はだかんぼうたち の商品レビュー
どんなに疲れてて頭働かないときでも、江國香織さんの小説ならスっと頭に入って没頭できるから不思議。 全部きれいに物語が片付くわけじゃないからモヤモヤは残ったけど、面白かった。
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自分が今生きている世界で悩んでいることがどうでも良くなる感じ。 思った通りに頑張りすぎず悩みすぎず生きていきたいなあ
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帯に邪魔されてしまった。目に入ったらわかっちゃうじゃないの、流れが。 今がこの人を読める時でよかった。 久しぶりに、スイスイもっともっとと読みたくなる本だった。 私の好きな『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』みたいに登場人物がたくさんいて、その誰もの気持ちがわかるっていうのは、私が...
帯に邪魔されてしまった。目に入ったらわかっちゃうじゃないの、流れが。 今がこの人を読める時でよかった。 久しぶりに、スイスイもっともっとと読みたくなる本だった。 私の好きな『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』みたいに登場人物がたくさんいて、その誰もの気持ちがわかるっていうのは、私がそれだけオトナになった?というか誰の思うところもひとりの人間の中にある質なんだろうな、質量に偏りはあるけれど。 これ、きっとまた読むな。 『薔薇の木…』もまた読もうかな。
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「あ。中日勝ってるじゃん」 白い壁に直接映しだされた、野球中継のぼやけた画面を見ながら鯖崎が言った。 (P175) 腹這いになり、テレビをつける。巨人が中日に負けていた。 (P177)
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江國香織さん、文章の表現や比喩は大好きなんだけど内容がイマイチ入り込めない。読んで後悔することも多いのだけどついつい手に取ってしまう。今回もそんなお話でした。 自由奔放すぎる登場人物と目まぐるしく変わっていくお話に誰のことを書いているのか追っていくだけで頭が疲れてきて。相手のこと...
江國香織さん、文章の表現や比喩は大好きなんだけど内容がイマイチ入り込めない。読んで後悔することも多いのだけどついつい手に取ってしまう。今回もそんなお話でした。 自由奔放すぎる登場人物と目まぐるしく変わっていくお話に誰のことを書いているのか追っていくだけで頭が疲れてきて。相手のことを慮うよりも自分の感情に正直すぎる人達についていてなかった。 唐突すぎる終わり方にもただただビックリ。
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江國さんの文章が読みたくて図書室で借りてきました。常識的?な家族関係、恋人関係からちょっと足を踏み出しちゃった人たちがたくさん出てきます。自分があまり恋愛体質ではないので、特に共感するとか無く、完全なヒトゴトとして野次馬的に興味深く読了。中心に陽と桃という姉妹と、衛生士などのスタ...
江國さんの文章が読みたくて図書室で借りてきました。常識的?な家族関係、恋人関係からちょっと足を踏み出しちゃった人たちがたくさん出てきます。自分があまり恋愛体質ではないので、特に共感するとか無く、完全なヒトゴトとして野次馬的に興味深く読了。中心に陽と桃という姉妹と、衛生士などのスタッフを「うちの女の子たち」と無邪気に呼び習わす引退しかけの歯科医師と専業主婦の両親というひとつの親子を軸にしてその周りの人たちを含めた群像劇。専業主婦の母親というのが極端な人物で、こういう人って実在するのかしらん、と思いながら、桃より陽の視点で読んでみたいと思ったりしました。最後はある種のスカッとした感じがありつつ、なぜこういう展開になったの??っていう謎が残り、ちょっとモヤモヤ。
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ドラマを切り取ったような手法と、趣味の良い雰囲気と、読んでいていらいらさせられる男女が面白かった。 感動はない。
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男女 夫婦 親子 どの人物も身近に感じる。 ただ…、鯖崎のように自分の想いを相手に行動で伝えることは、若い頃なら素直で正しいことのように思えたけれど、今の私からは愛ある行動とは思えず、そう感じる大人になれて良かったと思う。
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次々と語り手を変えながら、それぞれの日常と恋愛が描かれていく。 ゆるゆると、あるいはしっかりと繋がった人間関係は、時に幸福で時に苦しくて。 それがあっさりと書かれているのに、一人ひとりの気持ちがすごく伝わってくるのはなぜだろう。 恋愛の形は人それぞれで正解なんてないんだなーとか思...
次々と語り手を変えながら、それぞれの日常と恋愛が描かれていく。 ゆるゆると、あるいはしっかりと繋がった人間関係は、時に幸福で時に苦しくて。 それがあっさりと書かれているのに、一人ひとりの気持ちがすごく伝わってくるのはなぜだろう。 恋愛の形は人それぞれで正解なんてないんだなーとか思ったり。 どの登場人物も自分と一緒!って人はいなかったけど、でも一つひとつの思考や想いには納得できたりしてなかなか面白かったです。 ただ一つ、由紀(桃ママ)だけがどうしても嫌いで嫌いで...逆に物語の中の人物にここまで嫌悪感を抱いたこともなかったんじゃないかというぐらい、とにかく嫌いでした。
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久々に図書館に行って借りた。4月9日土曜日。 日曜日。半分くらい読んだ。前日に読んだ本が衝撃的過ぎたのか、そこまでは夢中になれない。人間関係が複雑…というか、突如違う人が出てきて、え、この人何?と時折思う。親友同士の子持ち主婦と独女…を軸に話は進む。主婦の母の恋人、とか相変わら...
久々に図書館に行って借りた。4月9日土曜日。 日曜日。半分くらい読んだ。前日に読んだ本が衝撃的過ぎたのか、そこまでは夢中になれない。人間関係が複雑…というか、突如違う人が出てきて、え、この人何?と時折思う。親友同士の子持ち主婦と独女…を軸に話は進む。主婦の母の恋人、とか相変わらず設定が突飛たが、私の現実逃避にはそれぐらいがいいのか。設定は突飛だか、話は淡々と…の江國さんパターン。はたしてこの週末に読了して、何を感じているのだろう?? そして、半年以上経過した本日10月26日。まあ、色々行事の多かった10月。本屋で文庫本化された「はだかんぼうたち」を買ったので改めて読む。登場人物はやはり多い。解説によると、2ダース強…とのこと。そんなにいるかしら?ヒビキの家族だけでもまあ、6人。桃の実家の家族は4人。桃の男友達2人。ヒビキの母の恋人…ここまで13人。後、倍以上の登場人物がいるんだ…最後はヒビキ母の家に間借りしてた女子大生…の語りで話は閉じられる。 何を感じるか…んー、まあ特に何も感じない(^_^;)。暇つぶし、というか枕元に置いてあるのでしばらくお付き合いは続けるけど。 2018年12月半ば過ぎ。響の旦那が元走り屋、のフレーズについ反応してしまった。色々な出来事や会話の積み重ね…で反応したことのないフレーズに反応する自分が興味深い。来年、いや半年後、いや3ヶ月後の自分は?穏やかに日々を過ごしていますように。 2020年7月。まだまだコロナ禍が収束していない日本。ここ1ヵ月?思い出したように読んでいます。はだかんぼうたち。はだかんぼう達…とは、恋に落ちてしまう人達…って意味みたい。私もそれなら、はだかんぼう。だ…。 登場人物2ダース強。カウントを続けよう。 14人目。奈良橋さん 15人目。山口さんの元妻、そしてその娘で16人。 17人目。山口さんの住む家の下宿人の女子大生。安寿美。同じく下宿人の女子大生はカウントすべきか…。 18人目。桃が勤める歯科医院の衛生士の女性。中川さん、同じく衛生士の太田さんで19人? お、結構、増えてきましたね笑。今日はここまで…。
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