冬のフロスト(上) の商品レビュー
フロスト読み終わりました。大変おもしろかった~ 中で、気に入ったフレーズを一つ紹介しましょう。 3、40前の白骨死体が発見された時の彼の言葉です。 「フロストは袋のなかをのぞき込んだ。『なんとまあ』のひと言と共に袋を押しやった。 そいつに伝えてくれ、三週間以内に持ち主が現れなか...
フロスト読み終わりました。大変おもしろかった~ 中で、気に入ったフレーズを一つ紹介しましょう。 3、40前の白骨死体が発見された時の彼の言葉です。 「フロストは袋のなかをのぞき込んだ。『なんとまあ』のひと言と共に袋を押しやった。 そいつに伝えてくれ、三週間以内に持ち主が現れなかった場合は、自分のものにしていいって」 その彼は「例によって例のごとく、あの薄汚れたレインコートに、 あの不潔ったらしいえび色マフラーといういでたちだった。」 連続殺人が発生していても、署内は何故かまったりしたムードにつつまれています。 面白いですよ(^o^)初めて読まれる方は「クリスマスのフロスト」お読みになってください。 さすればあなたもフロスト病患者になること間違いありません。 ちなみにこの病、ワクチンは効きませんのであしからずー
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フロスト警部 シリーズ第5弾 現場を理解しないマレット署長のスタンドプレイによって、少ない人数で捜査せざるを得ないデントン署。 しっちゃかめっちゃかな状況の中、次々と事件が起こる。 相変わらずの混沌、錯綜、混乱 使えない部下と三現主義とは正反対の上司に邪魔され、 次々と発生す...
フロスト警部 シリーズ第5弾 現場を理解しないマレット署長のスタンドプレイによって、少ない人数で捜査せざるを得ないデントン署。 しっちゃかめっちゃかな状況の中、次々と事件が起こる。 相変わらずの混沌、錯綜、混乱 使えない部下と三現主義とは正反対の上司に邪魔され、 次々と発生する事件に翻弄されるフロスト警部 無事解決できるのか。。。 ※ デントン市はテキサス州北部にある人口10万人くらいの都市が アメリカにあるが、フロスト警部はイギリスの警官なので違う。
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待ちに待ったフロストシリーズの新刊。傍若無人な態度、下品なジョーク、勘頼みの捜査、と相も変わらずのフロスト節。次から次へと起こる事件と人員不足に悩まされるというお約束も健在。ワンパターンと言えばワンパターンなのに、なんでこんなに面白いのか。下巻にも期待。
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上下巻まとめて。 久々の新刊です。やっぱりおもしろい!でもデントン署にフロスト警部一人ってちょっと人員少なすぎでしょう。そりゃあいろいろ手が回らなくても仕方ない。仕方ないけど世論は行方不明の少女誘拐事件や娼婦連続殺害事件の解決を今か今かと待っている。事件解決は早くて当たり前で早...
上下巻まとめて。 久々の新刊です。やっぱりおもしろい!でもデントン署にフロスト警部一人ってちょっと人員少なすぎでしょう。そりゃあいろいろ手が回らなくても仕方ない。仕方ないけど世論は行方不明の少女誘拐事件や娼婦連続殺害事件の解決を今か今かと待っている。事件解決は早くて当たり前で早すぎるということはなく、被害者が出た時点で遅すぎるのだから警察官というのは難儀な仕事だなあと思います。 今回はうるさ型の理解のない、実に利己的で鼻持ちならない上司に加えてことごとく足を引っ張る部下まで追加されてそれでなくても大変なフロスト警部さらに大変な事態に。おまけに自殺まで出ちゃうし。でもフロスト警部が見せるわかりやすい正義感と被害者と犯罪者に同様に向けられるシンパシーというかいたわりの感情にぐっとくるのです。こういう警部なら本音を話せるのかもしれない。間違っても犯罪を犯して露見した際、マレットさんには担当していただきたくないですが。(まあマレットさんなら露見しないかもしれませんが) 最後はりきりお姉ちゃんの私生活も少しうまくいきそうでよかったかな?続きも楽しみですが…最後の一冊になるかと思うと寂しいです。
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