あの日にかえりたい の商品レビュー
乾ルカさんを読んで、てふてふ荘を読んで、あの日に帰りたいに来てます。綾瀬まるのやがて海へと帰るに深い感銘して、これって似た感覚だと思い出す。翔る少年が切なくて、でも新しいお母さんにも少年にも良い結末が来たのでは。15年は長い、非常に長い。ずーっと少年の手ではなく受け取ってしまった...
乾ルカさんを読んで、てふてふ荘を読んで、あの日に帰りたいに来てます。綾瀬まるのやがて海へと帰るに深い感銘して、これって似た感覚だと思い出す。翔る少年が切なくて、でも新しいお母さんにも少年にも良い結末が来たのでは。15年は長い、非常に長い。ずーっと少年の手ではなく受け取ってしまった手紙を見ていたんだ。そして少年のやりたかった全てを一緒にして、最後に感想文にしたんだ。どんな再会でも出会えてこれほど嬉しい事はない。
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北海道南西沖地震が題材の「翔る少年」、同じ部活の女子高生5人グループの「へび玉」が面白かった。 誰にでもあるだろう過去の「あの日」=人生の分岐点に戻れたら…という短編集。 今生きているこの瞬間も、実は「あの日」の前日で、戻りたいと思うような一日なのかも?と思ったりする。事故や天...
北海道南西沖地震が題材の「翔る少年」、同じ部活の女子高生5人グループの「へび玉」が面白かった。 誰にでもあるだろう過去の「あの日」=人生の分岐点に戻れたら…という短編集。 今生きているこの瞬間も、実は「あの日」の前日で、戻りたいと思うような一日なのかも?と思ったりする。事故や天災みたいに逃れられない事態もあるけど(遭遇したくない!)、できるだけ後悔なく生きていきたい。
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こちらも職場の方から借りた本。 短編6作が収録されている。 どの作品も「死」があたりに漂い、時空を超えた過去・現在・未来が交差する、せつない物語。 「真夜中の動物園」 →心にしみるいい話だな~と思いながら読んでいると、ラストでこれからが予想できて悲しいことこの上なし。 「翔ける少年」 →もうこれは、涙なしには読めない。実際に起こった災害が示唆されていて、せつない、悲しい。でも温かい。 「あの日にかえりたい」 →私個人的には、あまりピンとこなかったお話。でも、表題。ささる人にはささるだろうな~。 「へび玉」 →何が起こったのか気になって気になって、先へ先へと気が急いでしまうお話。こんなことを背負って生きていくのは辛いだろうな、と気持ちが重くなった。 「did not finish」 →おそらく死へ向かうであろう主人公が、走馬灯のように自分の過去を見ていくお話。現実を見ると悲しいけれど、過去に戻ったとしても同じ道を選ぶだろう姿がまぶしい。 「夜、あるく」 →これが最後にくるお話で良かったな、と思えた。希望を持てるお話。 期待せずに読んだからか、思いのほか良かった。せつない、悲しい、でも心にしみる。そんな短編集だった。
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初めて読んだ作家さんだが文章のテイストは好きかも。どの話も世にも奇妙な物語に出てきそうな話だった。不思議だけどあり得そうで、そしてどれも切なくて。真夜中の動物園は、オチが見えて怖い。あとはせつなくて、悲しい中にも少し心が温まる。
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タイトル通り、過去に遡ることがキィとなる短編集(変則あり)。中盤以降はやるせない話が続いたので、最後はほっこりと終わってよかった。白木蓮と雪のコントラストが印象的でした。全体では『翔る少年』が一番好きかな。元くんの作文がジンとくるんだよね。。。切ない。
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初読の作家さん。 職場の人のオススメ。 時空を超えた奇跡が描かれ感動するのだが、とても悲しい。哀しい。 「真夜中の動物園」はいい話なのだが、不穏な未来が訪れることがほのめかされているので、手放しで面白かったとは言い難い…。 「夜、あるく」だけが希望を感じた。
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あの日にかえりたい。って思う事、誰にでもあると思う。 そんな中でこの物語は短編として、様々な人達の思いがあり、それぞれがあの日を思う物語で、そこには切なさもあり温かさもあり...。 読み終わった後、自分自身もあの日を思い出すと思う。 優しい気持ちにさせてくれる素敵な作品です。
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不思議な出来事を描く短篇集。 心が優しくなる気がする。 「翔る少年」は涙が止まらなかった。 2016.12.6
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人生の分岐点 そんな過去の『あの日』に色々な角度から触れ合う物語 忘れてしまいたい『あの日』 やり直したい『あの日』 懐かしい『あの日』 楽しかった『あの日』 現実ならば心の中でしか思い出すことのできない『あの日』 戻ることなど絶対に叶わない『あの日』へ旅立ちます ファンタ...
人生の分岐点 そんな過去の『あの日』に色々な角度から触れ合う物語 忘れてしまいたい『あの日』 やり直したい『あの日』 懐かしい『あの日』 楽しかった『あの日』 現実ならば心の中でしか思い出すことのできない『あの日』 戻ることなど絶対に叶わない『あの日』へ旅立ちます ファンタジーならでは とっても温かい物語の数々 あなたも忘れていた『あの日』を思い出すかもしれませんよ
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変幻自在な作風が特徴の作者らしい、日常と非日常が絶妙に交差する「あの日」をテーマにした短編集。 お気に入りは表題作。まさしく「あの日、あの時」が強烈な印象を残す。誰もが思い浮かべるが、誰も実現できないのが「あの日」に帰ること。小説の表現が自由に広がるテーマだけに、作者の力量も試さ...
変幻自在な作風が特徴の作者らしい、日常と非日常が絶妙に交差する「あの日」をテーマにした短編集。 お気に入りは表題作。まさしく「あの日、あの時」が強烈な印象を残す。誰もが思い浮かべるが、誰も実現できないのが「あの日」に帰ること。小説の表現が自由に広がるテーマだけに、作者の力量も試される。本作の余韻は清々しい。
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