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獅子のごとく(下) の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2024/05/03

外資系金融という専門性の高い職業について、主人公の個性的なキャラクターで読ませてくれた。「オーバーウェルム」は個人的流行語になりそう。

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2023/05/16

数年ぶりに再読。 『トップレフト』の龍花丈を5倍ぐらい濃くした感じの逢坂が主人公。アメリカ人よりアメリカ人らしく、ディールを追いかける主人公の生き方は、好きな人が見れば痛快だろうし、そうでなければ眉を顰めるだろう。 随所に現れるアメリカ人の自己中心的な見方が実感としても伝わって...

数年ぶりに再読。 『トップレフト』の龍花丈を5倍ぐらい濃くした感じの逢坂が主人公。アメリカ人よりアメリカ人らしく、ディールを追いかける主人公の生き方は、好きな人が見れば痛快だろうし、そうでなければ眉を顰めるだろう。 随所に現れるアメリカ人の自己中心的な見方が実感としても伝わってきた。 終わらせ方がやや強引だったのは、そうでもしないと逢坂という獅子の魂を封じ込められなかったのだろう。

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2018/11/24

上巻に引き続き、投資銀行業務の内実に迫った内容で読んでいて飽きることがなかった。 手を出していたゴルフ場投資における他ファンドとの覇権争いや、TOBの際の双方の陣営の応酬には非常に引き込まれた。 まぁ小説の結末としては、最後に主人公があっけなく殺されて終わりというのは今一つだっ...

上巻に引き続き、投資銀行業務の内実に迫った内容で読んでいて飽きることがなかった。 手を出していたゴルフ場投資における他ファンドとの覇権争いや、TOBの際の双方の陣営の応酬には非常に引き込まれた。 まぁ小説の結末としては、最後に主人公があっけなく殺されて終わりというのは今一つだったけれど。 ・備忘情報 逢坂丹→持田昌典 檜垣力→後藤高志 エイブラハム・ブラザーズ→ゴールドマン・サックス メープルウッド→リップルウッド 帝都鉄道→西武鉄道

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2017/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

その人の評価は葬式の時にわかるんだということでしょうか。この人の家族はどんな思いを抱えて生きてきたのかインタビューしたい気持ち。

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2017/05/06

敵に圧勝することに拘る、エイブラハムブラザーズのパートナー、逢坂丹。 徹底した接待スキル、勝負への執念、事前の準備で、ビッグディールをものにして、経営委員会メンバーまでのし上がり、個人資産で数百億円を築き上げる。 宿敵を追い込む絵を描いて、その実現をサポートして溜飲を下げるも、恨...

敵に圧勝することに拘る、エイブラハムブラザーズのパートナー、逢坂丹。 徹底した接待スキル、勝負への執念、事前の準備で、ビッグディールをものにして、経営委員会メンバーまでのし上がり、個人資産で数百億円を築き上げる。 宿敵を追い込む絵を描いて、その実現をサポートして溜飲を下げるも、恨みをかった人物の凶刃に倒れる。 同氏の人物像には賛否両論あるだろうが、敵にまで敬意を払われる勝負への拘りについては見習いたいところ。

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2015/10/04

モッチーってこんなハゲタカみたいな人だったんだなって感じである。相変わらずこの人の話は丹念に取材してる。勝ち上がっていく話かと思ったけど、パートナーまでとんとん行ってしまい、なった後の話がメインであれれな感じ。また、檜垣とかに個人的恨みを持つ必然が今ひとつな気がする。最後の主人公...

モッチーってこんなハゲタカみたいな人だったんだなって感じである。相変わらずこの人の話は丹念に取材してる。勝ち上がっていく話かと思ったけど、パートナーまでとんとん行ってしまい、なった後の話がメインであれれな感じ。また、檜垣とかに個人的恨みを持つ必然が今ひとつな気がする。最後の主人公の顛末はトップレフトと同じで割と予想通り。

Posted byブクログ

2015/06/23

一分一秒も無駄にしないで生きている。投資銀行は自らの生産性はなく、他人のふんどしで仕事をしているかのごとく好きになれなかったが、こんな生き方をしているのであれば、とてもまねはできない・・・GS恐るべし。

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2015/01/26

昔の悔しかった思い出をバネに、外資の証券会社でのしあがっていく会社モノ。バブル崩壊から現代までの時代の移り変わりますもさることながら、安部総理、ホリエモンなど(フィクションですと注を打ってはいるが)実名が出てくるのは、珍しいと言うか始めてみた。 のしあがるにつれ、仲間が居なくり...

昔の悔しかった思い出をバネに、外資の証券会社でのしあがっていく会社モノ。バブル崩壊から現代までの時代の移り変わりますもさることながら、安部総理、ホリエモンなど(フィクションですと注を打ってはいるが)実名が出てくるのは、珍しいと言うか始めてみた。 のしあがるにつれ、仲間が居なくり、周りも主人公を止まられない状況、また自分でも止まれない状況等わかる気もする。色々な困難を打ち破って自分の欲を満たしていく様、孤立していく様は面白くもあり、高い情熱がもたらすものだなあとも思う。 割かし初盤から出てきて、どう使うのかなと気になっていた、持ち馬も最後の描写で生き、この物語に爽やかな彩になっている。

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2014/02/22

自身が所属する銀行に実家を潰された後、投資銀行に転職し活躍していく物語。 投資銀行の資本主義の面を強く描いていると思います。 個人的には主人公が好きになれなかった。

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2013/12/27

終わり方はなんだかちょっと映像化前提のような、 でも他ではうまく終わらせられないような、 少しだけしりすぼみ? Dec, 2013

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