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危機と再建の比較財政史 の商品レビュー

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2013/09/08

現代日本における政府債務の需要構造   民間貯蓄性預金による国債の引き受け   ブンデスバンクの分水嶺1975年=買いオペは成功しなかった    統制と強調の政府間財政関係   地方財政制度が地方歳出の膨張をもたらした   オーストラリアも同様の制度があるが、財政膨張はしなかった...

現代日本における政府債務の需要構造   民間貯蓄性預金による国債の引き受け   ブンデスバンクの分水嶺1975年=買いオペは成功しなかった    統制と強調の政府間財政関係   地方財政制度が地方歳出の膨張をもたらした   オーストラリアも同様の制度があるが、財政膨張はしなかった   したがって制度だけの理由ではない   スウェーデンは日本と対照的=地方税源が充実   地方レベルの民主主義によって財政膨張を回避 民主主義を変えるための予算制度改革   シーリングの厳格さ、が歳出の膨張を招いた   完了と政治家が、特別枠という別枠を互いに隠れ蓑にした   アメリカは、一律削減の回避とともに、説明責任を課した   スウェーデンは複数年度にわたる歳出シーリングとガイドラインによっ   て膨張を避けられた   日本は、補正予算や特別枠の抜け穴、単年度主義による弊害がある 普遍主義化への多様性   ドイツ、フランスなどは税方式へゆるやかに移行している    増税を可能にする条件   日本は増税をしなかった間に、アメリカは所得税増税をし、フランスは一般社会税と呼ばれる新税を創設した。   フランスはもともと所得累進性が低かった   日本は所得税の控除の削減ができなかった 日本型財政金融システムと財政赤字の非顕在化   国内貯蓄の利用、量的緩和による日銀引き受け、   しかし、ブンデスバンクの分水嶺では、金利引き下げ効果はないことを学習   

Posted byブクログ