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キャリア教育のウソ の商品レビュー

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45件のお客様レビュー

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2013/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多分、世代毎に受ける印象はだいぶ異なるのだと思う一冊。 自分世代の人間が読めば、そこまでインパクトはないはずだが、現役学生にとってはハッとさせられるかなと。少なくとも自分が高校生ならそう思ったはず。 要約すれば、自分の考えも世の中も結構不安定で、そん中で生きていくのに今の時代にはonly one な答えしかない。だから自分軸を作ってね的な。

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2013/09/26

正規労働を目指しても必ず非正規が出るという状況はますます増える状態であり、それを指摘していることは意味がある。キャリア教育を行う教員と学生は一度は読んでみて、自分の行っていることを省みることが必要であることを感じさせる。

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2013/09/11

キャリア教育を実践する者として必読の本。 今般のキャリア教育が抱える課題と、今後の方策をわかりやすく示唆している。 勤務している学校に照らし合わせると、その改善点が見えてくる。 特に、リアルな社会を見せ、その対応策を考えさせるという点は、 決定的に欠けている。 なりたくなくても...

キャリア教育を実践する者として必読の本。 今般のキャリア教育が抱える課題と、今後の方策をわかりやすく示唆している。 勤務している学校に照らし合わせると、その改善点が見えてくる。 特に、リアルな社会を見せ、その対応策を考えさせるという点は、 決定的に欠けている。 なりたくなくても非正規雇用になるという現実は、 学校現場では扱いにくい。 学校現場ってのは、前年踏襲が基本であるからして、 なかなかドラスティックな改革は難しいのであるが、 着実にその歩みを進めていく必要があるだろう。

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2013/08/21

銀行型から料理教室型への学びの転換を軸に、キャリアデザインの必要性を説く好著。 さまざまなキャリアのるつぼであるPTAが果たすべき役割があるのを、全国大会に参加する前に教えられました。

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2013/09/02

本書は,法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川氏の著書であり,若者を対象とした進路・職業選択のためのガイドブックである。「正社員モデル」信仰は捨てるべきとし,「非正規雇用」を生き抜くための学習内容・方法に関して記しており,参考になる。児美川氏の指導生の事例も大変示唆に富む。一読...

本書は,法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川氏の著書であり,若者を対象とした進路・職業選択のためのガイドブックである。「正社員モデル」信仰は捨てるべきとし,「非正規雇用」を生き抜くための学習内容・方法に関して記しており,参考になる。児美川氏の指導生の事例も大変示唆に富む。一読をお勧めしたい。 *推薦者 (教教)T.M. *所蔵情報 http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00329564&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

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2013/08/09

終身雇用、正社員になれば安心という壁が壊れて久しい中、まだその幻想を半ば前提としている今のキャリア教育に対する批判、そして筆者からの提言が示されている。 人生は就職したら上がりではなく、その先が大変である。非正規雇用、ブラック企業など理不尽な現実に対する防備、不確定な未来を進む...

終身雇用、正社員になれば安心という壁が壊れて久しい中、まだその幻想を半ば前提としている今のキャリア教育に対する批判、そして筆者からの提言が示されている。 人生は就職したら上がりではなく、その先が大変である。非正規雇用、ブラック企業など理不尽な現実に対する防備、不確定な未来を進む羅針盤と武器。それをどのようにして自分のものにするかこそがキャリア教育に必要なのだという筆者の主張には強く共感する。

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2013/08/03

若者たちに、自己分析をさせて適職を探す。 なりたい職業をもとに進路を決定する。 悪いことではないけれど、この方法が無二の正解であるような風潮を感じる。 そのことに違和感を感じていた。 この本を読み、その違和感の原因が見えてきた。

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2013/07/21

私はキャリアコンサルタントの資格を持っていますが、キャリア教育に関するもやもや感を本書は見事に暴いてくれています。 手取り足取り人生について教えることが必ずしもキャリアを育む力にならないのは当然でしょう。 その意味で、職業を含めたこの人生を乗り切っていく上で、本書はあらゆる世...

私はキャリアコンサルタントの資格を持っていますが、キャリア教育に関するもやもや感を本書は見事に暴いてくれています。 手取り足取り人生について教えることが必ずしもキャリアを育む力にならないのは当然でしょう。 その意味で、職業を含めたこの人生を乗り切っていく上で、本書はあらゆる世代にある種の心構えを持たせることに成功していると思います。ソクラテスの産婆術的な方法で。 ・やりたい仕事を見つけさせたとしても、その選択の根拠は底の浅いものになる可能性が強い ・「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」 ・価値観や自分の軸を明確にする ・①学校卒業後も、生涯学び続けていく姿勢を身につける  ②就職出来たら終わりではなく、自分の人生を引き受けていく「キャリアデザイン」のマインドをもって行動する

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2013/07/14

日頃から大学生のキャリア教育の最前線で活躍されている著者の視点が随所に散りばめながら、現在のキャリア教育の問題点が鋭く指摘されている。企業人にもとても参考になる書籍である。

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2013/07/12

キャリア教育についての異議を、著者が書き連ねた本。著者の魂がのってる感じがします。 キャリア教育で唱えている理論と実際の中身が伴っていないという指摘は多くの本でされているように思うのですが、本書はわかりやすくて、概要を大まかになぞれるように思いました。 自分も就職活動というものに...

キャリア教育についての異議を、著者が書き連ねた本。著者の魂がのってる感じがします。 キャリア教育で唱えている理論と実際の中身が伴っていないという指摘は多くの本でされているように思うのですが、本書はわかりやすくて、概要を大まかになぞれるように思いました。 自分も就職活動というものに興味があって、どのようなかたちであるべきなのか考えていきたいと思っているので、児美川さんの著書を含めて、もっとキャリア教育に関する本を読んでみたいと思う。

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