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私の財産告白 の商品レビュー

4.1

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2021/06/05

昭和25年に書かれた本なのに 今に通じることが書かれていて驚きました。 投資と投機の違い しっかり働いて、投資をすること 人の使い方やお金との付き合い方 お金を貸してくださいと言ってきた人へ どう対応するか 三つ褒めて一つ叱る など誰でもできる方法だから、 普遍的で一般的な内...

昭和25年に書かれた本なのに 今に通じることが書かれていて驚きました。 投資と投機の違い しっかり働いて、投資をすること 人の使い方やお金との付き合い方 お金を貸してくださいと言ってきた人へ どう対応するか 三つ褒めて一つ叱る など誰でもできる方法だから、 普遍的で一般的な内容なのでしょう。

Posted byブクログ

2021/05/30

図書館で借りて読んだが、購入して手元に置いておきたい本。 戦後10年も経たない70年前に書かれたものとは思われない、今の時代において私がぜひ実生活で実践したいと思う内容ばかりだった。当時85歳の著者が、人生で経験し学び考え実践してきたことを私たちにも共有してくれている。 特に...

図書館で借りて読んだが、購入して手元に置いておきたい本。 戦後10年も経たない70年前に書かれたものとは思われない、今の時代において私がぜひ実生活で実践したいと思う内容ばかりだった。当時85歳の著者が、人生で経験し学び考え実践してきたことを私たちにも共有してくれている。 特に、上司としての部下への接し方や仕事への対し方は、今後の人生での教訓として、時折読み返して自分に都度都度言い聞かせておきたいと思った。この接し方・対し方は、夫婦間での相手への接し方でも応用できるかなと感じ、なかなか夫婦間での実践は難しいがやってみたいと思った。 以下、書き留めておきたいと思った部分の抜き書き。 p178 「私は叱りたいことも、済んだこと、過ぎ去ったことは叱らず、何か報告を受けた際など『それはよかった、しかし、これこれのこともあるから、次からはこうしたらどうかな』という工合に、人の気持ちをわるくしないで、将来を注意しておくことにしている。さらに注意や叱責をしても直らぬ場合がある。それはこちらの考えが間違っていることもあろうし、人の気持ちはその顔の異なるごとく異なることもあろうから、三度これを試みて聴かれない場合は、あえてそれ以上の追及はしないことにしてきた。そうして、自分は自分、人は人、それぞれの途を選ぶことにしてきたのである。」 p201 「元来、名利は与えられるべきもので、求むべきものではない。自ら求めて得た名利は、やがてこれを失わざらんことに汲々としなければならず、しかも、それは瓶中の花のごとく、いつしかはしおれてしまう。幸福の実は決して生るものではない。それゆえ、われわれはあえて名利のために働くのでなく、仕事がー与えられた職務がー面白くてしようがないから働くという信条、すなわち、努力が楽しみという境地ですべてを押していきたい。」

Posted byブクログ

2021/04/16

お金の作り方、幸福になる方法、教えます。 現代ならnoteで10000円くらいで商材屋が売ってそうな話?が、たったの500円で読めるなんて! しかも、お金の使い方や人間関係、マネジメント論にまで書いてある。 お得! まぁ、あとはやるかやらないかだよね。 人生即努力、努力即幸福...

お金の作り方、幸福になる方法、教えます。 現代ならnoteで10000円くらいで商材屋が売ってそうな話?が、たったの500円で読めるなんて! しかも、お金の使い方や人間関係、マネジメント論にまで書いてある。 お得! まぁ、あとはやるかやらないかだよね。 人生即努力、努力即幸福! PS. P193から「自惚れ」の必要性について書いてあるが、これは現代でいう自己肯定感の事だと思われます。静六先生は70年前から書かれていたのですね。。。

Posted byブクログ

2020/09/26

著者の本多静六(1866~1952年)は、日本の林学者、造園家、株式投資家。 で、日本の「公園の父」といわれるそうだ。 この本の中に、次のように書かれている箇所がある。 「私の体験によれば(中略)、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには...

著者の本多静六(1866~1952年)は、日本の林学者、造園家、株式投資家。 で、日本の「公園の父」といわれるそうだ。 この本の中に、次のように書かれている箇所がある。 「私の体験によれば(中略)、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。道楽化を言い換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、遊戯化、スポーツ化、もしくは享楽化等々、それはなんと呼んでもよろしい。すべての人が、おのおのその職業、その仕事に、全身全力を打ち込んでかかり、日々のつとめが面白くてたまらぬというところまでくれば、それが立派な職業の道楽化である」 中々、良いことを言っています。

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2020/07/13
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1/4貯金法と言いつつボーナスや臨時収入も全て貯金に回すというなかなかに過酷な貯蓄法。 ご本人も最初の頃はごま塩ご飯が続いたというほど。 また全ての収支を毎年克明に記録しているので、数字に明るい人でなければかなり厳しい方法だと感じる。 そして一番大事な投資方法については、時流に乗ることと情報をキャッチする力が必要で、これも真似するのはかなり厳しく感じる。 ただしお金とは、仕事を趣味として楽しんだ後の道楽のカスだと言い切るところがとても面白い。 最も大事なのはお金ではなく、自分がいかに人生を全力で楽しみ、人に貢献したかで満足度が決まると思った。

Posted byブクログ

2020/05/09

資産形成の名著ということで読みました。 この本に書かれているのは節約して貯蓄に回してまずはある程度の資産を作り、それを投資に回すという、考えれば当たり前のことです。 でもその当たり前のことをやるかやらないかで結果が変わってくるのだと思います。 資産ができたら今度はそれをどう...

