悲痛伝 の商品レビュー

西尾維新【著】

2013/08/23

しばらく児童書を読んでいたせいか、「維新節」がすごく読みにくかった。文章すっきりさせたら半分ぐらいの頁になるのになぁなんて、じゃあ維新読むなよ見たいなことを思いながら読んでました。
次巻、「悲痛伝」に続く。

2013/08/21

ものすごく、くどい文体でした。
それでもサラリと読み切ってしまったのは、やっぱり続きが気になったからですが…読み進めるごとに、これはこの巻で終わるのだろうかと思っていました。
まさか、本当に「つづく」という展開とは。

しかしながら、続き物の二巻目をおもしろい！と感じたのは初めてです。
他の西尾維新の作品も含め、こんなに飽きないのはなかなかない。
もちろん、三巻目も読みたいと考えています。

魔法という概念にどうオチつけるのか、そういうもんだと言及すらされないのか…それが楽しみです。

2013/08/20

520ページで大作っちゃ大作だけど、
維新読み終えるのにこんなに時間かかっちゃうなんて。
維新さんは好きな作家で、基本、発売日読みをしてきたのに。
維新熱も薄れてきてるのか、
この作品にそこまでの吸引力がなかったのか・・・。

前作、「悲鳴伝」の続きです。
前作がね、わりと綺麗で、好きな感じの終わりをしていて、
だから、続きものは
嬉しい！
と・・・
不安・・・
の、二極ですね。

維新さんは戯言シリーズの時からそうだけど、
もって回った回りくどい理屈が面白さではあるけれど、
それがどんどん助長になってきている気もしなくて。
今作でも、それがちょっと、話しのテンポの悪さに影響している感じがしました。

ああ、そっか。
維新さんにあった
「何この展開すごい」
ってのに、私も慣れてきたっていうのもあるのかもしれませんね。

それでも、続きは気になりますし、絶対読みます。
というか、うかつにもすでに続きの
「悲惨伝」、発刊されていることに気づいていなくて、
つい先日買いました。

読むの、いろんな意味でドキドキです。

2013/08/13

魔法少女ということで少しりすかを期待していたけど、残念ながら舞台は四国だった。
戯言シリーズ初期を思い出されるキャラがばったばったと死んでいく展開は健在。
空も相変わらずの人間味の無さで、悲鳴伝が好きな人なら引き続き楽しめるでしょう。
うどんが食べたくなること間違いなし。

2013/07/26

く、くどい…
西尾維新史上最もくどい…
と私はおもう

結局話が進んでない！！！

ぽこぽこ人が死んでいくから
もう何がなんだか
何の話なんだか
とりあえず、英雄の最後を見届けようとは思う。

2013/07/25

悲鳴伝の続編が出るなんてまったくの予想外で、
本屋さんで見て、あわてて図書館で予約したのに、
今まで待つ羽目になってしまいました。
彼女が死んでも続くとは・・・なんだか銀河英雄伝説のような。。。
と思っていましたが、かなり変わったキャラ設定の空々くんなので、
なんだか普通に、ストーリーが成り立っていました。
雰囲気としては、戯言シリーズに近い感じ？
それにしても、この厚みで終わらないとは。。。
京極夏彦の百鬼夜行シリーズ並みとはいかないまでも。
悲惨伝、早く借りたいです。
詳しい感想はこちら→http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-149.html

2013/07/20

えええええええ!!
続くの～～これ!!
この長さで!!??
びっくりだよ…
予想してなかったよ…

空々くん良いねぇ～
なんか好みの主人公になってきたよ
今回はほぼ女装ですか!!
挿し絵がないのが悔やまれますね
なんかな～んとなく空々くんの気持ちわかる気がするかも
感動しない、心が動かないって言うのかな？
一人暮らしで一人でいる僕はそういうこと良くあるな
例えば醤油を大々的に零しても
マグカップとか割っても
無表情で淡々と処理出来る自分がいて感情的には『あ～あ』くらいしか思ってなくて
そういう感じは日常的に良くある
空々くん的思考かなこれ？

2016/06/23

悲鳴伝はキリのいいところで終わったけれど、今回はまさに「続く」！！！それなりに分厚いのにぜんぜん小説内で時間が進んでいないに加え、場所の移動も少ない。今回のシリーズ、空々空の特性の説明ゆえに、空々の言動の度に「空々は冷静なので～、空々は動じないんで～、空々は年齢のわりに～」みたいな説明があってしつこいし、それでページ数を食っていると思う・・。一人称じゃないせいもあるし、空々の思考を文章で細かく説明するから、西尾さん特有のクドさが、いつもに増して目立つシ。3行ずつくらい飛ばして読んでも問題無いくらい、繰り返し表現が多い・・。

2013/07/04

悲惨伝発売までに間に合いませんでしたが…
ちょっと読むのにやる気が必要ですよねこの厚さｗ

今回は香川県が舞台。
これから四国を一つ一つ回るつもりなのでしょうか？

相変わらず、その巻で提示した条件やキャラをその巻の内に否定したり殺したり。
忙しいですね。

ゆっくり推理する暇もヒントも与えない所が
西尾維新らしいです。

とはいえ、四国全て回るならあと3巻。
四国で起こっている謎は解明されないのでしょうかね？
今回結構ヒントが出てる気がしますが、
伏せられていることの方が圧倒的に多い気がします。

つーか読み終わってみると、
證のいうファーストトラップは
證自身の能力である可能性が強く、
つまりはルールに対して
”死ぬのはルール違反”と”人に毒をのませるのはルール違反”
の二つしか明かされていないことになりますね。

なんとなくこの辺の情報を集めるとこの現象は脱出ゲームではなく、
バトルロワイヤルゲームが本質のようにも見えますが、
なんかもう一つ裏がありそうですよね…西尾的に。

そもそもまたこの”ゲーム”って感覚がミスリードとかね。
意図的に伏せてる情報が多すぎて解りませんが。

悲惨伝はもうちょっと余裕持って読みたいな…
今月はもういいかなｗ

2013/07/02

悲鳴伝の続編。
人類を滅ぼそうとしている地球に対抗する地球撲滅軍の第九機動室室長に就任した空々空。今回は四国が外部と連絡が取れなくなったため単身で調査に乗り込む。そこで彼は魔法少女たちと出会い何故か戦う事になってしまう。
まどろっこしい描写が多くストーリーが進まない。この作者の特長ではあるが、今回はちょっと長い。何しろ1冊費やして謎は一つも解明されない。前作に比べると主人公の性格も強烈さに欠ける。それでも意外性の多い展開などは面白かった。
まさかシリーズ化するとは思わなかった。