煌夜祭 の商品レビュー
”語り部”と呼ばれるもの達が、魔物と人間の織りなす物語を紡ぐハイ・ファンタジー作品。話は現在に向かって進行し、未来に歩を進める。舞台のディテールより、登場人物の心理の方が描写されているので、好き嫌い別れると思う。
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仮面に素顔を隠した二人の語り部が、冬至の夜にそれぞれの知る物語を語り合う。 物語を物語ることで、真実が徐々に明らかになり、それを聞くことにより救われる人が居る。そして物語を物語る者自身もまた救われる、という構図がとても良い。
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今まで読んだ本の中で最も好きな部類の本の一冊。 十八諸島を巡り、史実や伝承、噂などを集めて伝える語り部たちが冬至の夜に行う祭りーーそれが煌夜祭。 語り部が語る一つ一つの話が巧みに繋がっていき歴史となる。 最後の結論もそれに行き着くまでの話も全てがとても繊細で、残酷なはずの真実...
今まで読んだ本の中で最も好きな部類の本の一冊。 十八諸島を巡り、史実や伝承、噂などを集めて伝える語り部たちが冬至の夜に行う祭りーーそれが煌夜祭。 語り部が語る一つ一つの話が巧みに繋がっていき歴史となる。 最後の結論もそれに行き着くまでの話も全てがとても繊細で、残酷なはずの真実はある意味で奇跡的な救いとも受け取れる。 これは終わる事のない物語。 煌夜祭は続いていく。
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