資産形成の名著ということで読みました。 この本に書かれているのは節約して貯蓄に回してまずはある程度の資産を作り、それを投資に回すという、考えれば当たり前のことです。 でもその当たり前のことをやるかやらないかで結果が変わってくるのだと思います。 資産ができたら今度はそれをどう使うかといったことも書かれています。 昭和25年に発行された本なので、今とは時代背景も違うし、お金の価値が全く違うのでちょっとピンとこないところもありますが、考え方の部分は不変で、今読んでも充分に得るものがあります。 言葉遣いが古くて少し読みにくいですが、読む価値はあるとおもいます。

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2020/05/03
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タネ銭を作り、投資をして金持ちになり、仕事を道楽にしたという自伝。 寄付金が大金過ぎて、逆恨みされクビになりかけるが、家計簿を全て公開し、説明しきって返り討ちにする。 文章では面白おかしく見えるが、波乱万丈な人生だったと思われる。 仕事やライバルに対する心構えもふんだんに書かれており、繰り返し読んで、腹に落としていきたい。

Posted byブクログ

2020/05/03
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明治時代に本多翁がどうやって財を成したかが詳しく書いてある。読むとその道徳の高さに背筋が伸びる本。財力だけでなく、子育て、人生、幸せについて幅広く生き方について述べられている。 「「幸福とはなんぞや」という問題になると、少しやかましくなるが、それは決して親から譲ろうと思って譲れるものでなく、また貰おうと思って貰えるものでもない。畢竟、幸福は各自、自分自身の努力と修養によってかち得られ、感じられるもので、ただ教育とか財産さえ与えてやればそれで達成出来るものではない」 「子孫を本当に幸福ならしめるには、その子孫を努力しやすいように教育し、早くから努力の習慣を与え、かつ出来るだけ努力の必要な境遇に立たせる」 「月一万円の生活をする人が二万円の生活にこぎつけても幸福は二倍にならぬし、十万円の財産に達しても、ただそれだけでは何等の幸福倍化にはならない。一体、人生の幸福というものは、現在の生活自体より、むしろ、その生活の動きの方向が、上り坂か、下り坂か、上向きつつあるかどうかで決定せらるる」 「天丼を二杯も三杯も目の前に運ばせて、その一杯を―誰でも一杯しか食えるものではない」 「引取り期限の来る前に思いがけぬ値上りがあった場合は、買値の二割益というところで、キッパリ利喰い転売してしまった。それ以上は決して欲を出さない。そうして二割の益金を元に加えて銀行定期に預け直した。つまり二割の益を加えれば、銀行預金でも、株式利廻りをはるかに上廻るので、私は一応それでいつも満足したのである。これが謂わゆる二割利喰いの法。騰貴することがある。―反対に値下りすることもあるが、この場合無理のない持ち株だからいつまでも持ちつづける。したがって絶対に損はしない―その時は先ず手持ちの半分を必ず売り放つ。  つまり投資の元金だけを預金に戻して確保して置く。したがって、後に残った株は全く只ということになる。只の株ならいかに暴落しても損のしッこはない。これが謂わゆる「十割益、半分手放し」という法だ。」 財産その他なんでも、たくさんあればいいというものでもないよね。天丼理論。おじいさんありがとう。

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2020/03/06

投資一辺倒の話かと思い手を出したけど、凡人(本人曰くで一般人から見れば既に秀才)の人生観及び指南書だった。まずは4分の一貯蓄法は本当にその通り。有無を言わさず資金を抽出するのは本当に効果的、と思うけど目の前の欲望に飲まれて中々できない。なんてことだ! 後はお金は仕事の道楽化から...

投資一辺倒の話かと思い手を出したけど、凡人(本人曰くで一般人から見れば既に秀才)の人生観及び指南書だった。まずは4分の一貯蓄法は本当にその通り。有無を言わさず資金を抽出するのは本当に効果的、と思うけど目の前の欲望に飲まれて中々できない。なんてことだ! 後はお金は仕事の道楽化から成る粕とはとんでもない境地だなこりゃ。でも実感として、お金に頓着しない仕事の方がやりがいを求めるし、保守的にもならないし攻めた仕事ができるのでは?とは思う。その境地に踏み込むためにも、もうがむしゃらに今の仕事に打ち込むしかないな。燃えるしかない。燃え尽きてしまいたい。

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2019/12/28

「いかに学者でもまず優に独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ駄目だ。そうしなければ常に金のために自由を制せられ、心にもない屈従を強いられることになる。学者の権威も何もあったものではない。」 「貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。...

「いかに学者でもまず優に独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ駄目だ。そうしなければ常に金のために自由を制せられ、心にもない屈従を強いられることになる。学者の権威も何もあったものではない。」 「貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活を詰めるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄をつとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬ」 「苦しい苦しいで普通の生活を続けて、それでもいくらか残ったら…と望みをかけていては、金輪際余裕の出てこようはずはない。貧乏脱出にそんな手温いことではとうてい駄目である。いくらでもいい、収入があったとき、容赦無くまずその四分の一を天引きにして貯金してしまう。そうして、その余りの四分の三で、いっそう苦しい生活を覚悟の上で押し通すことである。」

Posted byブクログ