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キャリア教育のウソ の商品レビュー

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45件のお客様レビュー

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2013/06/28

よく分かるけど、キャリア教育に関わりがない人に、実感を持って、理解できるんだろか。 以下要約 キャリア教育 =自己理解と職業理解で見えてくる軸をつかむこと。 =学校教育の『機能』学校における教育活動が子どもと若者の将来担うことになる、『役割』の遂行能力の育成に資するもの。 -...

よく分かるけど、キャリア教育に関わりがない人に、実感を持って、理解できるんだろか。 以下要約 キャリア教育 =自己理解と職業理解で見えてくる軸をつかむこと。 =学校教育の『機能』学校における教育活動が子どもと若者の将来担うことになる、『役割』の遂行能力の育成に資するもの。 ---------------- 的を得てる本かと思われる。教育書に対して、偏った批判を展開してるんじゃないかと、世の中にある教育論者の本を懐疑的に見てしまう。。 こう見ると、自己理解を促す機会、職業を理解する機会、体験する機会をつくり、ジョブマッチングにつなげる、今の発達、精神障がい者の就労支援の仕事はキャリア教育。 個人への支援と自己理解に医療、福祉的な視点が必要になるのが、違うところ。 (つづく)

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2013/06/26

「将来の目標が立てられない、目標実現のための実行力が不足する若年者」を鍛え直し、テコ入れすること、そのことによって若年雇用問題の深刻化に対処することが、キャリア教育のねらいである(p.38)。 社会的な存在である人は、人生の履歴において、様々な「役割」を引き受けながら生きていく...

「将来の目標が立てられない、目標実現のための実行力が不足する若年者」を鍛え直し、テコ入れすること、そのことによって若年雇用問題の深刻化に対処することが、キャリア教育のねらいである(p.38)。 社会的な存在である人は、人生の履歴において、様々な「役割」を引き受けながら生きていく。それは、役割を引き受けるという仕方で社会に参加し、貢献していくことでもある。そして、そうした「役割」を担うことができるように成長すること、そのことを、自分の「生き方」として、自分の中に統合していけることが「キャリア発達」である。その「キャリア発達」のための力量形成に資するのが、「キャリア教育」なのである(p.53)。 キャリア教育には、①「自己理解」系、②「職業理解」系、③「キャリアプラン」系という3つのジャンルがあるそうだ(p.57)。 キャリア教育には,生徒に「夢」や「やりたいこと」を見つめさせ,目標に向けた努力を促すという役割と,生徒の希望と「現実」との“折り合い”をつけさせる役割という,二重の役割がある。いわば,生徒の希望や向上心を“炊きつける(加熱する)”と,それを適切に“冷却して”「現実」に着地させる役割である(pp.83-84)。

Posted byブクログ

2013/06/25

今はやり?のキャリア教育について書かれた一冊。著者は中高大学で行われているキャリア教育が正社員になる事に傾倒しすぎていて、実際のキャリア教育の在り方、人生という長いスパンで見た時の仕事と人との在り方とずれているのではないかと警鐘を鳴らしている。 結論としては、正規雇用、正社員ば...

今はやり?のキャリア教育について書かれた一冊。著者は中高大学で行われているキャリア教育が正社員になる事に傾倒しすぎていて、実際のキャリア教育の在り方、人生という長いスパンで見た時の仕事と人との在り方とずれているのではないかと警鐘を鳴らしている。 結論としては、正規雇用、正社員ばかりが取り上げられるが、実際には非正規雇用となる人が現れることは確実だとした上で、 ①非正規を含め働き方の多様な形態とそれぞれの利点欠点を探ること。 ②次のステップへの見通しを立てること。 ③職業訓練や求人支援などについての情報提供。 ④労働法など労働者にとって武器となるような情報 などの教育、支援が必要なのではないかとしている。 最後にこれからも社会の中で生きていくために必要な事として、生涯学習してゆくこと、そして就活の終わりがキャリアの終わりではないと考えておく事をあげている。 読みやすかったが、あまりハッとするところが少なかったのが残念。末尾に参考文献が纏められているのは良かったです。

Posted byブクログ

2013/06/21

≪目次≫ プロローグ  それぞれの卒業後 第1章     キャリア教育って、なに? 第2章     ウソで固められたキャリア教育? エピローグ  転換期を生きるということ ≪内容≫ これがプリマーブックでいいのでしょか?という内容。一応、プリマーブックは高校生や大学生向きでしょ...

≪目次≫ プロローグ  それぞれの卒業後 第1章     キャリア教育って、なに? 第2章     ウソで固められたキャリア教育? エピローグ  転換期を生きるということ ≪内容≫ これがプリマーブックでいいのでしょか?という内容。一応、プリマーブックは高校生や大学生向きでしょ?これは中学、高校の進路指導担当や中学2、3年、高校1、2年の担任向きかもしれない。うちではぜひ校長に読ませようと思います。 ああ、内容は今高校の「キャリア教育」と銘打ってやっている授業は、どうなの?という話。「職場体験」や「キャリアプランニング」って、今のやり方じゃ生徒の身につかないよね、って言ってます。 また、そう言うのは高度成長期(この頃は”キャリア教育”すらなかったけど)にやるべきもので、時代の転換期には、もっと”生きる知恵”っていうか、端的に言っちゃうと「転職」等することを前提に考えないと、と…。 じゃあ、何すれば?って話ですが、結局は「キャリア教育」(たとえばウチでは〝産業社会と人間”ですが)の単独では身につかない、教科横断的な、5教科でもそれ以外(たとえば家庭科など)でも「キャリア教育」を意識した取り組みを入れようね、って言ってます。 わかってるけどね…ってしか、今は答えられません(汗)

Posted byブクログ

2013/06/15

仕事の現場では、当たり前に気がついているキャリア開発への話。 キャリアデザイン=どんな会社、職業につくか で、学生の思考が狭くなっている、と。 実社会でいかにその時点の状況に合わせながら積み上げて行く必要性の示唆。

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