁇ 期待はずれ。
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NHKの短編ドラマにありそうな話。 つまらなくはないが、取り立てて面白くもなく。まあ、フツー。横須賀など馴染みのある場所が出てくるのと主人公が営む移動キッチンに憧れはある( ´ ▽ ` )
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イマイチ感情移入出来ないストーリーながら、食材を用意すれば、調理してくれる「調理屋」は近所にあるといいな、と思ってしまう。 それにしても、両親は自分勝手過ぎではないのか?
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中学卒業間際の長女とその弟を捨てて?突然帰ってこなくなった両親を15年経って移動調理屋として全国を探す物語。 各地で手掛かりを得て調べていくと、両親はヒッピーで理想郷を探し続けていて、長女はシッカリ者だから、自分たちが居なくてもどうにかなるだろうと出奔。 結局は北海道の最果てで車...
中学卒業間際の長女とその弟を捨てて?突然帰ってこなくなった両親を15年経って移動調理屋として全国を探す物語。 各地で手掛かりを得て調べていくと、両親はヒッピーで理想郷を探し続けていて、長女はシッカリ者だから、自分たちが居なくてもどうにかなるだろうと出奔。 結局は北海道の最果てで車も荷物も残したまま行方不明に。 まぁ山で遭難したとか、それぐらいしか説明がつかないけど、両親はホントになんじゃそりゃ?って感じだし、そんな親を探したいかなぁと思う。 移動調理屋を通して人の温かさに触れたり、主人公が成長していくのはいいけど、面白かったかと云われると別に…としか言えないなぁ。
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佳代のキッチンという名で移動料理屋を営業しつつ、突然出ていった両親を探す佳代の物語。 両親の過去を辿りながら、年代は違えど同じような経験をすることで、佳代は自分の傷を癒しているのかなぁ。
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