スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 の商品レビュー
■需要と供給を考えるとき「弾力性」と考える。 弾力性が大きいと変化が大きく、弾力性が小さいと変化が小さい。 例: ①需要の弾力性が1より小さい 価格を10%引き上げても需要は5%しか下がらない。 →その製品への依存性が高く、代替え不可能なもの。 タバコ、薬(ジェネリックがない場合...
■需要と供給を考えるとき「弾力性」と考える。 弾力性が大きいと変化が大きく、弾力性が小さいと変化が小さい。 例: ①需要の弾力性が1より小さい 価格を10%引き上げても需要は5%しか下がらない。 →その製品への依存性が高く、代替え不可能なもの。 タバコ、薬(ジェネリックがない場合) この時製造コストが高くなって価格が高くなった場合、そのコストは消費者が負担している。 コストの増加分を消費者に引き受けてもらって生産量を保てるから。 ②需要の弾力性が1より大きい 価格を10%引き上げると需要が20%低くなる →製品への依存性が低く、代替え可能なもの。 コーヒー(他店に行ったり水で我慢したり)、オレンジジュース この時製造コストが高くなって価格が高くなった場合、そのコストは消費者が負担している。 →高くなると売れないから、コストの増加分を生産者が引き受けて生産量を減らすしかない。 ■市場は、財市場、労働市場、資本市場に分けて考える。 ・財市場 家計:商品やサービスを求める 企業:商品やサービスを提供する ・労働市場 家計:労働を提供し、対価をもらう(給料や福利厚生) 企業:労働をもらい、対価を与える ・資本市場 家計:資本を提供し、対価をもらう(利子や配当) 企業:資本をもらい、対価を払う
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恥ずかしながら基礎の基礎から学ばねばと思い手に取る。非常に簡潔にまとめられていてすぐ読める。マクロ編もすぐ読みたい。
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初めて読んだ経済学の本。 経済学を理解するにあたって大事だと思ったのは まず大枠(仕組み)をしっかり理解すること。 ただその仕組みをつくったのは人間であって 人為的な要素が多く含まれているから、格差が生まれたり監視システムが生まれたんだと感じた。そして社会自体が一つの生き物みたい...
初めて読んだ経済学の本。 経済学を理解するにあたって大事だと思ったのは まず大枠(仕組み)をしっかり理解すること。 ただその仕組みをつくったのは人間であって 人為的な要素が多く含まれているから、格差が生まれたり監視システムが生まれたんだと感じた。そして社会自体が一つの生き物みたいで操るのは無理なんだと思いました。ただ歴史を学んだり、実際の事例を沢山経験する事である程度予測できるんだと思いました。
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今まで何冊か経済学の入門書を読んできましたが、どこかで必ずつまづく箇所がありました。でもこの本は最後までスイスイ読めました。経済学部出身者ではない私には合っていました。マクロ編も読んでみようと思います。
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入門編の名に相応しく、浅く広く、ミクロ経済学のイシューをカバーしている。 具体例が豊富に掲載されており、かつそれぞれの項目も簡潔に記載されており、手軽に読むことができる。 ミクロ経済学について学びたい(学び直したい)学生や社会人、全ての人におすすめできる。
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サクサク読みやすい。 経済全体について分かりやすく説明してくれている。 用語の意味もちゃんと書いてくれてて、初心者でも理解できる内容。
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分かりやすくサクサク読める 池上彰さんらしい、「こういう考え方もあるし、こういう考え方もあるんです。どちらが絶対的に正しい訳じゃなく、時と場合に合わせて自分の頭で考えることが大事。」っていう論調なので、フラットに学べる 入門とは書いているものの、中級者程度でもおさらいや更に理...
分かりやすくサクサク読める 池上彰さんらしい、「こういう考え方もあるし、こういう考え方もあるんです。どちらが絶対的に正しい訳じゃなく、時と場合に合わせて自分の頭で考えることが大事。」っていう論調なので、フラットに学べる 入門とは書いているものの、中級者程度でもおさらいや更に理解を深めるのにいいと思う
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経済学部なのに経済のことを理解できていなかったのでちゃんと理解するために読みました。 この本を読んで、経済の基本的な考え方を学ぶことができました。 経済学というと難しいイメージがありますが、それもわかりやすく解説してくれています。 ただ、大学で習うような経済学とはかなり...
経済学部なのに経済のことを理解できていなかったのでちゃんと理解するために読みました。 この本を読んで、経済の基本的な考え方を学ぶことができました。 経済学というと難しいイメージがありますが、それもわかりやすく解説してくれています。 ただ、大学で習うような経済学とはかなり内容もちがいました。 数式などは一切出てこず、全体的なイメージを掴むため、経済学的な考え方を学ぶための本と言えます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
経済学の基本となる考えを知ることができた。 定期的に読み返したいと思う。 市場は限られた資源を配分するための非常に良くできた仕組み。 市場の仕組みはうまく行かないこともある。 政府は市場の問題を解決するうえで大事な役割を負っている
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トレードオフ、リスクから目を逸らさない。 1.経済学とは何か 経済学における基本的な問い ・何を社会は産みだくべきか ・どうやって生み出す? ・生み出したものを誰が消費するのか 考え方 ・ものごとはトレードオフ!!である 例 法人税引き上げ → 企業は商品価格アップORボー...
トレードオフ、リスクから目を逸らさない。 1.経済学とは何か 経済学における基本的な問い ・何を社会は産みだくべきか ・どうやって生み出す? ・生み出したものを誰が消費するのか 考え方 ・ものごとはトレードオフ!!である 例 法人税引き上げ → 企業は商品価格アップORボーナス減OR株主配当減 →企業ではなく個人の懐にダメージ 実際には誰の懐から税金が出ているか。 ・利己的な行動が社会の秩序をつくる 国富論アダム・スミス ・あらゆるコストは機会費用である 本当の意味でのコストは、いくら払ったかではなく、そのために何を諦めたのか ・価格を決めるのは生産者ではなく市場 つまり、経済的な均衡点であり、人々がちょうど良い(コスパがある)と思う点とは別!! 需要の変化どのような時に起きるのか ・社会全体で所得水準が上がったとき ・人口が増えたとき ・流行や好みが変化したとき ・代替品の価格が変化したとき 5.価格弾力性 価格が変わった場合、需要や供給にどれほど影響があるか? 代替商品があるか。 値上げや値下げ分を消費者が負担するか、企業側が負担するか変わってくる。 10.独占禁止法 4社集中度 11.規制と規制緩和 初期投資が大きく、ランニングコストが低い公共インフラは、参入ハードル高いため、「自然独占」になりがち。 問題の本質を見極め、競争による技術革新、規制による管理が大事。 12.負の外部性一環境汚染のコストを考える 外部性:取引当事者以外に影響を及ぼす性質 13.正の外部性一技術革新のジレンマ
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