1,800円以上の注文で送料無料

煌夜祭 の商品レビュー

4.3

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/07/06

”語り部”と呼ばれるもの達が、魔物と人間の織りなす物語を紡ぐハイ・ファンタジー作品。話は現在に向かって進行し、未来に歩を進める。舞台のディテールより、登場人物の心理の方が描写されているので、好き嫌い別れると思う。

Posted byブクログ

2013/06/23

仮面に素顔を隠した二人の語り部が、冬至の夜にそれぞれの知る物語を語り合う。 物語を物語ることで、真実が徐々に明らかになり、それを聞くことにより救われる人が居る。そして物語を物語る者自身もまた救われる、という構図がとても良い。

Posted byブクログ

2013/05/31

今まで読んだ本の中で最も好きな部類の本の一冊。 十八諸島を巡り、史実や伝承、噂などを集めて伝える語り部たちが冬至の夜に行う祭りーーそれが煌夜祭。 語り部が語る一つ一つの話が巧みに繋がっていき歴史となる。 最後の結論もそれに行き着くまでの話も全てがとても繊細で、残酷なはずの真実...

今まで読んだ本の中で最も好きな部類の本の一冊。 十八諸島を巡り、史実や伝承、噂などを集めて伝える語り部たちが冬至の夜に行う祭りーーそれが煌夜祭。 語り部が語る一つ一つの話が巧みに繋がっていき歴史となる。 最後の結論もそれに行き着くまでの話も全てがとても繊細で、残酷なはずの真実はある意味で奇跡的な救いとも受け取れる。 これは終わる事のない物語。 煌夜祭は続いていく。

Posted byブクログ