民王 の商品レビュー

池井戸潤【著】

2023/07/24

熱い!　熱いっ!
最高に感動した!　胸が熱くなったよ!
十年くらい前に読もうとしたが、自分の思っている池井戸潤作品のイメージにあわず読めなかった。
時を経て読むと、胸が心が熱くなった！
ありがとう!

2023/03/25

ドラマ化されていて、そちらも面白かった。

本のほうも面白かった。
歯科治療がきっかけで入れ替わっていたり、政治家と娘息子が入れ替わって
やり取りしているところが特に面白かった。

2023/02/15

総理大臣の父と就活中遊び人大学生の息子が入れ替わり、ドタバタ最後はハッピーエンドというお話。入れ替わる理屈が非現実的すぎてなかなか入り込めず。父子のキャラ設定も薄い。笑えるところもありましたが、いつものように巨悪に鉄槌パターンが良かったなあ。

2022/12/10

ドラマが再放送していたのをきっかけに読んでみたくなったこちらの作品。
総理とその息子が入れ替わることで、理解しようとしていなかった互いを理解し合うことができる。最後まで読んで、率直に「かっこいいな」と。
読了後、すっきりした気持ちになるし、「こんな政治家がいたらいいな」と思った。

#民王
#池井戸潤
#20220514 読了

2022/11/12

心と身体が入れ替わると言った昔聞いた様な古ネタか、と思ったが昔の非科学的なファンタジックな要素ではなく、テロによって脳波をリモートコントロールされると言った科学的で政治情勢が絡んだ要因によると言う設定がまずは面白い。
総理大臣の父とそのドラ息子が入れ替り、互いに置かれた別世界で奮闘する様子が時にはちゃめちゃで、時に痛快。思わず笑ってしまう場面もあちこちあって池井戸さんのユーモアセンスも良いかも、と思ったりw
互いの立場からそれぞれ忘れて置き去りにしたもの、真実や正義を見出していく様が巧みな構成で次々展開されすっかり池井戸ワールドにハマってしまう。
息子の身体に乗り移った父が、就活の面接で歪んだ銀行や企業の実態に切り込むところ、父の身体に乗り移った息子がマスコミや国会や評論家に一喝するところなど胸スッキリが満載です。
社会に対する著者の批判や信条が一貫しており読後は背筋が伸びる思いがします。
文庫巻末の村上貴史氏の解説で『有権者必読の書』と評しているのも納得。どの時代に読んでも楽しめ、また心に訴えかけられると思います。

2022/06/08

総理大臣とそのドラ息子が入れ替わり、日本における正しさとは何かを主張するための物語。漢字の読めない政治家や女癖の悪い政治家を例に出し、現代を風刺的にユーモアも含めて記述している様は非常に興味深かった。目先の権益にとらわれることなく、多くの人が望むことはなにか、今一度考えさせられる作品であった。

2022/05/12

夫に勧められて読みましたが、とても面白かったです。確かに人に勧めたくなる作品ですね。
最初は、政治の話で読みにくいかも…と思いましたが、総理の泰山とその息子の翔、そして泰山の周りにつく狩屋や貝原たちの軽快なやりとりが面白く、どんどん読み進められました。
1人の有権者として、選挙は必ず行くようにはしていますが、正直政治問題には疎いです。この物語に出てくる、保身の為ではなく、国民のために熱く闘ってくれる政治家が誰なのか…ちゃんと見極めないといけないなと改めて思いました。
あと、スキャンダルを大々的にニュースに取り上げ、吊し上げる様は、私自身も疑問に思っていたことでした。翔がはっきり言ってくれるシーンは、読んでいて爽快でした。
池井戸潤さんの作品は、今回初めて読ませていただきましたが、他の作品にも是非チャレンジしてみようと思いました。

2022/04/13

入れ替わってる系の話だけどサクサクと読みやすかった。政治家も俺らと同じ人間だけど、有名になるにつれて生きづらい世の中になるのね。
普通ってのは素晴らしいね。と、ふと思えた作品でした。

2022/03/07

楽しく拝読。政治がワイドショー化している今日。翔の台詞を政治家の先生方に聞いて頂きたいですね。さすが池井戸さん。こんな物語も描かれるとは！

2022/02/25

綺麗な言葉で綺麗事言ってるだけじゃなく、若者の言葉で、はっきりと感じたことを言う場面には心が動かされ、考えさせられるものがありました。頭がいいだけでは足りないこともあるんだと、行動力、自己表現力が大事なのではないかと思いました✨
翔も泰山もいい経験ができたのでは…？