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冬のフロスト(上) の商品レビュー

4.3

34件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2013/12/15

フロスト警部シリーズ5 相変わらずドタバタ感と軽快なリズムで繰り広げられる事件の数々。上巻では幾つかの事件が解決するが、大半は未解決。 お楽しみは下巻へ。

Posted byブクログ

2013/12/06

フロスト警部、第5弾。 今回は1月です~いつも冬なので、タイトルが区別しにくいけど。 猥雑だけどあったかい、テンポのいい展開は、安心して読めます。 楽しみにしていました。 いつも同じよれよれのレインコートにえび茶色のマフラーという格好のフロスト警部。 だらしなくて下品なジョーク...

フロスト警部、第5弾。 今回は1月です~いつも冬なので、タイトルが区別しにくいけど。 猥雑だけどあったかい、テンポのいい展開は、安心して読めます。 楽しみにしていました。 いつも同じよれよれのレインコートにえび茶色のマフラーという格好のフロスト警部。 だらしなくて下品なジョークばかり飛ばし、年中サボリたがっているが、いったん事件となれば被害者にも加害者にも(ダメ警官にも!)人間らしい目を向ける。 頼りになる叩き上げの人情警官なのだ。 アレン警部の留守に代理となっているリズ・モード警部代行は、若くて美人、まだ捜査は新米だが仕事熱心な野心家。 万年巡査部長のウェルズとはいがみ合う関係。 フロストが「張り切り嬢ちゃん」と呼ぶリズは捜査の指揮を執りたがっていて、フロストはいつでも喜んで仕事を譲り渡そうとしているから争いにはならない。リズはある事情を抱えていて‥ 気取り屋の署長マレットは現場のことはわからず、会議に出ては上層部にいい顔をして人員を回してしまう。 おかげで、デントン署は圧倒的に人手が足りない。 行方不明の少女の事件は解決しないまま、娼婦殺しは連続事件の様相にと事態はかなり深刻。 怪盗枕カヴァーというふざけた事件に、ショットガンを振り回して自分も撃ったらしい強盗。酔ったフーリガンの一団を他署の依頼で署長が受け入れてしまったために、署を占拠する有様になったり。 部下のモーガンはおそろしく無能で、辞めさせたほうがいいのではと思うほど。憎めないキャラだけど、あちこちで彼のミスがとんでもないことに‥ 事件は絡み合って、ひょんなことから解決したりするので、何が幸いするか、まだわからない! フロストの采配は? 下巻も楽しみです。

Posted byブクログ

2013/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フロストの最新刊「冬のフロスト」読み終わった。 相変わらずの人員不足、予算不足、事件過多 新しさはないけど安定して面白い 今回から出て来ためちゃくちゃドジなダメ刑事モーガンが、今後いい味だしてきそぅ 二系統の娼婦殺人、少女誘拐、まくらカバー泥棒、コンビニ強盗、白骨死体なんやかんやを署長の文句を交わしながら、なんとか解決いたしましたとさ、 フロストのノリで軽く読めるけど、今回の事件は結構凄惨…

Posted byブクログ

2013/11/15

久しぶりに読んだフロストシリーズ 割と好きなシリーズなのだけれど なんとなく、以前とは雰囲気が違うような気がする もうちょっと、明るい性格だったイメージ

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2013/10/08

吸い殻が高く積まれた灰皿のように大小さまざまな事件を抱えるフロスト警部。 相変わらずの面白さ。キャラクターや構成もさすが。もうマレット警視も愛しいくらい。話が終わりに近づいても解決の目処が全然立たない!それが最後の最後にヒョイと解決に結びつく。この素っ気ないほどのあっけなさがフロ...

吸い殻が高く積まれた灰皿のように大小さまざまな事件を抱えるフロスト警部。 相変わらずの面白さ。キャラクターや構成もさすが。もうマレット警視も愛しいくらい。話が終わりに近づいても解決の目処が全然立たない!それが最後の最後にヒョイと解決に結びつく。この素っ気ないほどのあっけなさがフロスト警部の在り方とあいまって、このシリーズ最大の魅力。

Posted byブクログ

2013/08/31

大好きすぎて読むのがもったいなく手を付けていませんでしたが、ついに読んでしまった。 あいかわらずのデントン署。事件を掛け持ちしまくっているフロスト警部に、猿眼鏡のマレット署長、万年巡査部長お茶くみビル・ウェルズ、そして芋兄ちゃんモーガン刑事。 人手不足はいつものこと、今回はマレッ...

