日本一の給食 の商品レビュー
著者の強い信念に基づいた自伝、レシピ集、エッセーであると言えるけど深く心と気持ちに突き刺さる育児書の側面もある。 有名になってしまった著者に遠慮せずに「美味しくない」と書ける児童やその保護者との関係性も著者を物語ってくれていると思う。
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北海道置戸町にすごい栄養士さんがいる、というのは何かのときに聞いたことがありました。 本当にすごい人です。 栄養士になるきっかけは、前職場で手に職をつけて働く人たちを見て、自分も!と思ったというあいまいなものだったけれど、給食にかける情熱は半端じゃない! 限られた予算の中、どうや...
北海道置戸町にすごい栄養士さんがいる、というのは何かのときに聞いたことがありました。 本当にすごい人です。 栄養士になるきっかけは、前職場で手に職をつけて働く人たちを見て、自分も!と思ったというあいまいなものだったけれど、給食にかける情熱は半端じゃない! 限られた予算の中、どうやって子どもたちに安心、安全で美味しいものを届けるか、という1本の芯がしっかり通って、ブレがない。妥協を許さない。 そこで働く調理師さん、先生、材料の仕入れ先、農家さん、色んな方々の協力を得て、こんなに素晴らしい給食ができるのだと、感動すら覚えました。 最後の方に、子どもたちに大好評の19種類のスパイスが入った全て手作りのルーで作られている辛いカレーの作り方が載っていて、そんなに辛いのに子どもたちに好評なら食べてみたいと思ったけれど、作るのは…本当に大変そう。 そんな私みたいな人の為に、ルーが販売されているそう。 とみさんの給食を食べる子どもたちは幸せだろうな。
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置戸カレールー 仕事に対する真摯さと いつまでも、いつでも、新しい事への探究心と向上心と 身が引き締まります
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こんなふうに働きたい。こんな想いをもって仕事に向き合いたい。素直にそう思える。 テレビでみた十美さんについて、もっと深いところが見えた気がする。かっこよすぎる。
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- ネタバレ
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北海道の置戸町で、私の理想の範ちゅうを軽々と超える給食を作ってきた管理栄養士の佐々木十美さんの仕事ぶりや信念、給食そのものについての話。 出来るだけ加工してない(結果的にそれが一番安全で安い)地元でとれた食材を使って、安く、美味しく作る。 理想すぎる。 買うものと思い込んでいるようなものもしっかり作ってしまう。 カレールーとか、トマトピューレとか。 子供が生まれた時は安心して食べてもいいものがなさ過ぎて、神経質になり、自分も含めて食べるものが限定され過ぎ、 今は、それじゃいけないとおもって、加工品(チーズやハムや、お菓子や色々)も食べさせるようになって、そのうち楽チンに流れて気にならなくなり始めて、、と振れ幅が大きい自分のはしたなさヽ(´o`; やりたい気持ちはあるのに、どうして上手く回せないのかなあ、、。 生活の中で、食べる事以外にパワーと時間を割いてしまうと途端に楽に流れられる仕組み(外食、コンビニ、お惣菜、デリバリー、、)があるから、優先順位、時々間違っちゃうなー。 あと、食べたい、やりたいって気持ちをキープできる程の健康が保てない…。 疲れ切ってしまったり、、。 自分は食べられないけど、家族の分だけ、とかになるともう義務的になってしまう。自分が美味しいものを食べたい気持ちをキープできるためのコンディション作りがうまくいってない気もする。 ニワトリ卵かな? 仕事という側面でも、仕事をキチンとするってこういう事をいうんだなーと。 目的にむかって(安心、安全で美味しいものを食べてもらいたい)自然に周りを巻き込む。 誰にも必ず一致する目標になりうるものをグッと捉えてピントを合わせに行く力。 かっこいい! そしてこの方も、人との関わりが深まるに連れて仕事がどんどん洗練されてきた人だと思う。 人との関わりが仕事を生みだしていく。 本当にどんどんこの言葉が腹落ちしてくる今日この頃。
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