月の恋人 の商品レビュー
なんつーか、設定のありきたり感やご都合主義な展開に絶句。 地味でぱっとしないはずの主人公が一流の男に見初められて…とか、中学生の頃読んだ少女小説みたい。 あと、この人北海道行ったことないのかなぁ? 巨大明太子おにぎりがよく出てくるけど、北海道民あんまり明太子食べないよ。 食べると...
なんつーか、設定のありきたり感やご都合主義な展開に絶句。 地味でぱっとしないはずの主人公が一流の男に見初められて…とか、中学生の頃読んだ少女小説みたい。 あと、この人北海道行ったことないのかなぁ? 巨大明太子おにぎりがよく出てくるけど、北海道民あんまり明太子食べないよ。 食べるとしたら普通にたらこおにぎり。 あと主人公が子供の頃、富良野のおじいちゃんちから札幌の幼稚園まで一週間送り迎えしてもらったって…富良野〜札幌間って車でどれだけ掛かるか知ってる? もう本筋と関係ない部分のエピソードの杜撰さがあまりにも目について、話にのめり込めなかった。
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さまざまな登場人物の視点から多角的に描かれた小説。「恋愛」が謳い文句になっているが、作品の中で恋愛がくどく描かれていることはなく、ちょうど良い塩梅であった。さまざまな社会的背景、環境の中、どのように生きていくかという点が強く描かれているように感じた。ただ、道尾秀介さんのどんでん返...
さまざまな登場人物の視点から多角的に描かれた小説。「恋愛」が謳い文句になっているが、作品の中で恋愛がくどく描かれていることはなく、ちょうど良い塩梅であった。さまざまな社会的背景、環境の中、どのように生きていくかという点が強く描かれているように感じた。ただ、道尾秀介さんのどんでん返しはなく、単調な感じであった。びっくりするような展開は最後まで訪れず無難な作品に仕上がってしまった印象である。なお、本作品がドラマになっていた点は読了後にしった。
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不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨ててひとり旅に出た弥生は、滞在先の上海で葉月蓮介と出会う。蓮介は、高級家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた――。恋は前...
不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨ててひとり旅に出た弥生は、滞在先の上海で葉月蓮介と出会う。蓮介は、高級家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた――。恋は前触れもなく始まった。道尾秀介があなたに贈る、絆と再生のラブ・ストーリー。
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映像にできないような小説を書く道尾秀介が、映像化するために描いた小説。 だからなんだかフツーな感じが全体からしみているんだと思った。 つまらない訳ではないが、フツーのラブストーリー。 道尾ワールドを期待すると裏切られる。
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ドラマありきだからだろうけど、今までの道尾さんとはまったく違った作品。それでも読ませるのはさすが。 が、それ以上でもなく、ちょっともったいない。正直途中までは最後に何かどんでん返しがあると期待していた。 調べてみるとドラマは全然違う内容になっていたようだが、だったら小説はもっと自...
ドラマありきだからだろうけど、今までの道尾さんとはまったく違った作品。それでも読ませるのはさすが。 が、それ以上でもなく、ちょっともったいない。正直途中までは最後に何かどんでん返しがあると期待していた。 調べてみるとドラマは全然違う内容になっていたようだが、だったら小説はもっと自由に書けば良かったのにと思わないでもない。まあ色々事情があったんだろうが。
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著者の作品は初めて読んだ。 内容としてはよくある話だったけど、話の構成が良かったと思う。 後、時々笑いを取りに行くところ良かったと思う。
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とてつもなく駄目男に絵に描いたようにだまされた弥生 やはり、つらいことのあとにある出会いは意味があるのかな 今まで読んだ道尾さんの小説にしては、現実的というか 刹那感がないような気はしながらも、ストーリーの面白さに どんどん惹かれて、読みやすい文章に乗せられて一気に読みました 映像としての線香花火は、想像するに幻想的で美しかった あとがきを読んで知ったのは、この小説は フジテレビの月9の原作として書かれた小説だったのですね 実際は、ドラマとは登場人物も内容もかなり違ったものになったようですが ドラマのストーリーとしてテレビ局から様々な希望、制約があったので いつも「映像化できないこと」を前提に小説を書いていた道尾さんにとって 初体験ながら楽しめたということでした 道尾秀介さんは、わたしにとって、 いつもいつも違う面を見せてくれる作家さんだなぁ
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読み終わってから、あのドラマの原作だと知った。 でもドラマとはだいぶ内容が変わっていたので純粋に楽しめた。 終始ふんわりした感じで特に大きな波乱もない。 キムタクとリンチーリンの姿が容易に想像できてすらすら読めた。 物足りない感もあるけどラブストーリー系はそんなもんなのかなー...
読み終わってから、あのドラマの原作だと知った。 でもドラマとはだいぶ内容が変わっていたので純粋に楽しめた。 終始ふんわりした感じで特に大きな波乱もない。 キムタクとリンチーリンの姿が容易に想像できてすらすら読めた。 物足りない感もあるけどラブストーリー系はそんなもんなのかなーと。
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ドラマとは全くの別物で読みやすかった。 蓮介が主役だったドラマとは違い蓮介、弥生、シュウメイの三人を視点に描かれる物語。その中ではメインはドラマには未登場の弥生。 この弥生の心情が見どころ。笑いもあって心が温まるストーリーだった。 弥生に共感できるところもあった。 道尾秀介といっ...
ドラマとは全くの別物で読みやすかった。 蓮介が主役だったドラマとは違い蓮介、弥生、シュウメイの三人を視点に描かれる物語。その中ではメインはドラマには未登場の弥生。 この弥生の心情が見どころ。笑いもあって心が温まるストーリーだった。 弥生に共感できるところもあった。 道尾秀介といったら最後にどんでん返しのあるミステリー作家のイメージがあったけど、そうでないこの作品もレベルは高い。 ドラマよりこっちの方が好き。
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ドラマとコラボして作られた作品のようです。その為、道尾さんには珍しくミステリーの要素はほとんどなく、ただのラブストーリーでした。 主人公それぞれに魅力はあります。特に謎の美女中国人女性が素敵です。彼女が良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったり、悲しい結果をもたらすことになり...
ドラマとコラボして作られた作品のようです。その為、道尾さんには珍しくミステリーの要素はほとんどなく、ただのラブストーリーでした。 主人公それぞれに魅力はあります。特に謎の美女中国人女性が素敵です。彼女が良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったり、悲しい結果をもたらすことになりますが。 韓国ドラマっぽい感じですがラストは良かったと思います。
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