大好きすぎて読むのがもったいなく手を付けていませんでしたが、ついに読んでしまった。 あいかわらずのデントン署。事件を掛け持ちしまくっているフロスト警部に、猿眼鏡のマレット署長、万年巡査部長お茶くみビル・ウェルズ、そして芋兄ちゃんモーガン刑事。 人手不足はいつものこと、今回はマレット署長の見得のせいで人員を貸し出すことになってさらに...。水戸黄門並みの安定感ですが全く退屈させません。 読んでいて常々思うこと、それは「フロスト警部の部下として一緒に働きたい!」。あくせく働きながらも、警部のくだらなくて下品なギャグにニタニタ笑っていたい。たまにはビル・ウェルズの愚痴に付き合いましょうか。そしてマレットの催促を適当にかわして警部のお尻を叩き...。いいなあ。 よし下巻に挑もうか。

Posted byブクログ

2017/11/08

フロストはいい!フロストシリーズは面白い!『フロスト気質』が出てから何年たったのだろうか?やっとの上梓。次、いつ読めるか分からなく、又、作者が亡くなってしまい、実際未翻訳なのは後1冊しかないので、もう一行一句までじっくり、慈しみながら読みたいと思う。 感想は下巻にて... 正直...

フロストはいい!フロストシリーズは面白い!『フロスト気質』が出てから何年たったのだろうか?やっとの上梓。次、いつ読めるか分からなく、又、作者が亡くなってしまい、実際未翻訳なのは後1冊しかないので、もう一行一句までじっくり、慈しみながら読みたいと思う。 感想は下巻にて... 正直、文庫としては、値段が高く、文字も小さいので、若干遠視気味の自分では読みづらかったですが、 読みだしたら止められない面白さ(それでも上記の通りじっくり読んでいました) こんなにも面白い警察小説シリーズを書いてくれた作者、翻訳者、出版社に感謝と敬意をこめて★をつけました。

Posted byブクログ

2013/08/15

遂にラス2のフロストシリーズ.今回もフロスト警部は絶好調,というか,絶不調.重大な事件は全く解決せぬまま,他人の担当する小事件はどんどん解決.詳しい感想は下巻にて.

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2013/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

発売日にうきうき買ったのに、結局読了は夏休みになってしまいましたー( ̄◇ ̄;)。でも、相変わらずのフロスト節!健在というより、さらにスラップスティックに拍車がかかっている。こんなおっさん、身近にいたら絶対ソリが合わないと思うけど、どうにも憎めなくて愛らしい(笑)。まあ要するにファンなのです。 過去最多の事件数?幼女誘拐殺人、怪盗枕カヴァー、娼婦連続殺人、30年も前の強盗殺人に、宝石店の保険金詐欺、フーリガンの集団…デントンって治安悪いなあ…( ;´Д`)。フーリガンとの攻防は笑った! ストーリーが5分の4くらい進んでも、メインの殺人事件はさっぱり目処がたたない。マレットでなくても喚きたくなるよ!そしてついでのように解決する、細かい事件たち。怪盗枕カヴァーなんて、棚ぼたで逮捕。フロストなーんもしてない。それにしてもリズが可哀想だ。もー、バートンと結婚しちゃいなさい! そして、いつも役にたたない部下の中でも、今回のモーガン君はヒドイ。免職もんだよ。でもやっぱりフロストは庇うんだよなあ…。責任感は、マレットと割るとちょうどいいのにね。 ハンロンの前で、食べかけのホットドッグを食べてみせるシーンは、ヒドイと思いつつ爆笑。あー、あと一作しか読めないのが残念でたまらん。これだけのページ数で、破綻なく、伏線はりまくりで、ミステリとして逸品なのに、ドタバタしながら笑わせてくれる作品は他にない!邦訳待ってます。

Posted byブクログ

2013/08/01

待ちに待った新作。 著者はすでに逝去しているため、これがラスト2。 翻訳されるのが遅いので、 次にいつラストの作品を読めるのか分からないため 1行1句、大切に読んだ。 相変わらずの、下品なジョークが本気か分からず人を煙に巻くフロスト。 今回も未解決事件を抱え込み、マレットの...

待ちに待った新作。 著者はすでに逝去しているため、これがラスト2。 翻訳されるのが遅いので、 次にいつラストの作品を読めるのか分からないため 1行1句、大切に読んだ。 相変わらずの、下品なジョークが本気か分からず人を煙に巻くフロスト。 今回も未解決事件を抱え込み、マレットの監視下にて なかなか眠れず、捜査に追われる。 >「いい知らせだぞ。ジャック」 「マレットが家に帰ったのか?」 「いや、そこまでよくないけどな。」 >「さしずめ、天に代わりてコールドウェルの不義を討とうした爺婆版ボニーとクライドってとこだな。世の中に正義ってもんが存在するなら、あの爺さんも婆さんもパクられることなんてなかっただろうに」

Posted byブクログ